ほたに けいいちろう のブログ

浦安が好きな一市民のブログです。

本を読まない大学生、初めて4割超す…生協調査

2014年02月28日 | 日記

大学生の4割が全く本を読まないことが全国大学生活協同組合連合会(東京)の生活実態調査でわかった。
 調査は大学生協連が昨年10~11月、全国30の国公私立大学で実施し、大学生8930人の回答があった。
 1日の読書時間(電子書籍も含む)を尋ねたところ、平均26・9分。全く本を読まない「0分」と回答したのは40・5%だった。同様の調査を行っている2004年以降で読書時間は最も短く、「読書ゼロ」は初めて4割を超えた。
 また、毎月の書籍費は1790円で、04年と比べると680円減少している。
 大学生協連では「スマートフォンの普及で情報が気軽に得られるようになり、娯楽や教養としての読書の優先順位が下がっている。書籍費は節約の対象にもなっている」と話している。(読売新聞 2月26日(水)19時11分配信)

大学生ばかりでなく、大人も本を読まなくなったのではないだろうか。まあ大学と言ってもピンからキリまで。掛け算の九九が出来ないような一応大学生もいるそうだからこの数字には驚きはしない。それに社会人だって電車の中でスマホでゲームに熱中している姿ばかりと思うと大学生が本を読まないと言うのも無理はない様な気もする。

元々本を読む人は読むが読まない人は読まないのではないだろうか。独断と偏見で言えば本を読まない人の考えは一般に思慮が浅い。見方も単眼であり、マスコミに簡単に洗脳されやすい。もっとも本を読んでいても単眼的な思考な人は多いので民族性なのかも知れない。一人の作家ばかり読んでいると単眼的思考に陥りやすとは思う。一人の作家の思考を学ぶ事が重要ではない。

昔は漫画なんか見ないで本を読みなさいと言われたものだが、多くの場合逆効果になって本嫌いの子供を増やしていた気がする。漫画でも「まんが日本の歴史」(だったと思う)などは歴史に興味を持つきっかけとなった漫画である。横山光輝氏の「漫画三国志」は全60巻もの大作であって登場人物が多くイメージがわかない「三国志」のイメージづくりには役立ち、そのあとで「三国志」を読むとイメージがしやすく途中で挫折する事が少なくなるのではないだろうか。

一つのテーマで色々な作家の本を読むのも面白い。人によって同じ対象に対する姿勢が異なり、視点が違うので複眼的思考能力の育成に役立つのではないだろうか。

出版業にとっては本を買ってもらわないと困るだろうが、学生でお金が無ければ買えない。でも図書館に行けば色々な本は揃えられている。図書館こそ夜遅くまで開いていて欲しいものだ。出来れば読書スペースも確保して欲しい。

読書にいかに興味を持たせるか。親が本を読まなければ子供も読まない。親がゲームばかりで子供が読書好きにはまずならないだろう。子供の頃読書しなければ大学生になっても本は読まない。しかし読書しない生活は味気ないものとなる事を知って欲しいものだ。

 

 


利用者以外とも通話可「LINE電話」3月から

2014年02月27日 | 日記

スマートフォン向け無料通話アプリを展開するLINE(ライン)は26日、LINE利用者以外の携帯電話や固定電話と通話できる新サービス「LINE電話」を、日本、米国、スペインなど6か国で3月から始めると発表した。
 これまでは、LINEの利用者同士でしか通話できなかった。
 通話料は前払い方式で、携帯電話にかける場合は最低で1分6・5円と、一般的なスマホの通話料(1分42円)の15%程度で済み、楽天の「楽天でんわ」(1分21円)等の他のスマホ向け通話サービスより安い。近くにある飲食店などの電話番号の検索もできる。(読売新聞 2月26日(水)19時16分配信)

Lineの魅力の一つとしてLineユーザー同士の無料通話が言われるが、今度はユーザー以外にも低料金で通話できるサービスを提供すると言う。先日も楽天電話が30秒10.5円と言う低料金のサービスを始めたがLineはさらに低価格だ。しかしこの両者を簡単に価格だけで比較する事は出来ない。楽天電話は電話回線自体は利用するので音質は安定している。一方Lineはパケット通信を利用するので電波状況で音質は大きく左右される。そう考えると楽天電話にはさほど影響がないのではないだろうか。

むしろ打撃を受けるのはNTTコムの050PLUSである。これもLine電話と同様にIP電話と言うものである。IP電話である以上電波の状況で音質はざ随分影響される。さらにLine電話は基本料金は不要ではあるが、050PLUSは315円かかる。通話料は固定電話には3分8.4円で携帯電話には1分16.8円である。基本料金不要で通話料も安いLine電話に勝ち目があるのだろうか。

