なかなか興味深かったです。

まず、和歌から拝見します。
源氏物語を全く読んでない人は少しわかりづらいかもしれません。
紫式部の文章を忠実に再現された作品が多く、絵画でも楽しめて、とてもうれしい企画です。
また、かなりの作品が撮影OKになっていました。
美術館入口です。

まず、和歌から拝見します。
鷹野理芳作品
生々流転Ⅱ~響~54帖・贈答歌「桐壺の巻から夢浮橋の巻」まで







儚い恋「夕顔の巻」より

姫君の筆跡~六条御息所
「葵の巻」より

橘の小島「浮舟の巻」より

垣間見 若紫「若紫の巻」より

高木厚人作品
源氏屏風

玉田恭子作品
撮影禁止になっている、素晴らしい作品が多数展示されています。
こちらは撮影OKです。
貝合わせ「源氏香歌」
華やかです。


青木寿恵作品 綸子


季それぞれの

調べの園

石踊達哉作品


青木寿恵作品 綸子


季それぞれの

調べの園

石踊達哉作品
「花宴」の帖より 朧月夜
酒宴の後、ほろ酔いの源氏が初めて朧月夜に遇う妖艶な帖です。

薄雲
藤壺が逝去する帖ですから、真ん中には、痛手象徴するような直線が入って、色調も素晴らしい。

「玉鬘」の帖より 衣装配り

「玉鬘」の帖より 衣装配り
登場人物の人柄を正月の晴着で表し、紫の上が、それぞれの雰囲気や人柄を感じる初音につづく華やかな帖です。
左の白に鮮やかな赤の装束は明石の君。
とても魅力的な明石の君にはこの衣装が映え、正月初日に明石の君の所に泊まり、紫の上に、言い訳たらたらする源氏です。
下の地味な装束は出家して尼になった空蝉でしょう。
あとの2つは、想像だと、上は若い可愛らしさを感じるので、明石の姫君だと思います。
右は、山吹色が見えるので、玉鬘かなと感じます。



