空気人形

”空気人形”という日本映画を観ました。

主演は、韓国のペ・ドゥナという女優さん
日本アカデミーでは、はるかちゃんとともに、主演女優賞にノミネートされていました。
残念ながら、映画館ではなくDVDでの鑑賞。
この作品は、いつ頃だったかは、はっきり覚えていないけど、
以前何かのきっかけで、公式HPで予告編などを見て、作品の不思議な雰囲気に惹かれたのと、
”人形が心を持つ”という設定が、大好きな作品 ”僕の彼女はサイボーグ”と何故か重なるものを感じ、すごく見たい作品でした。
ですので、
レンタルでの鑑賞でしたが、自分的には珍しく”新作”でのレンタルとなりました。
（1泊2日で、300円... 貧乏な自分にとっては、すごい冒険です（笑））

で
実際に鑑賞しました。^^
ストーリーの概要は、公式HPを見ていただくとして^^

冒頭
板尾創路さん演じる秀雄の登場シーンで、
何故だか涙が一滴流れてしまいました。

最初は、何故涙がこぼれたのか良く解らなかったけど^^
なんか作品全体を見ると、
この秀雄（空気人形の所有者）という男の姿に自分自身を被らせてしまったようでした。
あ！ 念のため！
自分は、空気人形（俗に言うダッチワイフ）は、持っていません（笑）
そんな感じで、冒頭からいきなり作品に引き込まれてしまったわけですけど^^

やっぱり自分は、
純粋無垢なる優しい心を持って生まれた”空気人形”という存在に、
強く強く心を惹かれてしまいました。
そう... ペ・ドゥナ演じる空気人形に

バスで寝込んでいる中年男性に、優しく肩を差し出す空気人形^^


このシーンは、なぜか大好きです。^^
それと、
空気人形が
心惹かれた男性 純一と映画を観ながら
幸せそうにしているシーン

このシーンを見て^^
”空気人形、幸せな時を過ごせてよかったねー”、なんて思ってしまいます。

主演のぺ・ドゥナさんは、心を持った空気人形という難しい役柄を完璧に演じていました。
空気人形という存在に本当になり切っていましたね。^o^
空気人形のせつなさや悲しさが本当にせつせつと伝わってきました。
ラストの方での、空気人形が見たある夢のシーンは、何度見ても泣けてきます。
今後、注目していきたい女優さんの一人となりました。

正直、やばいほどに、この作品に惹き込まれてしまいました。（笑）
一回のDVD鑑賞後、
お金が無いにもかかわらず、即効アマゾンにDVD（豪華版）を注文してしまいました。

空気人形 豪華版 [DVD] バンダイビジュアル このアイテムの詳細を見る

 
買わずにはいられませんでした。

ずっとこの作品を手元に置いておきたい。
そんな欲求が、ふつふつと沸いてきてしまいました。
この作品に出会えた事を幸せに感じます。

それにつけても...
映画って本当にいいものですね♪