◇ 開拓碑前~茶堰橋間の通行止め解除
中央道方面・清里方面からの自然郷への近道である村道八ヶ岳線(道路愛称:八ヶ岳まきばライン)の「開拓碑前~茶堰橋」間の道路工事が完了して通れるようになりました。(4月30日付ブログ記事参照)
※当ブログを閲覧された方から「開拓碑前道路の写真」を送信いただきましたが、ブログに掲載した写真が不鮮明でしたので、再度、送信し直してくださいました。掲載写真を差し替えます。↓
※掲載写真を、さらに大き目のサイズにして掲載し直しました。(5月11日)
↓開拓碑前から八ヶ岳を望む。(追加して送信してくださいました。)
↓開拓碑前から茶堰橋方向を撮影したもの。右手奥が自然郷方向。
◇ 山の日
(1)国民の祝日「山の日」:
3月15日付当ブログで既報の、「8月11日を国民の祝日としての“山の日”に制定」する案件についての祝日法改正案が、4月25日の衆議院本会議を可決通過しました。参議院でも可決通過する見込みです。
しかし、施行時期について、一部の業界の反対で「平成28年(2016年) の8月11日から」となりました。
(2)「信州 山の日」:
長野県では、今年から、「7月15日~8月14日」の1ヶ月間を「信州 山の月間」とし、「7月第4日曜日」を「信州 山の日」とすることになりました。
「信州 山の月間」最初の日である7月15日(火)の「県報」登載をもって制定するとのことです。
詳しくは、こちらのアドレス↓をクリックしてご覧ください。
アドレス: http://www.pref.nagano.lg.jp/rinsei/yamanohi.html
◇ 自然郷と地震
昨日(5月5日)午前5時18分、東京都心部で震度5弱を観測した地震がありました。震源は伊豆大島近海と発表されましたが、正確には相模湾沖(相模トラフ)で、マグニチュードは推定6.2~6.0でした。
ちなみに、
大正12年(1923年)9月1日午前11時58分に発生した関東大地震 は、震源が相模湾沖(相模トラフ)、当時の震度階級で「烈震」(現在の震度階級では「震度6弱~震度7」に相当)、マグニチュード7.9でした。
関東大地震の陰に隠れてあまり知られていませんが、
大正13年(1924年)1月15日午前5時50分に発生した丹沢地震 があります。震源は神奈川県丹沢山中、当時の震度階級で「烈震」、マグニチュード7.3です。
関東大地震の時は、東京の「下町地域での被害が甚大」でした。(関東大震災)
丹沢地震の時は、東京の「山の手地域での被害が大」で、この日も東京周辺は大混乱でした。(東京朝日新聞の大正13年1月15日の夕刊や同月16日の朝刊を見ると大混乱の様子がよくわかります。)
今回(5月5日)の地震と関東大地震・丹沢地震には、なんとなく類似点があるのが気になります。
ところで、
昨年12月に制定された「国土強靭化基本法」にもとづき、今年3月28日、
「南海トラフ地震 防災対策推進地域」(震度6弱以上が想定される地域)の「指定市町村」に、自然郷周辺では、南牧村と川上村が指定されました。
「首都直下地震 緊急対策区域」(震度6弱以上が想定される地域)の「指定市区町村」には、自然郷周辺では、川上村・南相木村・北相木村が指定されました。
しかし、自然郷は「八ヶ岳の岩盤の上」に存在しているので、平坦地ほどの揺れは来ません。
地震の被害が大きいのは「平坦地(土砂が堆積して出来た土地、埋め立てた土地)」と「断層の近く」です。
平成7年(1995年)1月17日の阪神・淡路大震災の際に阪神地区で震災に遭った方が、自然郷に別荘を持っていて助かった!と述懐していました。
また、平成23年(2011年)3月11日の東日本大震災・福島原発事故の際には、漏れた放射性物質から逃れてきたオーナーもいました。
災害に安全な自然郷 に別荘を持っていると、避難場所として、あるいは、住宅建設の際の仮住居として、イザ!という時に助かります。
