ほたに けいいちろう のブログ

浦安が好きな一市民のブログです。

「NHK受信料をテレビ持たない人からも徴収」報道に高市総務相「何も決まっていない」

2015年02月28日 | 日記
総務省がNHKの受信料制度を見直し、テレビのない世帯からも徴収する検討を始めると伝えた一部報道について、高市早苗総務相は2月24日の閣議後記者会見で「何も決まっていない」と述べた。
 20日付けの日本経済新聞朝刊が、総務省はNHKのネットサービス拡大を踏まえ、PCなどネット端末を持つ世帯に納付義務を課す案や、テレビの有無に関わらず全世帯から徴収する案を総務省が検討しており、年内をめどに有識者会議を立ち上げると伝えた。
 高市総務相は、報道について質問を受け、「週末の朝刊を見てびっくりした」とコメント。「有識者会議を立ち上げることも含めて、何も決まっておらず、指摘のような事実はない」と述べた。
 その上で、「受信料の徴収率は74.5%で、まじめに受信料を負担している人と負担していない人の公平性に問題がある」と指摘。受信料制度を見直すなら「みんなから公平に徴収ができ、受信料も結果的に下がるような方法がないか」という問題意識を持っていると話した。(ITmedia ニュース 2月25日(水)20時53分配信)
 
NHKと言うとまず思いつくのが組織は維持・拡大が第一目的となると言う事である。教育番組などNHKの存在自体を否定するわけではないが現在の組織規模が必要かどうかは疑問に感じる。地上波と衛星放送と別の番組が必要なのだろうか。広告収入が必要な民放とは異なる。
広告収入で経営される民放の場合地域性の薄い衛星放送ではスポンサーの確保が難しいと言うのは理解出来る。衛星放送を見ていても広告を出す企業・団体は全国規模の組織である。特定地域でのみ活動するような企業・組織では費用対効果が良いとは言えないだろう。関係ない地域に広告を出しても意味が無いと感じるのではないだろうか。
しかしNHKは受信料収入で運営される。地域性を考える必要はない。民放の場合少子高齢化で人口減少が激しくなる現状では地域の地方局は収入が減少して淘汰されていくだろうが、受信料で収入が確保されているNHKは組織のスリム化は重要課題とはなりえない。受信料支払い義務の対象を拡大すれば収入を確保出来る。組織のスリム化の動機付けが低いと言わざるを得ないのではないだろうか。
組織は一旦設立されると組織の維持が最優先課題となる。少子高齢化社会で人口減少が予想される状況なのだから長期計画で受信料収入の減少を前提に組織のスリム化を図らせる事が必要ではないか。さもないと組織維持の為に受信料徴収対象を拡大させて収入確保に走る。結局国民一人あたりの負担は増える一方となる。

<言葉のセクハラ>処分は妥当…管理職の敗訴確定 最高裁

2015年02月27日 | 日記

女性派遣従業員にセクハラをしたとして出勤停止の懲戒処分を受けた大阪市の水族館「海遊館」運営会社で働く40代の管理職の男性2人が、処分の無効確認などを求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷=金築(かねつき)誠志裁判長=は26日、処分を無効とした2審・大阪高裁判決を破棄し、男性側の控訴を棄却した。処分を妥当とした1審判決が確定した。
 1、2審とも「言葉のセクハラ」を認定しており、処分が妥当かが争点だった。1審は「上司が繰り返しセクハラをしており悪質」と請求を棄却。2審は懲戒処分の対象と認めつつ「2人はセクハラの処分に関する勤務先の方針を知る機会がなく、事前の警告もなかったことから処分は不当」と判断した。
 これに対し小法廷は「2人はセクハラ防止研修も受け、管理職として勤務先の方針を認識すべき立場にいた。セクハラは1年以上他人のいない状況で継続しており、事前警告の機会があったとも言えない」などと述べた。
 1、2審判決によると、2人は女性に「30歳は22、23歳から見たらおばさんやで」「俺の性欲は年々増す」などと発言。就業規則違反で30日間と10日間の出勤停止処分を受けた。(毎日新聞 2月26日(木)20時51分配信)

本人はセクハラと言う意識は無いだろう。悪意を意識しての発言なら直しようがあるが、悪意が無いだけに始末が悪い。本人たちはチョイ悪親父を気取って格好いいと思っていたんじゃないだろうか。まあ男ってい言うものは単純で馬鹿な面を持っている。これが60代以上だと結構厄介だ。結構70代以上だといくら説明しても理解出来なくなっている人も多いのではないだろうか。独断と偏見で言えばさらに大阪だ。冗談がわからないのかと言う意識もあるのではないだろうか。

セクハラと言うのは難しい。同じ事を言ったりしてもセクハラ扱いされる人とされない人がいる。何がセクハラになるかと言う明確な基準があるわけではない。しかも流動的だ。以前ツアーで一緒になった女性は女は20歳過ぎたらいつまでも20歳だと言うから女は20歳を過ぎたらオバンだと言い返した事があるがそれも状況によってはセクハラになるのかも知れない。明日は我が身、気をつけないといけない。他人のふり見てわが身を直すを改めて心がけないといけないと感じさせられた。

