HONU体験工房 日記

honu 体験工房のブログです。
日々の屋久杉 地杉の時計体験作りを綴ります♫

New 糸鋸盤を使った 黒蝶貝スパイラル

2010-11-14 | 工房日記
Sany0004


こんにちは~
今日は昨日にまして暑いあつい屋久島サウスです!
工房の温度計は27度をさしています。

今日は屋久島でも島人が熱中するベスト10 に入る駅伝の日なのです。
ちょっとこの暑さでランナーも大変でしょうが、
応援の人には最適な陽気となっていますよ!

観光に来ていらっしゃる方は道路が混雑するので、
時間に少し余裕をもって行動してくださいね~



ということで、
今日は昨日ご紹介した榎本工業のミニ糸鋸盤をご紹介致します。

ただ、
残念ながら、この糸鋸盤は現在製造中止となっていますが・・

まさしくハンド糸鋸がそのまま上下する!
と言ったかんじの自動糸鋸盤なのですよ~


Sany0004_2


この糸鋸盤を使ってスパイラルを黒蝶貝でカットしてみました。
今まではすべて削りだしだったのでカットは今回が初めての試みです。
糸鋸刃は金属用のかなり太いのしかなかったのですがやっちゃいました

結果はトップ画像のような感じで仕上がりましたよ~


Sany0003


スパイラルでは削りだしも切り出しもあまり変わらず、
時間的に少しの短縮になるといったようなかんじですね。

糸鋸刃をもっと細いのを使用して、
次回はもっと複雑なデザインものに挑戦していきたいと考えています。

上の画像は kei 君が使っている糸鋸刃です。
このサイズでも kei 君の場合太すぎるサイズなのですよ。

糸鋸刃は彫金の世界ではドイツやスイス製が多く使われています。
工芸の歴史を紐解けばやはりヨーロッパなのですね。

ちなみに自分の使っている木工用糸鋸盤もドイツ製でした。
ジャパン made がんばれ~


ということで、
このマシンの性能ですが、
スペックが記載されてないので公表できないのですが、
モーターはオリエンタルモーターという小型専門のモーターを使用しています。

スピード調節用のインバータは小型ゆえに付属していません。
だいたいですがストロークは200~300回転/分前後だと思います。

トルクは今の刃の場合で黒蝶貝あたりはストレスなしで切り出してくれます。
夜光貝あたりの厚い貝の場合は細い番手の刃でないとトルクが足りなくなる感じですね。

刃の背面を面取りすれば多少は改善できるようにも感じますが・・。

次回は夜光貝でもう少し複雑なデザインで試してみたいと思います!


で、結果です!

この榎本工業の糸鋸盤エーミニは買いだと感じます
製造中止になっているのでヤフオクなので探してみるのはいかがでしょうか。



Sany0003_2


いま、駅伝の選手がhonu前を走り抜けていきました~
明日は駅伝のレポートもしてみますね!

素晴らしい陽気の屋久島サウスです。
みなさまの方はいかがですか?

今日もお越しくださり有り難うございます。
素敵な午後をおすごしくださいね。

では~

mahalo nui loa