※国土強靭化基本法:
平成25年(2013年)12月に「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靭化基本法」(通称:国土強靭化法)が成立しました。
この法律の目的は、その第1条に「事前防災及び減災その他迅速な復旧復興並びに国際競争力の向上に資する国民生活及び国民経済に甚大な影響を及ぼすおそれがある大規模自然災害等に備えた国土の全域にわたる強靭な国づくり」とあります。
すなわち、先の東日本大地震や、過去の関東大地震・阪神淡路大地震、今後予想される首都直下型地震のような国民生活や国民経済に大打撃を与えるような災害に耐えうる国づくりを為そうというものです。
そして、第11条に「国土強靭化に関しては、国土強靭化基本計画を基本とする」とあります。国土強靭化基本計画は今年5月頃に策定される予定になっています。その策定は「脆弱性評価」によって優先順位が定められ、国土強靭化推進本部(内閣総理大臣が本部長、各国務大臣が構成員)によって為されます。
※環境アセスメント手続きとの関係:
環境影響評価法(アセス法)そのものは改正されていないので、アセスメント手続きは変更になっていません。
自然郷の山野草(3)
自然郷で、雪解け後に咲く山野草の2番手グループの続きです。
↓なお、この時期、外来種のハルジオンも咲き始めます。前回のブログ記事で言及したセイヨウカラシナと同様に在来種を全滅させるので、見つけたら完全に根っこから引っこ抜きましょう。根っこが残っていると再生するので、草刈りでは完全に駆除することができません。
←これはハルジオンです。
※ハルジオン(春紫苑)とヒメジョオン(姫女苑)の違い:
どちらも「シオン(紫苑)」というキク科の植物で、そっくりですが、基本的には別種とされています。しかし、どうも混合種のようなものが一部で散見されているようです。
いずれも在来種を全滅させる(アレロパシー作用がある)外来種なので駆除対象です。
(1)ハルジオン(春紫苑)は、4月~5月頃から咲き始めます。
シオン(紫苑)というのはキク科の植物で本来は秋に咲きますが、これは「春に咲く」ので「春ジオン」といいます。
①:ヒメジョオンと比べて花ビラが細い(糸状)、
②:茎がパイプ状(中空)、
③:根っこの一部が残っていると再び繁殖するので根っこから完全に除去する必要があります。
(2)ヒメジョオン(姫女苑)は、初夏から秋にかけて咲きます。
ハルジオンが枯れた頃に代わりにヒメジョオンが咲き始めます。
「小さい」キク科の花なので「姫女オン」という。
①:ハルジオンと比べると花ビラに幅がある、
②:茎の内部が詰まっている(パイプ状ではない)、
③:タネで増えるので、草刈りを励行することによって絶滅させることができます。
※野辺山の地元の人は、どちらも「貧乏グサ」と呼んでいます。
マイヅルソウ(舞鶴草)
↓5月の連休頃から咲きます。森林化していない明るい木陰を好みます。
ウサギによく食べられます。
ツバメオモト(燕万年青)
↓5月中旬頃から咲きます。これも森林化していない明るい日陰を好んで咲きます。
シカの好物です。
オサバグサ(筬葉草)
↓ツバメオモトと同様、5月中旬頃から、明るい日陰を好んで咲きます。
「筬(オサ)」(←はた織り機や脱穀機にあるクシの歯のように並んでいるモノ)のようなので、「オサ葉草」という。
あまりシカには食べられません。
サンリンソウ(三輪草)
↓5月中旬~下旬頃から咲きます。
森林化していない明るい草むらや木陰に咲きます。
シカにとって毒があるらしい?のでシカは食べません。
※イチリンソウ(一輪草)、ニリンソウ(二輪草)は、自然郷の元々からの自生種ではないので、ここでは触れません。
◇ 自然観察指導員になりませんか?
