daiozen (大王膳)

強くあらねばなりませぬ… 護るためにはどうしても!

原発は是か非か(3)

2011年08月17日 | 社会問題を考える

【読売新聞・社説】


読売新聞が首相の言葉に異論を唱えても、私には異論はない。
読売新聞が原発推進に積極的であっても別に構わないと考える。
メディアとしての良識・中立性をかなぐり捨てても構わないだろう。
それが読売新聞だってことを世界に知らしめた意味は大きい。
それだけに読売には強力な原発推進論を述べてほしかった。
モゴモゴと口ごもる物言いは見っともないを通り越して哀れである。
私の立場は国民の意志として、原発の闇を晴らしたいだけである。

読売新聞も社説で原発の必要性を主張するのは自由であるが、
ただね、読売新聞ほどの企業がイチャモンを付けてお終いなのか?
ひょっとすると社説は正力松太郎氏を闇討ちしてるのですか?
イチャモンでゲームセットなら、読売新聞の敗北宣言を意味する。
だが、素直に敗北宣言しないのは詭弁で逃げる腹と考えるべきだ。
何より、国民を危険な目に遭わせたのは民主党でなく自民党です。
危険極まりない原発を「大丈夫」と言って、設置したのは自民党だ。

盤石な原子力安全委員会を設置したら、少しは被害も減った筈だ。
原子力安全委員会は結局、健全に機能しなかったのです。
これでは正力 ・原子力委員会初代委員長の責任は逃れられない。
読売新聞(社説員)は自身の責任をどう考えているのであろうか?
原発を推進してきた企業・メディアとしての読売の良識は何処に?

国民には訳が分らない機関を幾つも作って、益々ややこしくしてる。
しかも「原子力安全・保安院」に至っては国民の気持を逆撫でした。
実際、組織を複雑怪奇にして国民の目が届きにくくした自民党だ。
その自民党の論客を気取るなら「大読売らしくあれ」と助言したい。
国民が危険な状態に置かれてきた現実は実際否定しようがない。
その危険な原発をなぜ、今・擁護しなければならないのか?
メディアの使命は国民を危険な状態から救いだすことでないのか?

国益のために原発が欠かせないというなら、そう説明すればいい。
件の社説を読む限り、読売は詭弁に終始していると云うしかない。
しかも原発が僅かでも国益になってるなら、まだマシかも知れない。
国益を損なっている現実を読売は真っすぐ見つめてはどうだろう。

つぎ、国益絡みで述べたいと思う。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。