税理士 堀江の五反田日記

~あなたの会社のホームドクター、きままな日常を記録します。~

税務と会計1

2008-11-21 10:32:13 | Weblog
日頃感じていることをひとつ。

この業界にはいるまでは、税金の計算と会計には

大きな違いはないと考えていました。

要は、個人は1年間、会社は毎期ごとに1年間の成績を計算し、

儲かれば税金を払い、赤字になれば翌期に繰り越す、

ぐらいの認識しかありませんでした。

確かに昭和が終わる頃までは、どの産業でも売り上げが伸び、

1年間の成績を税理士にお願いして作ってもらい、

その結果の税金を納めれば、何の問題もありませんでした。

税理士の仕事も、個人で負担すべき経費を、

会社に負担させていないか等、

関与先のデータをチェックするのがメインでした。


しかし、現在ほとんどの業種で需要が供給を下回っているため、

先ほど言った、普通にやれば儲かるということはなくなりました。

売上があってはじめて、経費を支払うことができます。

普通にやれば、売上が先細りするので、

自分たちの手取りを減らしながら、

何とかやりくりしているのが現状ではないでしょうか。


※長くなるので次回に持ち越します。

最新の画像もっと見る