いるのかいいないのかいどっちなんだい、な話。
地盤沈下で纏まりかけた時はまあ無難かなあ、後は
沢城メガネの虚言癖をこらしめて終わりかなあ、とか
思ってたんで更にひっくり返してきたのには驚いた。
メガネ、巫女、坊主と言った「いる」派を胡散臭く
描いた上に渋谷、釘宮の「いない」派をいかにも
説得力を感じさせられるキャラにし動かしたコトで
ミスリードを誘ったワケですが(渋谷みたいな主役
格があそこで間違うワケ無い、と言う視聴者の先入観
も加味される)。
ソレを決して乱暴に感じさせないのは「霊がいるかいない
かなんてわからない」と言うこの大前提が作中に存在する
からなんよね。
つまりこの話は「悪霊を祓う」とか「霊なんていないと
証明する」とか以前に「霊が本当にいるのか」がキモな
ワケで、霊というモノの不確かさを巧く用いた話だと
思います。
コレでまた引っ張った事でハードルは上がるワケですが、
どうケリつけるのか非常に楽しみです。
(無難なトコロでは地盤沈下+霊的な何か、と言う
折衷案ですが、その何かを何処から持ってくるのか、
また全く別の答えが用意されるのか・・・)
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