実際処分されると言うのはよほどのことではなかったのではないだろうか。相手がどう思っているか気が付かなかったのだろうか。昔なら鈍感な人と言う事で許されたのかも知れないが、現在は許されない時代。時代の変化は受け入れるしかない。

 

 


川崎中1殺害受け市教委、長期欠席の現状把握指示

2015年02月26日 | 日記

川崎市川崎区の多摩川河川敷で同区の中学1年、上村遼太さん(13)が遺体で見つかった殺人、遺体遺棄事件で、上村さんが今年1月上旬から不登校となっていたことから、川崎市教委は、長期欠席の児童生徒について現状を把握するよう全市立学校に指示した。
 3月2日には合同校長会議を開催し、事件の概要や指示内容について周知を図る。
 川崎市教委によると、上村さんは1月8日から学校を欠席。担任の女性教諭がほぼ毎日、母親や自宅に電話していたが、つながらないことも多かったという。自宅を5回訪問したが、上村さんとは一度も会えていなかった。
 一方、上村さんの遺体が発見された河川敷には24日も、事件を聞いて手を合わせに来たという人々や上村さんの友人らが訪れ、多くの花束や飲み物、「君を忘れないよ」と書いた立て札などを供えていた。
 上村さんの友人の母親は涙が止まらない様子で、線香を供えると静かに手を合わせ、「本当にショックで」と声を震わせていた。(産経新聞 2月25日(水)7時55分配信)

今更と言う感がある。本来は家庭の問題ではあるが、そもそも長期欠席を許していると言う事はその家庭自体家庭としての機能不全に陥っていると言う事ではないだろうか。その家庭に対してこうあるべきだと言っても状況は改善されない。子供が救われる事は無い。人間関係が密接な社会なら隣近所の人が手を差し伸べるかも知れないが、都会では期待出来ない。元々人間関係の密接な島で生活していて都会に転居した事で家族自身も都会に馴染めず茫然自失だったのではないだろうか。

学校も長期欠席していると言う事は何らかの異常事態が発生している事は予期出来るのではないだろうか。旧来の社会における救済が期待出来ないと言う現代都市社会の現実を踏まえて対応すべきではないだろうか。ただ実際学校だけでは対応しきれる問題ではない。行政が対応すべき。行政だけでなく警察も積極的に介入すべきではないだろうか。背後には違法行為を平然と繰り返す集団が存在する事が多い。そうなると行政でも対応出来ない。警察が介入しないと改善は難しいのではないだろうか。

むしろ情報を警察に提供して警察が家庭訪問などする方が効果的かも知れない。各種学校行事に警察も参加して児童・生徒と触れ合う機会を増やすべきではないだろうか。顔なじみになれば児童・生徒も相談もし易し警察も異常を把握する機会が増える。悪い芽を小さいうちにつぶせるのではないだろうか。

 


京葉、りんかい線直通「検討」 JR東社長

2015年02月25日 | 日記

県や千葉市などが求めているJR京葉線と東京臨海高速鉄道りんかい線の相互乗り入れ・直通運転を巡り、森田知事は23日、県議会の答弁で、JR東日本の冨田哲郎社長と会談した際、「実現可能性について、社内で様々な観点から検討している」と伝えられたことを明らかにした。知事は直通運転が実現した場合、京葉線の輸送力向上に向け複々線化に協力する用意があることも表明した。

 
従来から京葉線からりんかい線への直通運転を求める声があり、有楽町線への直通運転と異なり線路がつながっていて実現可能だと言うのになかなか実現してこなかった。以前浦安市長選挙で有楽町線への直通運転の実現を訴えた候補がいたが、それを聞いた時にはこの人は新木場で有楽町線へ乗り換えた事があるのだろうかとあきれた。有楽町線とは線路もつながっておらず実現には新木場駅周辺を大改造する必要があり、実現不能と言って良いだろう。
しかしりんかい線とは線路もつながっており実現可能であるにもかかわらず直通運転は行われていないがその大きな障害となっているのが運賃計算の問題である。
現在新浦安から新宿まではJR京葉線を利用して東京駅経由だと464円である。
新浦安(京葉線)→東京(中央線)→新宿:464円
新浦安(京葉線)→新木場(りんかい線)→新宿:720円
それ以外にも
新浦安(京葉線)→新木場(有楽町線)→市ヶ谷(都営新宿線)→新宿:464円
新浦安(京葉線)→新木場(有楽町線)→永田町(南北線)→四谷(丸ノ内線)→新宿:402円
新浦安(京葉線)→八丁堀(日比谷線)→銀座(銀座線)→赤坂見附(丸ノ内線)→新宿:411円
参考
浦安(東西線)→日本橋(銀座線)→赤坂見附(丸ノ内線)→新宿:278円
一つ手前の新宿三丁目で下車(駅間800m)だと237円となる。
 
