ユーラシアの風~2010年・自転車による単独ユーラシア大陸横断記

2010年・自転車による単独ユーラシア大陸横断記

チーム肖加、中国行

2010年05月28日 | 中国(2)呼市→西寧
10時5分。待ち合わせ場所の大学正門に、少し遅れで着いた。
笑顔で駆け寄り、握手を交わす。
今日から青海湖まで、約3週間の「チーム肖加」再結成だ。
しかし、彼の自転車が見当たらない。宿においてきたとか。
表で待ってろというからすぐなのかと思ったら、全然出てこない。
それもそのはず、今から準備するらしい。待ち合わせた意味ないじゃん!

…まぁ、そういう細かい段取りは気にしないのが俺達流!…ということにして、
11時、いざ銀川に向けて出発!


私が思うに、彼の自転車に対する知識の乏しさは、致命的だ。
ギヤの使い方、走行テクニック、オイルの意味と指す場所等々、全然分かっていない。
これではかなり疲れるはずだが、兵役上がりのバカ力で無理やりカバーしている。

そして、彼の荷物の重さときたら、半端じゃない。
肩に背負っているザックは、バックパッカーのもののように数10キロはあるだろう。
なのにサイドバック4つに加え、キャリアの上には、それ自体が思い金属ケースに
食料満載。
案の定、パッキングが雑なのでいろんなものを良く落とす。
後ろを走っているときは拾ってあげられるけど、そうじゃないときはどうすんだ。
でも、走行中ゴミもよく捨てるからややこしい。




彼は、意外に話しかけてくる中国人に対して素っ気ない。
けど、集めてる郵政局のスタンプがもらえると上機嫌♪
ちなみに、こちらに向かって話しかけてくるときはテンション高め。
「ラー、ラー!○※■∵△◆…」
でも全部中国語。わかんねぇって言ってるのに中国語。
(大事なときは筆談をしています)

とはいえ、二人の速度差がかなりあるので、一緒にいるのは食事と宿くらい。
食事のときは、二人ともがっついているので、ものすごく静か。
店員がちょっかいだしてきてもう相変わらず無愛想。
相手してくれ!

で、よく聞いてると肖も店員も、発音が勉強用のCDと全く違う。
会話が盛り上がらないのは、これが原因なのかもしれない。



○農村地帯を西へ西へとひた走る



○美岱召という古刹で会った高校生。
 「チーズ」は、撮る側だけでなく、撮られる側も発声する。


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