嬉しいことがあった。
家から少し離れた商店に買い物に出かけたときのこと。
じめじめした空気だが、歩くには丁度良い気温である。
向こうから犬の散歩らしき女性が歩いてくる。
その犬が、私の前まで来た時、ピタリと止まった。
女性は 「すみません」 そう言いながら犬の綱を引き横によけようとした。
ところが、犬は尻尾をふってそこを動かない。
「あっ、ワンちゃん」 私は思わず声を掛けた。
女性は 「本当にすみません、どうしたの?ほらっ」
犬は後ろ向きに引っ張られるように歩き過ぎた。
黒い耳の垂れた犬。
そうです。私と犬は顔馴染み?だった。
私が時々散歩で通る家の窓から顔を覗かせているワンちゃんなのだ。
その家の前を通ル時「ワンちゃん」と声を掛けて通っていた。
その折、犬は、見知らぬ人、と言う顔つきで私を見ていた。
外の楽しいお散歩で、つい知っているつもりになってくれたらしい。
次に行き会った時、「ワンちゃん」は、尻尾を振ってくれるだろうか。
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家から少し離れた商店に買い物に出かけたときのこと。
じめじめした空気だが、歩くには丁度良い気温である。
向こうから犬の散歩らしき女性が歩いてくる。
その犬が、私の前まで来た時、ピタリと止まった。
女性は 「すみません」 そう言いながら犬の綱を引き横によけようとした。
ところが、犬は尻尾をふってそこを動かない。
「あっ、ワンちゃん」 私は思わず声を掛けた。
女性は 「本当にすみません、どうしたの?ほらっ」
犬は後ろ向きに引っ張られるように歩き過ぎた。
黒い耳の垂れた犬。
そうです。私と犬は顔馴染み?だった。
私が時々散歩で通る家の窓から顔を覗かせているワンちゃんなのだ。
その家の前を通ル時「ワンちゃん」と声を掛けて通っていた。
その折、犬は、見知らぬ人、と言う顔つきで私を見ていた。
外の楽しいお散歩で、つい知っているつもりになってくれたらしい。
次に行き会った時、「ワンちゃん」は、尻尾を振ってくれるだろうか。
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