とても人気のある、美術解説本で、絵画を観賞する時の視点を重点的に説明しています。
ロンドンナショナルギャラリー所蔵のヤン・ファン・エイクの
「ぶらぶら美術館・博物館」で以前、山田五郎さんが「絵が下手なのに巨匠と言われるセザンヌ」とか言われたし、どうも苦手のセザンヌでしたが、見方が未熟だったため、良さが感じられずにいましたが、本を読んでなるほど巨匠と思いました。↓本を読んでコートールド美術館展に行けば良かったのに。
セザンヌ「カード遊び」
去年のミュシャ展は、とてもすばらしかったです。
「ダンス」
ミュシャの絵は解説だと解剖的に正しく幾何学的な統一さと正確なデッサンが備わっていると難しいのですが、私は、観るととても心地よく落ち着きます。
私が大好きなラファエル前派のジョン・エヴァレット・ミレイの
私が大好きなラファエル前派のジョン・エヴァレット・ミレイの
「マリアナ」
細かい描写で色彩が華やかです。
本では、色使いについても丁寧に解説しています。
ロンドンナショナルギャラリー所蔵のヤン・ファン・エイクの
「アルノルフィーニ夫妻像」
小さい絵で、大塚国際美術館では継ぎ目無しの1枚画だし、至近距離で詳しく観賞できる絵です。
横道にそれますが、私が以前からずっと感じていた、「アルノルフィーニ氏が、ロシアのプーサン大統領に似ているな?と思ったとしたら、それは世界共通の認識です。」と書かれていて、世界的に認識が一致しているみたいです。
やっぱり!