私の実家の本家の菩提寺(ややこしいけど)の晋山式に参列しました。つまり直接には私と関係ないのですが、付き添いで参列したのです。(とはいえ、納骨堂に私の牡丹の絵を奉納しているので、少しは関係あるかな?)
恥ずかしながら晋山式という言葉も意味も知らなければ、もちろん参列したこともありませんでした。説明によれば、「晋」という字には「すすむ」という意味があり、新しいご住職様の就任式のことだそうです。
今までのご住職様はまだお若そうに見えるのですが、ご自身の体調やその他いろいろのご事情で引退されるため、ご子息が修業を積んで準備をしてこられて、いよいよ新住職様となられることになったのです。
このお寺は火災により焼失し長年他のお寺に仮住まいだったため檀家も少なくなっていたのを、前ご住職が現在のように再建されました。なので、本堂も写真のように古めかしくもなく貫禄もない感じですが、晋山式は厳かにとりおこなわれました。
現代的だなと思ったのは、本堂に入りきれない参列者のために、別室にモニターが2台も設置され、写真のように廊下の隅に座っていた私たちにも逐一様子が見られるようになっていたことです。不信心者の私ですが、いっとき善男善女の仲間入りをしました。
※余談ですが、先日夫がマダニに刺されたことをアップしましたが、ここの前ご住職様も何年か前マダニに刺されて、生死をさまよわれたことがあると聞いています。