見終わって、実に
スッキリした気分になりました。
「アリスゲーム」に関しては結局
謎を残したままとなりましたが、
水銀燈との決着とジュンの成長、この二点を
キッチリ描いた、つーのがスッキリ感に繋がった
と思います。
まあでも、結局の所バトルも成長も全て
真紅とジュンのラブラブに帰結するワケですが(爆)
最終回の2人のやりとりなんて、会話といい演出といい
赤面率80%ですよ(笑)
そして別れのシーンの実にキレイなコト。
・・・いや、あっさり戻ってきたんだけどさ(苦笑)
良くある二段オチなんですけど、本作の場合、ホントに
真紅がいなくなりかねない空気を作り出せていたので、
非常に効果的だったと思います。
まあ、ジュンの成長物語とするなら別れで終わった方が
良かったのかも知れませんが。
でも真紅-ジュンのラブラブとするなら、戻ってきて
然るべく、なのです。
つまりは!
「ローゼンメイデン」はジュンが真紅に相応しい男に
なるまでの物語だったのだ!!!
・・なんて、な(苦笑)
おっと、大事な人を忘れていた。そう、水銀燈です。
悪の華として異様な存在感を発揮していた彼女。
その一方で彼女の行動の動機づけが不足していたのも
事実でしたが、最後の最期でキました。
・・・いやぁ、定型と言えば定型なんですが、
それだけに哀しいシーンでした。
また、演じる田中理恵が堂に入った悪役っぷりから
この悲劇的な最期までを見事に演じきったのも
評価を大きく上げました。
・・まあ、元々巧い人なので今更言及するのも
アレですが。
総評は・・・当初の予想以上にストレートな話
だったな、と。
一見萌えアニメっぽいですが(確かにその要素は
あるけど)、同じ作者の「DearS」のよーに変に
媚びたトコロもなく、全体の印象としてはむしろ
(”熱さ”こそありませんが)王道少年マンガ的であったな、と。
全てに於いてよく纏まった佳作でした。
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それに、一段めのアレで終わると、ヒネたアニメファンが、『999』のマネ? とか言われるし。