2016年2月12日(金)
男鹿半島(おが)を一周し
秋田市を目指します
秋田港のコンテナヤードでブルートレインが整列しているのを発見
多分、現役を引退したブルートレインの車両
第二の人生で
ここ秋田港から積み出す為
出港を待っているのでしょう
秋田港から積み出すとしたら行き先は何処だろう?
東南アジアかな~?
ブルートレイン達よ
お疲れ様でした
そしてありがとう
第二の人生
頑張ってね
意外なところで
ブルートレインを見ることが出来ました
白い船体が眩しい~
北朝鮮の拉致をしっかり見張ってください
無料なので昇ってみました
無料とは、太っ腹だね~
タワーの陰で日時計造ると良いのにね~
秋田港のこの辺りは秋田市中心部から北に位置し
JR土崎駅(つちざき)付近です
秋田市中心部に向かいます
レンタカーを駐車場に停め
駅入場券を購入
目的は
E6系
通路を挟んで両側に座席が2列づつ
座席が進行方向と逆に後ろ向きです
車掌さんに尋ねると
30分ほど先の
花火大会で有名な大曲駅(おおまがり)で
進行方向をスイッチバックする為だそうです
丁度、隣に在来線が通過しました
ご覧ください
左右のレールの幅に注目です
左が新幹線軌道、幅1435mm
右が在来線軌道、幅1067mm
明らかに新幹線軌道が広いですね
もうひとつ注目頂きたいのが
車体幅です
こまちと在来線の車体幅は同じなのです
先ほど、こまちの車内をご覧頂きましたが
フル規格新幹線は通路を挟んで2列、3列ですね
もうお解りですね
そうです
秋田新幹線こまちは
在来線車体で新幹線軌道の広いレールを走行する
通称、ミニ新幹線なんです
厳密には新幹線ではなく在来線なんですね
秋田新幹線の東京行きは
盛岡でフル規格の東北新幹線と連結され仙台を経由して東京へ行きます
ここで問題になるのが
仙台駅の新幹線ホームで
こまちとホーム間に隙間が開いてしまいます
これを解決するために
こまちのドアの下には
隙間を埋めるためのステップが出てくるわけです
秋田新幹線の
秋田~盛岡間は
在来線のレール幅を新幹線軌道に敷き替える工事で済んだため
用地買収の必要も無く
工期短縮とイニシャルコストの低減で早期開業が実現されたのです
但し、この区間は
走行速度も在来線特急並みの130km/h位まで
踏切も有り、なんと単線なのです
移動時間短縮はそれほどでもなかったようです
でも乗り換えなしで東京まで行けるメリットは
秋田県民に計り知れない恩恵を与えたに違いありません
秋田駅を後にして
角館(かくのだて)を目指しました
つづく