ほるすのしっぽ

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曼珠沙華 ~紅白そろい踏み~

2010年09月27日 | 旅・散策
暖かく晴れた一昨日の土曜日、用事で大泉学園に出掛けました
用事が思ったよりも順調に終わり、前から気になっていた練馬区立 牧野記念庭園に足を運んでみました
(午前9時~午後5時 入園料無料 毎週火曜休館 西武池袋線・大泉学園駅南口徒歩5分)

こちらは植物学者の牧野富太郎博士が、関東大震災の際に学術資料をたくさん焼失してしまったことにショックを受け、都心から離れた所に住むことを希望
また、奥さまが植物園のような家にしましょうとのことで、お庭にたくさんの種類の植物を植えられたことが元となり、博士の亡くなった約2年後の昭和33年12月1日に庭園として一般に開放されました

博士夫妻が移り住んで来られた大正15年頃は、名実共に「野中の一軒家」だったそうで、たくさんの研究者達が足繁く通ったそうです

正門を入った正面には、アーチに寄りかかったやまざくらが見事です
左手の奥には牧野富太郎博士の胸像があり、その足元には亡くなった奥さま壽衛さんへの感謝と愛情を込めて命名された「スエコザサ」が茂っています
(庭園の写真は“写真館”にupします)

そして庭園の中ほどでは、紅白のヒガンバナの競演です

日陰と陽差しのコントラストで白い方がちょっと見えづらいですが、私は曼珠沙華は赤いものだと思っていたので、相当ビックリしました

その他にもたくさんの樹木や草花がキチンと整備されていて、バス通りからちょっと入っただけなのに、気持ちの良い森林浴ができました

こちらには
・常設展示室(博士の研究道具や執筆原稿、草花のスケッチ-これが超素晴らしい-etc)
・企画展示室
・書屋展示室(懐かしい“昭和”の建家と室内)
なども充実しています

庭園内にはベンチなどがあり、木陰でひと休み出来ますが、飲食施設はありませんのでご注意を
男女別のおトイレと多目的おトイレが整備されているので、赤ちゃん連れでも安心です
年間を通して色々な花が咲いていますので、お近くにお越しの際には足を運んでみてください


 

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