
2020オリンピック招致イベント「政策セミナー&屋台村」が3月16日自民党本部で開催されたので行ってきました。前回の東京オリンピックは国立競技場での開会式に家族で行ったので子ども心によく覚えています。ブルーインパレスの描いた五輪旗、元気よく飛び立って行った鳩、そして行進に疲れたのか列の最後尾のどこの国の選手かわからないが座り込んでいた事をよく覚えている。近所の芝増上寺前の国道を聖歌ランナーが走ると言うので一人では行ってはいけないと言われたのにもかかわらず一人で見に行った。もう50年も昔のことだ。
考えてみればその6年後には大阪万博が行われ、動く歩道には故障中で乗れなかったが月の石を見て感動したことも覚えている。その頃にはソビエト連邦と言う巨大国もあった。あの元気な頃の日本で子供時代を過ごせた事は幸福だったのかも知れない。
前回までの招致運動は一部の政財界の人達だけが熱心で一般にはほとんど関心がもたれていなかったのではないだろうか。何かやっているなと言う印象しか受けなかった。しかし今回は大分国民の中にも開催を期待する声が増えてきたのだろうか。ロンドンオリンピックでの日本選手団の活躍もあるだろうが、大分日本社会が元気を取り戻しつつあると言う事かも知れない。悪夢の民主党政権が崩壊し、自民党政権の復活も要因の一つではないだろうか。
今回はライバル都市もイスタンブール、マドリッドと弱点を持つ都市であり、千載一遇のチャンスではないだろうか。これを逃すとまた半世紀近くチャンスは来ないかも知れない。
まだ一度オリンピックをまじかに経験出来た自分達の年齢までは良いが、それ以下では一度も経験せずに終わってしまう。同じ年齢でもほとんど記憶にない人も多いのではないだろうか。運よく開会式を国立競技場で味わえたからよく覚えているのかも知れない。
ぜひ2020年には東京で開催して欲しいものだ。