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中国と日本のぶらぶら街歩き日記です。2024年5月からは東京から発信します

北京で二郎系ラーメンを食す

2022-01-11 | たべる
北京では日本式のラーメン店をよく見かけます。

味千拉麺や一風堂などの有名どころのチェーンのほか、個人で経営していると思しき個性的な店舗もあり、バラエティは豊かです。どの店も中国人客で賑わっています。
ラーメンと言えば中国の方が本場ですが、違う食べ物と認識されているのでしょうか。

経営者は日本人である場合も中国人である場合もありますが、後者の方が多いでしょうか。

先日、昼どきに二郎系ラーメンの店に行ってみました。



「拉面荘」という店です。「一番街」と呼ばれる日本料理店街にあります。
どういう人が経営しているのでしょうか。



座席数は20席ほどでしょうか。
見たところ、客はすべて中国人のようです。

店員も中国人です。
メニューも日本語のみ、日本語は通じません。

こんな案内があります。



ニンニクを入れるか入れないか、量は多いか少ないか、背油は多めか少なめか、野菜は多めか少なめかをカスタマイズできるようです。

たしか日本では、これにカラメというのがありました。

僕は並盛でニンニク入り、野菜多めを注文してみました。



いかがでしょうか。

ものすごいボリュームです。チャーシューも分厚く切っています。
なかなか麺が出てきません。

味は、麺のコシは満足でしたが、肝心のスープが残念でした。味わいの深さがありません。
しっかりダシを取っていないのだと思います。
化学調味料をたくさん投じているのか、舌にピリピリとした感触が残ります。

野菜は茹で過ぎ、チャーシューはジューシーさがなくパサパサしています。
結局、完食できませんでした。

日本人向けにやっている店ではないので、文句は言えません。
これが中国人好みの仕立てなのだと思います。

中国での日本の食文化の浸透や発展を見るのはうれしくもあり、面白いものです。

コメント
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