もっともまだサービスが開始されていないので音質がどうなのかはわからない。なぜかLine電話はドコモの携帯電話には番号が表示されないらしい。非課税と言う事で外国の電話会社を利用しているらしい。その点は楽天電話と同じだと言う事だろう。NTTコムはさすがにNTT系だけに外国の電話会社の回線を使うわけにはいかないだろうからどうしてもコスト高になってしまう。

MNPの新規顧客獲得の為のキャッシュバック競争の激化の一方でで既存ユーザーに対するサービスは蔑ろにされている。そりゃ数万円のキャシュバックをしていれば資金は既存には回せないと言うものだ。データ通信ではMVNOの参入で競争が激化している。通話でも競争が起こり通話料金が下がる事を期待したい。

もちろんお任せが好きな面倒がり屋は養分様としてキャリアに貢ぐのは自由だ。


移民受け入れなら1億人維持=年間20万人で―内閣府人口推計

2014年02月26日 | 日記

内閣府は24日、日本の将来の人口推計について、出生率の回復と移民受け入れを仮定した場合、1億人以上を維持できるとの試算を発表した。2012年10月1日現在の人口は1億2752万人。
 内閣府は「出生率回復ケース」と「出生率現状ケース」に分けて試算。回復ケースでは、15年から移民を毎年20万人受け入れるとともに、30年に合計特殊出生率(女性が生涯に生む子供の数の推計)が2.07まで上昇すると仮定した。それによると、60年に1億989万人、110年でも1億1404万人になる。
 出生率が現状ケースで、移民を受け入れない場合、60年に8674万人、110年に4286万人まで減少すると推計された。(時事通信 2月24日(月)19時45分配信)

数合わせの人口維持の為に毎年20万人15年受け入れさらに都合よく合計特殊出生率が2.07まで上昇するなんて都合の良い予測でようやく1億人維持と言うのか。合計特殊出生率が現状維持で移民を受け入れない場合の人口数が出ていないので比較は出来ないのだが、人口維持出来たとして移民の割合はどうなるのだろうか。むしろ日本人の合計特殊出生率は変化しないと考えるべきではないか。そうなると上昇はほとんど移民に依存する事になってしまう。そこまでして人口が1億人に執着する必要があるのだろうか。

人口が60年に8674万人、110年に4286万人まで減少すると言う事が重要ではないだろうか。1億2752万人から約三分の一まで減少する可能性があると言う事だ。現在の限界集落はほとんど消滅する。社会インフラは当然過剰となり維持出来ない。社会インフラは短期的に対応出来るものではないから今から集約化を進める必要がある。

公的施設も当分は税金の投入で維持出来るかもしれない。しかし長期的には不可能だ。少子化対策で人口維持出来れば削減しなくて済むと考えても絵に描いた餅に過ぎない。投入された税金の多くは効果がなく単に人口減少の社会に重い負担となって残るだけだ。

人口減を前提とした政策ではなく少子化の打開策を考えるべきだと言うがそれならば打開策を教えていただきたい。考えろと言う事は誰でも出来る。それではバカ殿が「よきに計らえ」と言うのと同じである。「俺たちはこうだった」と言っても「そうですか」と言うだけのこと。「なんで同じでなきゃいけないんですか」。「あなたはあなた、私は私。」団塊世代のように同じような目標を目指しているわけではない。団塊世代が自分達の経験をもとに施策を実施しても砂漠に散水しているようなものだ。

人口増加時代に建築された公共施設も老朽化で建て替えの時期になっているものも多い。しかしそのまま建て替えても利用度は以前とは比べ物にならないほど低くなる。集約化は避けられない。当然遠距離になるがそれは輸送手段を別途考えるべきだろう。バスなどの輸送手段は状況に応じて柔軟に対応出来る。利用度が下がれば削減や廃止すれば良いだけの事である。

人口減に備えて箱物の集約化はどんどん進めなければならない。低コスト体質社会と公共施設の集約化は待ったなしであると考えるべきだろう。

 


新興国で「2500円スマホ」

2014年02月25日 | 日記

米国の非営利組織、モジラ財団は23日、自らの基本ソフト(OS)「ファイヤーフォックス」を搭載した25ドル(約2500円)の激安スマートフォン(スマホ)が登場するとの見通しを明らかにした。低価格部品を使っても動作を確保できる中国メーカー製の半導体と組み合わせる。価格水準は現在の標準的な低価格機種の約4分の1で、スマホの値下がりに拍車がかかりそうだ。

 激安スマホ向けの半導体は中国の半導体メーカー、展訊通信(スプレッドトラム)が開発した。モジラ財団が世界最大の携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」が24日に開幕するのに合わせて記者会見を開き、明らかにした。半導体は安い部品を使ってもファイヤーフォックス上である程度のデータ処理ができるよう、半導体をOSに最適な形で設計。機能を絞り込んで低価格化を実現する一方で、動作を確保することに成功したという。これに合わせ、楽天やリクルートホールディングスは、ファイヤーフォックスOS向けのアプリ(応用ソフト)を開発する方針を表明した。

