政府は24日、2022年度予算案を閣議決定した。一般会計の総額は107兆5964億円で、21
年度当初予算から9867億円増えた。新型コロナウイルス感染対策に加え、岸田首相が掲げる「成長と
分配の好循環」の実現に向けた費用を多く盛り込んだ。歳入のうち、税収は過去最高を見込むが、3分の
1は新たな国債(国の借金)の発行で賄う財政の構造はほぼ変わらない。
一般会計の総額は10年連続で最大を更新した。100兆円を超えるのは4年連続となる。歳出の3分
の1を占める社会保障費が、高齢化などに伴って膨らみ、36兆2735億円で過去最大となった。(読
売新聞 12/25 土)
政府予算は膨らみ続けている。しかし日本の平均賃金は全く上がらず(実質下がっている)大企業が内部
留保を増大させ、資産家が資産を増やしていることに反比例し、貧困層は拡大している。ここにきて自殺
者が増えてきていることも不安が渦巻いているからに他ならない。コロナの影響は大きいが、国民の暮ら
しを支えるべき政府が、常に大企業の方を向いているため効果的な政策に結びつかない。
コロナ対策で一時的に予算が増えるのは仕方ない面もあるが、同時に無駄な予算を削る努力は必要だ。ま
ず世界一高い国会議員の報酬を下げることを考えるべきで、先の文書交通費の扱いもそうだが、議員宿舎
の廃止、議員数の削減を検討すべき。特に2、3世議員で全く働かない議員は今の日本に必要が無い。
年度当初予算から9867億円増えた。新型コロナウイルス感染対策に加え、岸田首相が掲げる「成長と
分配の好循環」の実現に向けた費用を多く盛り込んだ。歳入のうち、税収は過去最高を見込むが、3分の
1は新たな国債(国の借金)の発行で賄う財政の構造はほぼ変わらない。
一般会計の総額は10年連続で最大を更新した。100兆円を超えるのは4年連続となる。歳出の3分
の1を占める社会保障費が、高齢化などに伴って膨らみ、36兆2735億円で過去最大となった。(読
売新聞 12/25 土)
政府予算は膨らみ続けている。しかし日本の平均賃金は全く上がらず(実質下がっている)大企業が内部
留保を増大させ、資産家が資産を増やしていることに反比例し、貧困層は拡大している。ここにきて自殺
者が増えてきていることも不安が渦巻いているからに他ならない。コロナの影響は大きいが、国民の暮ら
しを支えるべき政府が、常に大企業の方を向いているため効果的な政策に結びつかない。
コロナ対策で一時的に予算が増えるのは仕方ない面もあるが、同時に無駄な予算を削る努力は必要だ。ま
ず世界一高い国会議員の報酬を下げることを考えるべきで、先の文書交通費の扱いもそうだが、議員宿舎
の廃止、議員数の削減を検討すべき。特に2、3世議員で全く働かない議員は今の日本に必要が無い。