「写真BAR白&黒」今月の展示

写真BAR白&黒の今月の展示です。
2011年11月以前の展示については
左下のブックマークをご覧下さい。

2019年11月 荒井眞治 『Basin Street Blues アメリカの旅 ニューオリンズ編』

2019-10-30 03:55:33 | 日記
今年(2019年)6月21日から9月17日まで89日間、アメリカ(とカナダ)を旅行してきました。
寄り道もしましたが、主なルートはニューオリンズからメンフィス、セントルイスを経てシカゴへというものでした。Jazz や Blues の道筋です。
今から2世紀くらい前、アメリカ南部の黒人奴隷(アフリカ系アメリカ人)が北部の自由州へ逃げた道の一つでもあります。

今回の展示はこの旅行の出発地点ニューオリンズについてです。
表題に使った Basin Street Blues はディキシーランド・ジャズの有名なスタンダードです。
Basin Street とは、百年前のニューオリンズの歓楽街を表しています。
歌詞の中に「dark and light folks」とありますが、これは白人と黒人が出会ったことで新しい文化(音楽)が生まれたことをあらわしていて、そこにニューオリンズの特異性があります。
アメリカ南部の中でも特筆すべき早い時期から、自由黒人を認め、音楽を刺激しあった歴史があると言われています。

荒井眞治
1957年生まれ。
新聞社でカメラマンをしていた。
60歳で定年退職。
個展を写真バーなどで20回以上開く。
「白と黒」でも2014年に「夢の続き」、2017年に「国道16号」。
写真集「ROUTE16」を2018年5月上梓。

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