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雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

青春

2013年08月08日 | ポエム


 青春

僕には天気予報は いらなくなったね
空いっぱい晴れようが
どんより曇っていようが
僕には 僕の一日がある
僕には 僕の明日がある

老人のような宵の口が過ぎ
酸っぱい青春のような夜があって
羽のはえた処女のような夢を見て
子どものような朝が来る

昼は現実(いま)
雨が降ろうが
雪が降ろうが
僕には 傘はいらなくなったね

(1977.10.25)
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