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Greece Travelogues 童女のようにはしゃいだギリシャ旅行記 4/7

2010年01月04日 | 読書
4. アテネにとって帰る

・エピダウロスの古代野外劇場でのマリアさんの柏手の演技。円形ステージの奏者の立つ位置により共鳴したりしなかったり。音響効果はBC4世紀に計算されつくして設計されている由、マリアさんの見事なパフォーマンス。
・エピダウロスでバスに乗り込んだところで、マリアさんに<ゾルバ>(ギリシャの小説家カザンザキスの『その男ゾルバ』の主人公)をご存知か尋ねたところ、カザンザキスのギリシャでの評価について説明してくれた。彼は彼独特のギリシャ語で特殊なことを書くので余り理解されていないで、多少共産主義的評価を得ているとのことであった。
・遺跡を巡ってとはいえ、ギリシャはどこでも遺跡だらけ、地表にむき出しの石柱やレリーフなどが無数に飛散・散在している。それから類推するに、地下にはどれだけのものが眠っていることやら。このころ二人で1万円のドラクマはなくなり、お手上げ。ドルはともかく、円はアテネへ行かなければ両替出来ず、コーヒーも飲めない。(その後、杉田夫人に和子がドルに替えてもらった) 一転にわかに掻き曇り、少々、雨が降ってきた。半袖では寒い。
・アテネ市街に入って、平成2年欧州資産運用調査旅行で来た時のゼウス神殿前のホテル:ロイヤルオリンピックを発見、その上、昼の食事はそこから10分ぐらいのところにあるアルディトウ通りのシーフードの店<MEMORIES>、ここも以前来た店であった。イカのリンクの揚げ物、タコのオリーブ油で絡めたもの、それにウーゾ愛飲。ギリシャに来てからタバコはずっと<PAPASTRATOS社>の両切りタバコ。
・アクロポリスの丘へ上がるときには半袖では我慢できず、コスタスさんに頼んでトランクをバスから降ろしてもらい路上で店開きしてジャケットを出し、駆け足で皆に追いすがる。前回のときは、日差しが強くて丘の道の途中で白い綿の帽子を買い求め、ひょんなことから1つの値段で2つもらったことを思い出していた。
・パルテノン神殿と考古学博物館は突風が吹き荒れていて、多少氷雨もあり、寒くて早々に退散。丘の東端に、巨大なギリシャ国旗が強烈にはためいていた。
・ホテルに入る前に土産物屋に案内され、宝石や仮面やギリシャ模様の小さな壷などを購入。マリアさんはいい客引きになっているよう。和子は、マリアさんがたまたましていたカメオと同じような薄紫のカメオを見つけ、マリアさんに値引き交渉をしてもらい自分用に購入。
・アテネのホテルは初日のホテルと同じホテル:クリスティーヌ。ホテル前のバスを降りたところでマリアさんとお別れ。
・荷を解いてから、夕食は外のプラカ地区のタベルナへ一同で出かける。(タバコを買っている間に、一瞬皆を見失い、一瞬こりゃあヤバイ! と、肝を冷やした) ショーの行われるギチギチに狭いタベルナに300人ほどの客。大半は日本人。それも大阪弁が多かった。




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