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星田オステオパシー

巨神兵を倒せ!

 その昔、ゲームブックというジャンルがありましてね・・今でもひょっとするとあるかも知れませんが。

 ドラクエでRPGに目覚めたけどプレイするゲーム自体が無い!もっと冒険をよこすんだよぉ!というちびっこ(と言っても僕は中学生になってましたが)の期待にマッチして一瞬花開いた文化でしたね(もともとはスティーブ・ジャクソンって言うD&Dを作った人が関わった「火吹き山の魔法使い」ってのがあってTRPGを簡単に(ボッチでも)楽しめるようにデザインされていたらしい?学校に持ってきてる友達がいて表紙の硬派ぶりにワクワクした思い出)。

 で、当時僕は月間アニメージュという雑誌を買っていたのですが、あのゲームブームに乗っかって付録として風の谷のナウシカを題材にしたゲームブックが付いてきたんですよ!

 下村家恵子さんと言えばグループSNEでのゲームなんかでも関わってますよね・・後年、コンプティークを買うようになってSNE関係の記事で名前を見た時には「ナウシカゲームブックの人やん!」と興奮しました。

 付録ですからページ数は少ないんですけどイメージが膨らむようにところどころで挿絵があります

 こういう感じ。スキャンしたのが随分前だってのもあって汚いが・・趣あるでしょ?そして「品物を用意したまえ」って口調にニヤリ。なんかゲームブックってこういうノリなんですよね(^o^)

 これがステータスを記録しておくページ。展開とサイコロ運によって変化する。

 でまあ、こういう感じで内容は通し番号で管理されてるんだけど指定された番号に飛んで話が展開するのでちゃんと先の展開が分からないようになっている(いや、分かるけどね)。よく出来たシステムですよね・・コンピューターが発明されなければ。

 で・・なんでこんなものを持ち出したかと言うと。これ、画像も値として管理できるRacketなら、このパラグラフ(?)ごとにカット、通し番号を管理用IDに持つ構造体にして、後はサイコロ関数とステータス構造体を作ればゲームブックをコンピューターで遊ぶというゲームが作れそうだなぁ・・と思ったからなんですよね。こんなバカバカしいの誰もやってなさそうだしw。

 プログラミング基本学習も良いけど、RacketのGUI(じゃなくて出来るか・・)をちゃんと作れるようになるためとREPLの復習で作ってみようかなぁと。画像の切り出しがちょっと面倒だけど、なんか適当に映画でも見ながら出来る作業だし。

 よし、今年の夏休みの自由研究はこれで行くか!

 ちなみに翌年のアニメージュには「ラピュタ」のゲームブックが付いてきましたので、このナウシカのゲームブックはウケたんでしょうね(^o^)
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