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白山ロード^^(福井市-13)

2017年03月09日 | 白山車窓景

平成29年3月7日参拝

・八重巻 白山神社          ( 福井県福井市 八重巻中町24)   
・中角(なかつの)白山神社   ( 福井県福井市 中角町63-43-2)

 

 

先日、福井新聞で不思議な^^;あかい池???の記事をみた!
それも白山神社にあるのよ~って^^;言われちゃうとドンと興味も膨らむばかりで~(笑)。
さっそく^^どんなんか、福井まで行く用事がてら足を延ばしてみることにした。 


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       『ふくい世間遺産』 神の水 住民守り継ぐ ~白山神社の阿迦池(あかいけ)~ 

 福井市八重巻中町の白山神社の一角に「阿迦池」の扁額を掲げる小屋がある。中には深さ3メートルほどの井戸。木の板でふたをされて内部は見えないが、水深は1メートルほどだという。ただ、かつては湧き水であふれ、住民はその水を飲んでいた。

 地域の言伝えでは、千年以上前、九頭竜川を流れてきた十一面観音像を村人が引き上げ安置場所を探していたところ、地面から水が溢れだし阿迦池となったいう。水で像を清め、社を建てた。「阿迦」は神に供えられる水と伝えられる。その水は「飲むと病気が治る」「もみを洗うと豊作になる」といわれた。

 江戸時代には、うわさを聞きつけた大名が立ち寄り、その水を茶の湯に使ったとされる。近くに住む片山栄一さんは「私の父も阿迦池の水でお茶をたてていた。神聖な水で何にでも使っていいわけではなかったから、私は飲んだことがないけどね」と話す。

 阿迦池の水は減ってしまったが、住民のあがめる思いにかわりはない。毎年9月に開かれる同神社の例祭前には、地元の壮年会から選ばれた2人が白装束に身を包み、お祓いを受けた後に阿迦池を清掃する。氏子総代の山下敏夫さんは「阿迦池が無ければ、この神社も無かっただろう。いつまでも大事にしていきたい」と話していた。      ( 2017.2.27 / 福井新聞 )

 

 

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八重巻 白山神社 ( 福井県福井市 八重巻中町24) 
 
新聞記事には、阿迦池の写真だけが載せてあったもので、どんな神社なのだろうと訪れてみたのですが、なかなかどーして立派な佇まいの中で存在感ただよう阿迦池にビックリしてしまった^^
(社殿の右手前の小さな瓦屋根の小屋が「阿迦池」である。)


まずは参拝を済ませてから広い境内を散策してみることにした。


 

 

 

 

 

主祭神
天照皇大神、菊理媛神、伊邪那岐神、伊邪那美神

 



 
本殿には、白山大権現十一面観音像(養老6年8月泰澄大師の作)が安置。

 
社務所(拝殿左)前に、稲荷神社。 ブルーシート下には土俵が奉納されているようです。

 
そして、これが「阿迦池」である。 
阿迦池の由来板によると、『 今を去ること1100年程前、宇多天皇 夢のお告げにより重陽寺を河合郷山室から此所へ遷された時、この池の中から忽然と竜神が現れ、同時にこんこんと清水が湧き出てきたので其の水で白山大権現様を洗い浄めた 』 という言い伝えが残されている。

以前は阿迦池の後方にその寺があったのか、白山大権現の扁額が掲げられた鳥居をくぐると左手に重陽寺跡の記念碑があった。

白山平泉寺 深縁之末流 重陽寺址

寛平元年 宇多天皇夢の告げにより勅令を似なって 9月9日山室より此の地へ御遷宮白峰山重陽寺と名付け、村名を神蛇が池より八重巻と改められた。ところが竜神惣ち来て、清水を御手洗にと供した。この水を飲めば悪疾が治り、これで洗えば皮膚がなめらかになるという現在阿迦池がこれである。
本殿は白山大権現十一面観音像で養老6年8月泰澄大師の作、境内には乙之須美神社(式内社)加茂神社 黒龍神社 稲荷神社 不動明王 延命地蔵尊 機織姫神を安置してある。
昭和52年11月6日 区民の敬神の念やみ難く無縁墓を供養して地蔵堂と記念碑を建立す。(重陽寺址石碑文より)

左手より、黒龍社、弁財天、神明社/乙之須美神社、不動明王、加茂社を一堂に祀る。

奥に地蔵堂が並んである。



地図を眺めてみると、ここから九頭竜川を下った西の方角に「山室」という地名がある。ここの地区にも白山神社があるのだが、石碑にあった「山室」はここなのだろうか・・・?などと思いながら九頭竜川沿いを走る。途中、中角町の新しい神社に目がとまった。そうそう^^ここも白山神社だった!

 

中角 白山神社( 福井県福井市 中角町63-43-2)

あわら温泉で父の退院を祝った二年前、翌朝はレンタサイクルで芦原の神社をめぐったことがあったのですが、えちぜん鉄道であわらから帰ってくる沿線上に見つけたのがこの神社なのです。駅のすぐ下でしたから、よっぽど下車しようかなと思ったのですが、あの日は見送ってしまったのでした。でも、やっと御縁がまわってきて^^参拝できました。

九頭竜川と交わるえちぜん鉄道三国芦原線の沿線沿いに神社が鎮座しています。目の前が中角駅となり、九頭竜川をまたぐえちぜん鉄道の中でも最長となる九頭竜川橋梁が堤防の向こうに見える。



祭神 / 伊弉册尊     境内社 / 春日神社


平成 3年 4月14日 社殿建立 (九頭竜川の河川改修工事事業による移転) 
旧社殿は現在地の南方約70米先の土地(中角50-1)にあったようです。

 

 

ごめんなさい^^; 帰宅する時間を考えると山室の白山神社はまたの機会のお楽しみとなりました。
今回はここまでで終わりです。ほんなら、またね (@^^)/~~~


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