HBD in Liaodong Peninsula

中国と日本のぶらぶら街歩き日記です。2024年5月からは東京から発信します

大晦日の年越し餃子を食べる

2018-02-15 | たべる
今日は旧暦の大晦日です。

大連に駐在しているときから交流のあったIT企業の中国人ビジネスマンが夕食に招いてくれました。
彼は大連と東京に会社を所有し、双方を忙しく往復しています。

今夜は、東京で春節を迎える社員を自宅に招き、手作りの餃子を振る舞うのだそうです。

やはり、中国人の大晦日の過ごし方といえば、家族で春節聯歓晩会(紅白歌合戦のような番組)を観ながら餃子を食べるのがスタンダードです。これで決まりです。

彼の会社には、家族を故郷に置いてきた中国人社員も、恋人のいない独身社員もいます。

1人で新年を迎えるようなことはさせず、みんなで一緒に祝おうというわけです。

暖かい心遣いですね。

僕は社員ではありませんが、ゲストとして仲間にいれてもらいました。

この日の彼は会社を早退し、大量の餃子を仕込みながら社員の到着を待ってくれているそうです。

彼によると、餃子は大連で暮らしていた10歳のころからお手伝いで作っていたとのことで、母親直伝の自慢のレシピがあるそうです。

これは楽しみです。


皮から手づくりです。
到着した社員も加わり、みんなで作っていきます。

料理の心得のない僕は、ちびちび酒を飲みながら餃子の出来上がりを待ちます。


餃子は、期待どおりの本格的な味でした。

もちもち、はふはふです。

社員たちも底抜けの笑顔で楽しんでいる様子でした。
楽しくおしゃべりをしながら中国流の大晦日を過ごしました。

まるで会社がひとつの家族のようでした。








ほかにもたくさんのご馳走が並びました。

明日は春節です。

今年も大型連休を利用して多くの中国人が日本を訪れてくれることでしょう。

日本を楽しみ、日本に親しんで帰ってほしいと思います。
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