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何でしょうね、コレは。
ヴォルケンリッターが復活しようが
はやてが変身しようがちっとも盛り上がらない。

ヴィータははやてに泣きながら抱きつくトコは
ちょっと良かったけど、ドラマと呼べる部分が
ココだけ、つーのはどーよ。
結局ここまでの話の持っていき方の問題なんだけど、
はやて達が勝手にイベント消化していてなのは達は
ただ見ているだけ、しかもライバル同士としての積み重ねが
無いから昨日の敵は今日の友、と言う共闘シチュエーションが
御都合にしか感じられない。
ぶっちゃけなのは達はアルカンシェルと同じ、単なる
攻撃ユニット止まりなんだよね。

で、そんなグダグダな中ではじまったラストバトル。
ヴィータのゴルディオンクラッシャーやなのは、フェイト、
はやてのトリプルバスターなんかは演出的にはかなり
良かったと思う。

ただ、肝心の相手である防御システムがどうしようもない。
いくら本体と分離したからってこれまでクロノの親父をはじめ
多くの犠牲を出した存在な筈。
それをノーダメージで一方的にボコ殴りって(汗)
#しかもエクセリオンモードのデバイスへの負担とか完全無視だし。
#嘘でも気を使えよなのは。

「攻防」があってこそのバトルなんです。ピンチがあるからこそ
それを跳ね返しての勝利にカタルシスを感じるのです。
世界の危機が聞いて呆れる、これでは只の害虫駆除ですよ(*)

1・2話や7話ではちゃんとしたバトルが描けたスタッフが
どうしてこうなってしまったのか・・・残念です。
(まあ、まず都築脚本ありきな作品なんで演出・作画レベルでは
限界があるんだけどな)


次回最終回。
まあ、巧いコトはやてが助かってめでたしめでたし、
なんだろうね。よかったよかった。


(*)
瞬間最大風速ひとりカイギ´の感想記事での表現が言いえて妙。

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