乗り換えの手間は東京駅乗り換えが歩く距離が長く大変なのに新木場から有楽町線経由市ヶ谷乗り換えのルートの方が楽であると思う。ちなみにメトロと都営と異なる三社を利用する事になるがメトロと都営の乗継には割引が適用されるのでJRで行くのと料金は同じである。
 
現在は新木場で改札口を経由しなければりんかい線経由で新宿まで行った場合は経路が明確となり問題が無いが、直通運転となった場合には新宿駅では改札口が無いので京葉線を利用したのかりんかい線を経由したのか判別出来なくなる。その場合どちらを経由したとみなすのか。りんかい線経由と見なされたら今より1.5倍以上の値上げとなる。256円くらいどっちでも良いと言う人は良いが、料金を気にして利用している身からすれば不満である。
 
最低限京葉線東京駅ホームから他の線への乗り換え通路の途中に改札機を設置して経路を認識させる必要がある。それでもまずいないとは思うが新浦安から西船橋経由で新宿に行くと認識されない。切符を購入すれば中央線経由となるがそれでも470円となり切符を購入する手間がかかりさらに6円高くなる。
運賃計算問題の解決なくしては便利になりますだけでは賛成できない。むしろ反対であり、阻止する必要があると考えている。
 
昨夏JR東がりんかい線の買収を検討していると言うニューズがあったが、それが実現すればJR運賃となり値上がりでなくなる可能性が高いので関心を持ったものだった。ただJR東がりんかい線の負債の負担をどう考えるか。結局他の利用者が負担する事になるので賛同を得られるか。羽田乗り入れでの旅客増をJRがどれだけ見込むかにもよるだろう。
 
運賃計算問題の解決なくしては直通は実現しない事は確かだろう。

背広組優位の規定廃止=防衛省設置法改正へ

2015年02月24日 | 日記

防衛省が内部の意思決定に際し、内局官僚(背広組)が自衛官(制服組)より優位だと解釈される根拠となってきた同省設置法12条を改正する方針を固めたことが23日明らかになった。同法改正により、背広組と制服組を同等と位置付ける。自衛官の地位向上を背景に制服組が発言力を強めた結果と言え、文民統制(シビリアンコントロール)の観点から論議を呼びそうだ。
 現行の設置法12条は、防衛相が制服組トップの統合幕僚長や陸海空の各幕僚長に対して指示したり、陸海空自衛隊や統合幕僚監部を監督したりする際、背広組の官房長と局長が「防衛大臣を補佐する」と明記。改正案は官房長と局長を各幕僚長と同等の位置付けとし、それぞれが横並びで防衛相を補佐するとの趣旨に改め、早ければ月内にも国会に提出する。
 「背広組優位」の規定は、「戦前に軍部が暴走した歴史の教訓」(防衛省幹部)を踏まえ、1954年の防衛庁と自衛隊の発足当時から設けられてきた。陸上自衛隊幹部によると、内局と自衛隊の意見が食い違った場合、「最終的に内局の意向を尊重せざるを得ない雰囲気がある」とされる。
 しかし、国連平和維持活動(PKO)への参加を契機に自衛隊の活動が大幅に拡大したことに加え、度重なる災害派遣活動などで自衛隊への信頼感が向上したことから、現場から遠い背広組の「優位」に、制服組や自衛隊出身の国会議員が不満を強めていた。2009年には、背広組が防衛相への補佐などを通じて重要事項の決定を主導してきた防衛参事官制度が廃止されている。(時事通信 2月23日(月)19時41分配信)

人知れず静かに軍国主義復活が進んでいると言って良いのではないだろうか。制服組は戦う為の訓練を常に行っている。その成果は戦いが無いと具現化する事は無い。当然戦争に対して抵抗感が低い。戦争に対して躊躇するようでは困る組織だ。しかし戦争に対してハードルが低い。戦争に対するハードルが低いと言う事は戦争の危険性が高まると言う事につながる。

強硬策は頼もしく見える。客観的に状況を把握出来れば良いが、一般国民には状況が見えていない。強硬策を訴えた方が熱狂的な支持を受けやすい。熱狂的支持を受けた流れの勢いは止められなくなる。戦争は勢いで始められるが終わらせるのは難しい。勢いで始めた戦争は国民に悲劇をもたらす。

背広組優位は目立たないが戦争へのハードルを高いものにしてきたと言う事があるのではないだろうか。それが背広組と制服組が同等となるとハードルは低いものとなる。さらに法的に同等となると次第に制服組の方が力を持つようになる可能性は高い。

新自由主義による富の集中は世界にテロの時代を招く。テロへの戦いと言う名のもとに戦争に突入していくが圧倒的な軍事力を持ってもテロと言うものは抑えられない。しかも戦争と言うものは富を持つものにさらに富をもたらす。人間の欲望にはキリが無いものだ。しかしキリの無い欲望の行先は。

戦う事の無い人々には戦いの免疫が無い。一度戦いに突入すると免疫が無い人々には歯止めが無い。行先は栄華を極めるか破滅しかない。が破滅に追い込まれる事だろう。