自然観察指導員は、公益財団法人 日本自然保護協会(略称:NACS-J)が開催する「自然観察指導員講習会」を受講すれば、誰でも なれます。(ご家族・友人ともご一緒にどうぞ。)
但し、この講習会は受講可能地域でしょっちゅう開催されているわけではないので、お近くで開催された時は指導員資格取得の絶好のチャンスです。
今回、山梨と東京でも開催されます。現地集合・現地解散です。マイカーで行く人が多い。
山梨会場
日 時:6月21日(土)~6月22日(日)の1泊2日
場 所:山梨県立愛宕山少年自然の家(甲府市)
参加費:25,000円(1泊3食込み)
定 員:60名
受付期間:5月2日~5月26日
東京会場
日 時:7月26日(土)~7月27日(日)の1泊2日
場 所:かんぽの宿 青梅 (天然温泉です。)
参加費:36,500円(1泊4食込み)
定 員:60名
受付期間:6月9日~6月30日
申込方法
(1)こちらのアドレス↓をクリックして、希望する場所・日にちの講習会を選択クリックし、希望する講習会のページが出たら、「申し込み方法」「1.Webで申し込む」の「お申し込み」をクリックして、申込フォームに必要事項を入力して申し込みます。
アドレス: http://www.nacsj.or.jp/katsudo/shidoin_schedule/
※なお、入力する前に、「参加の動機、活動歴や活動の予定」などについて、「原稿」を用意した方がいいです。(下記の「※希望者が多い場合」を参照のこと)
(2)あるいは、NACS-J教育普及部 講習会担当(TEL:03-3553-4105、平日10時~18時30分)に連絡して申込書を取り寄せることも出来ます。
※希望者が多い場合 (いつも定員の倍以上の応募があります)は、抽選になりますが、非公式に書類選考もあるようです。
そこで書類選考の場合のポイントは、
申込書(申込フォーム)にある「参加の動機、活動歴や活動の予定」の記述内容がポイントになるようです。
①「参加の動機、活動歴や活動の予定」には、
例えば「自然保護に関心を持っていたので、自然環境にすぐれた海の口自然郷に山荘を持った。野生動物や希少植物に大いに興味があるので、日頃から私的に保護活動には努めていた。私的な活動をさらに有意義な活動にしたくて講習会に参加申し込みした。指導員になったらNACS-Jの地域活動に積極的に参加したい。」等々、というような趣旨で、
最大150字程度、積極的な意欲と感動的な内容が良いと思います。
但し、「コピペ」はやめてください。全く同じ文章が複数居るとマズイです。
②「講習会を知ったきっかけ」は、
「海の口自然郷の自然観察指導員に勧められた」という内容が良いかと思います。
ゆめゆめ「オーナー会ブログで見た」などとは書かない方がよいです。インパクトが違うので。
こちらは、同じ文言が複数いてもOK。むしろ、複数いた方がいい。
※もし抽選に外れても、くさらないでください。
何度もチャレンジしてやっと目的を達成した人も多いです。また、講習会の担当(「申込先」が担当者)に泣きつく人もいます。 要は熱意です。
情報によれば、5月3日は、中央道長坂インターから出たところの信号機で大渋滞だったとか。
TVニュース画面によれば、昨日(5月4日)は東京方面上りの中央道・関越道が大渋滞でした。
私は、昨日は高速道路をつかわないで「鉄道」を利用しました。
大正解でした。
この日は、鉄道の普通車は立っている人がおおぜいで混んでいましたが、グリーン車は快適でした。(もっともグリーン車も平常よりは混んでいましたが。)
最近はSuicaやpasmoなどの電子カードの利便性が向上して、グリーン車に乗る手続きも簡単で便利になりました。
但し、グリーン料金は、「車内で買うとかなり割高」です。
必ずグリーン車が停車するところのホームに設置されている自販機か駅の窓口で購入することです。
※この記事は、私事なので、コメント欄に投稿しました。
(上り)6日に帰京するのではなく、1日早い5日午後3時過ぎに、中央道・韮崎インターから出発された方がいました。
ところが、東京23区内に着いたのが真夜中の午前2時!
こんなことは、今まで無かったそうです。
(下り)大渋滞を予測して通常よりも早く、東京を午前3時に出発したところ、同様に考えた人が多かったようで、かえって大渋滞に巻き込まれてしまった!
こんなだったら、普通どおりに出発していればよかった、という声も聞きました。
※仕事などがあって休日でしか出掛けられない面々には、連休中の大渋滞は悩みのタネです。
こういう時は「鉄道」を活用するのが得策では?
最寄駅からの足は「レンタカー」。
3月31日付のブログ記事を参照してください。
(自然郷でもレンタカーの取り扱いがあるとイイなぁ)