皆様
このたびは、『一橋附属図書館改修工事後のシックハウスに関するアンケート』に関してお知らせです。
2015年3月末日に一橋附属図書館(以下:図書館)は改修工事を終え、入り口周辺が新しくなりました。一方で、改修工事直後から、図書館の入口付近において工事の際に発生した化学物質が残留し、それによる健康被害(頭痛、のどの異変、疲労感や倦怠感などの体調不良)が報告されています。この事態を受け、一橋大学院生自治会と学部自治会でアンケートを作成し、改修工事終了後のシックハウスの実態を明らかにすることを目的として実施します。
実際に図書館を利用する私たち学生・院生の意見を大学に伝えることが現在何よりも求められています。
私たちの健康を害するシックハウス問題に適切な対応を講じ、よりより学習・研究環境を実現して行けるよう、当アンケートへの回答のご協力をよろしくお願い致します。
アンケートの回答期日は9月20日です。
アンケート回答はこちらから
〇「シックハウス症候群(Sick House Syndrome)」とは
建材や内装材などから放散する化学物質の吸入曝露による健康被害の総称。重症になると普通の生活が困難になるほどの被害に及ぶことがある。発症するまでの許容量および症状には個人差があるが、化学物質が体内に蓄積されることによって発症するため、潜在的には誰しもか被害を受ける可能性のある健康問題である。室内に限定されない化学物質に対して症状を起こす化学物質過敏症(Chemical Sensitivity)の患者は推定70万もしくは100万人ともいわれ、その半数以上か建物空気汚染由来のいわゆるシックハウス症候群であるとされている
〇 シックハウス症候群の代表的な症状
身体的/精神的疲労や倦怠感等の不定愁訴、下痢、嗅覚・味覚・皮膚の異常、目・鼻・喉の粘膜刺激症状、自律神経機能の失調、思考力・集中力の低下などの神経症状、既存のアレルギー症状の悪化など
〇一橋大学における「シックハウス問題」
一橋大学においては、マーキュリータワー及び第三研究館等の新施設でこれまで問題が報告されており、研究環境を脅かす重大な問題として院生自治会を中心に、防止策については大学側が責任をもって策を講じるべきであるという基本原則の下、継続して大学と協議を続けて来た。この様に一橋大学においても現実の問題として健康被害が生じ続けているが、当問題が原因物質やその被害の実態が未だ完全には明らかになっていない為、抜本的な対策が講じられていない。その為、今日も安全性が定かではない各施設を利用せざるを得ない状況が続き、一方で発症者はそれらを利用出来ない状況が続いている。昨今の増加する学内の改修工事によって、発症者以外にも被害が生じるケースが増加しており、問題解決に向けより多くの院生・学生が大学へ要求を行うことが求められている。
このたびは、『一橋附属図書館改修工事後のシックハウスに関するアンケート』に関してお知らせです。
2015年3月末日に一橋附属図書館(以下:図書館)は改修工事を終え、入り口周辺が新しくなりました。一方で、改修工事直後から、図書館の入口付近において工事の際に発生した化学物質が残留し、それによる健康被害(頭痛、のどの異変、疲労感や倦怠感などの体調不良)が報告されています。この事態を受け、一橋大学院生自治会と学部自治会でアンケートを作成し、改修工事終了後のシックハウスの実態を明らかにすることを目的として実施します。
実際に図書館を利用する私たち学生・院生の意見を大学に伝えることが現在何よりも求められています。
私たちの健康を害するシックハウス問題に適切な対応を講じ、よりより学習・研究環境を実現して行けるよう、当アンケートへの回答のご協力をよろしくお願い致します。
アンケートの回答期日は9月20日です。
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〇「シックハウス症候群(Sick House Syndrome)」とは
建材や内装材などから放散する化学物質の吸入曝露による健康被害の総称。重症になると普通の生活が困難になるほどの被害に及ぶことがある。発症するまでの許容量および症状には個人差があるが、化学物質が体内に蓄積されることによって発症するため、潜在的には誰しもか被害を受ける可能性のある健康問題である。室内に限定されない化学物質に対して症状を起こす化学物質過敏症(Chemical Sensitivity)の患者は推定70万もしくは100万人ともいわれ、その半数以上か建物空気汚染由来のいわゆるシックハウス症候群であるとされている
〇 シックハウス症候群の代表的な症状
身体的/精神的疲労や倦怠感等の不定愁訴、下痢、嗅覚・味覚・皮膚の異常、目・鼻・喉の粘膜刺激症状、自律神経機能の失調、思考力・集中力の低下などの神経症状、既存のアレルギー症状の悪化など
〇一橋大学における「シックハウス問題」
一橋大学においては、マーキュリータワー及び第三研究館等の新施設でこれまで問題が報告されており、研究環境を脅かす重大な問題として院生自治会を中心に、防止策については大学側が責任をもって策を講じるべきであるという基本原則の下、継続して大学と協議を続けて来た。この様に一橋大学においても現実の問題として健康被害が生じ続けているが、当問題が原因物質やその被害の実態が未だ完全には明らかになっていない為、抜本的な対策が講じられていない。その為、今日も安全性が定かではない各施設を利用せざるを得ない状況が続き、一方で発症者はそれらを利用出来ない状況が続いている。昨今の増加する学内の改修工事によって、発症者以外にも被害が生じるケースが増加しており、問題解決に向けより多くの院生・学生が大学へ要求を行うことが求められている。