2012/11/23
年の瀬が近くなり、巷ではクリスマスイルミネーションが目立つようになってきた。
負けずに我家でも造形盆栽で作ったポインセチアの鉢を展示した。
ポインセチアはメキシコ原産の常緑性低木であるが、葉と同じ形をした苞葉が真っ赤に染まるのが観賞の対象となり、花は杯状花序であり、花びらは存在しない。真っ赤な葉がキリストの血にたとえられるようになり、クリスマス時期に多く飾られるようになり、この時期に葉が赤く色ずくように短日処理されたものが花屋に並ぶ。園芸品種改良で赤の他、白やピンクや斑入りのものもあるが、やっぱり赤が一番だ。挿し木で簡単に増えるようなので、造形だけでなく、生木の盆栽も育ててみたい。
造形盆栽としては、あまり出来は良くなかったが、鉢が良いせいか、クリスマスを感じさせる良い作品になった。