 ファイヤーフォックス搭載スマホは新興国を中心に販売する国が増えており、2014年中に前年比8割増の27カ国となる見通し。通信会社が顧客獲得の武器として激安スマホの販売に乗り出せば、OSの普及拡大にもつながりそうだ.(2014/2/24付ニュースソース日本経済新聞 夕刊)
 
おそらくスマホを使っている人より持っている人が多い日本では見向きもされないので売れないだろう。日本ではガラケーと言われる携帯電話でも単機能の安い端末は人気が無く、機能が多くて使い方がわからんと言われる機種しか売れていなかったそうだ。
 
自分の周囲でもなぜiPhoneが欲しいかと言うと何がやりたいでなく、みんなが持っているから格好良いと言う事を言う人がいた。スマホにしないと時代に取り残されると言う人もいる。それでスマホにして何をしているかと言えば電話をしてガラケーの時見ていた〇〇〇なサイトをスマホで同じように見ている。そして料金は以前より高くなっている。
 
低価格スマホと言っても電話をしてメールや検索は出来るレベルではある。おそらくゲームなどには不適だろう。
 
個人的には数年前のスマホを使っているがバッテリーの問題はあるが機能的には十二分である。自分で使う目的が明確だから最新機種には関心が無い。自分で何をやるのか明確でない人は多機能・高機能であれば安心なので高い最新機種を買って安心して持ち歩く。売る方も高い端末の方が儲かるのでこれなら持っていても恥ずかしくないですよとか何をするかではなく人に見せられるかどうかで勧める。
 
ネギを背負ったカモの日本人は人に見せる為にスマホを持ち歩く。

倒れる被害者、上がる悲鳴=休日の繁華街騒然―名古屋暴走車

2014年02月24日 | 日記

買い物客らでにぎわう休日の繁華街は23日午後、悲鳴に包まれた。暴走車が突っ込んだ名古屋市のJR名古屋駅前。歩道には暴走車にひかれた歩行者が倒れ、応急手当てを施す救急隊員が慌ただしく動き回る。通行人は「こんな所で」と言葉を失った。
 現場にはパトカーや救急車など約20台が集まり、騒然とした雰囲気に。けが人は搬送を待つ間、歩道に置かれた担架やストレッチャーに載せられ、救急隊員の手当てを受けた。横たわる若い女性を知人が心配そうにのぞき込む姿も見られた。
 街路樹にぶつかった車は、バンパーが大破。歩道にはタイヤの痕がくっきりと残っていた。周辺は県警がすぐに立ち入りを規制し、人だかりができた。
 目撃者によると、暴走車は減速せずに歩道に乗り上げ、歩行者を次々とはねた。運転していた男は鼻から血を流したまま運転席に座り、警察官が到着すると、おとなしく外に出たという。(時事通信 2月23日(日)21時3分配信)

歩道に車が突っ込んでくるなんてほとんどの人は想像していなかっただろう。しかも運転手は誰でもいいからひき殺そうとして突っ込んだと言う。不幸中の幸いに死者が出なかったのは救われたと言うべきだろう。誰でも良いからひき殺そうと言うのだから恐ろしい。秋葉原の様に無差別殺大量殺人も以前ほど驚かなくなった。

日本は安全だと言う神話が長い間信仰されてきた事もあり自分で自分の身を守る為に警戒すると言う事が下手だと言えるのではないだろうか。

警戒心の強そうな人でも結構簡単にいわゆる振り込め詐欺などに引っかかってしまう。今まで警戒すると言う事になれていないせいか、警戒がピンボケになっている人も結構いるのではないだろうか。玄関は蟻一匹通れないほど警戒が厳重でも裏に回ると勝手口は開けっ放しで誰でも簡単に入れると言う人もいる。わけがわからず怖がっている人にはよくあるケースだ。

どうでも良い時まで警戒していて肝心な時には疲れて警戒心が薄れてしまっている。ピンボケの警戒心では役に立たない事を意識すべきだろう。

歩道を歩いていても事故で車が突っ込んでくる事もある。以前ローマで衝突事故を目撃したことがあったが一緒にいた知人はポカンと見ていただけだった。こちらは結構スピードを出してぶつかったので車がこちらに飛び込んでこないか注意してなまじ目撃者として事情を聞かれる事になっては折角の観光の時間が失われると思いさっさとその場を知人を引っ張って去ったものだった。

これからは周囲に目を配る事が必要となったのだろう。どこに危険な人物がいるかわからない。安全神話は過去の伝説となったと言うべきなんだろう。