日々の景色と季節を過ごす

ペーパードライバーな自分はいつも徒歩で用事を足す。歩く早さで日々移り変わる花や気になる光景を書いてみる、そんなブログ。

ポプラ並木とホルスタイン。

2017-11-13 12:42:03 | 日記
この頃は土日と言えば雨になる、というか、気候の変化が目まぐるしい。
そんな休日の光景。

北海道大学で飼育されている牛たち、ビルを背景に広がる牧場は意外と珍しいかもしれない。

牛から少しスマホを横にすると見えるのは有名な元祖ポプラ並木。
20年前の台風でポプラが倒れて現在は苗木を植えて長い長い回復期間中、20年でも復旧できない、自然界に存在する景色が傷ついて元通りに完成する期間は、人の一生100年としてもそれでは足りないんだなとじっかんする。

そして、ひそかに観光客をタクシーの運転手が案内するのがこの新ポプラ並木と呼ばれる場所。
牛と元祖ポプラ並木があって、スマホを左に向けるとここにあるという位置関係、この場所にたつと北海道らしい景色を何枚も写せるかも。

短い時間の青空に映えるナナカマド、真っ赤な実に真っ白い雪が積もるのもあと少しだ。

濡れ落ち葉も鮮やかに。

ノラーズたちは何とか北風を避けようとうずくまる。

落ち葉がきれいな時間もあとわずかだ。

足元を眺めてスマホを向けてる自分を追い越す人たちはけげんな顔をする。

急ぎ足で行ったって、足元の綺麗な落ち葉を眺めていたって、たどり着くところはおんなじ、あの世ってとこなんだなーとふとおもう、現代人はなぜにもこんなに忙しくなってしまったんだろ、こんなにも生活が便利で迅速に簡略にと向かってると言うのに。

虹を見上げて止める足さえも邪魔そうにされるわけ。