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事例で学ぶ年金 15

2012年11月29日 | 年金
3. 年金の仕組み

2005.08.28.
★年金カウンセリング → 基金解散の年金

Q 私の加入していた厚生年金基金は以前に解散したのだか、そのとき一時金をもらってしまったので、もう年金は無いのでしょう?
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A いいえ、基金解散であれば、代行分が厚生年金基金連合会に残っています。
国の年金が受けられるようになったら、厚生年金基金連合会(電話03-5366-2666)に聞いてみてください。



2005.09.01.
★年金カウンセリング 遺族年金と国民年金

Q ブログの女流達人ですが、遺族年金を受けて暮らしています。65歳以降は自分で掛けている国民年金はどうなります?
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A 遺族年金と国民年金の両方が受けられます。ただ、遺族年金は少々減額になります。
65歳になられたら、国民年金を請求することになります。

ただし、ご自分の厚生年金の加入がある人は原則60歳で厚生年金の請求をし、65歳になったら選択替えの手続きが必要です。



2005.09.03.
★年金カウンセリング → 年金は65歳からしかもらえない?

Q 現在64歳だが、年金は65歳からしか受けられないのでしょう?
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A 国民年金は65歳からですが、減額されますが60歳とか、65歳前にも受けることはできます。

また、加入されていた年金が厚生年金でしたら、報酬比例部分は60歳からで、定額部分は生年月日によって62歳とか63歳に始まります。

ただ、この話の大前提は、厚生年金単独で20年以上の年金加入があること、国民年金単独、または厚生年金と国民年金合算で25年以上の年金加入があることです。

退職しているのであれば、報酬比例部分が4年間分、定額部分が3年間分、一時金で遡及払いされます。

厚生年金40年加入の人だとすると、おおよそ800万円ほどの年金振込みがあります。

60歳過ぎている人で年金まだ受けていない人は、ともかく社会保険事務所に相談されたらいかがでしょう。勝手解釈は勝手ですが、世界を小さくしますねぇ。



2005.09.04.
★年金カウンセリング → 連合会のハガキ

Q 会社(基金加入)を辞めたとき、厚生年金基金連合会から年金資金を引き継いだ旨のハガキが郵送されてくると聞いたが、1年たつが来ていないのだが・・・・・・・
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A 厚生年金基金を脱退したとき、原則基金加入10年未満であれば、将来厚生年金基金連合会から終身年金を受けることになるので、6ヶ月後くらいに厚生年金基金連合会からその旨のお知らせがあります。

ただ、この住所は退職時の住所なので、ハガキが来ない場合には住所が変わったと厚生年金基金連合会に電話するといいと思います。とはいえ、住所変更は、一般的には年金を受ける直前だけでかまいません。厚生年金基金連合会の電話は、昨日の日記を参照してください。

原則基金加入10年以上で辞めたときは、当該基金から将来年金を受けることになるので、当該基金からお知らせがあります。

若い人で、このハガキか、厚生年金基金加入員証がお手元にある方は大事に保管しといてください。将来年金になるかもしれない宝物です。短期間で基金を辞めた人の基金の年金は国の年金受給権が発生したとき、厚生年金基金連合会からまとめて支払われます。これをもらい損ねている人が大勢いらっしゃいます。



2005.09.11.
★年金カウンセリング → 加給年金って、何?

Q 加給年金って、何?
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A 厚生年金20年以上(男性40歳以降・女性35歳以降15年の特例あり)加入者の配偶者(年収850万円以下)と18歳未満の子ならびに20歳未満の障害年金1・2級の子に付く、厚生年金の家族手当のようなもの。

これが付くのは、その方の厚生年金の定額分支給開始のときからです。

ただ、配偶者自身が上記の条件を持つと、つまり厚生年金20年以上加入とかになると付かなくなります。この場合、未請求でほっておくと、受給権発生の時点までさかのぼりで、加給年金の返金を求められます。

また、この加給年金は、通常配偶者自身が65歳になり国民年金の老齢基礎年金を受けるようになると、付かなくなります。代わりに、配偶者に振替加算が付くようになります。

この加給年金をめぐっては、過去にたくさんの手続きミスが発生し、返金を求められた人が大勢おりますし、付くはずのものが付いていないとかの事例が多数発生しております。

この加給年金の支給基準は魑魅魍魎な複雑怪奇の事案ですから、疑問をお持ちでしたら、社会保険事務所に相談されるといいと思います。


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