ある女の、コール&レスポンス?

日々、心の琴線にふれること、そして、それについて書きつける。音楽のように言えたらええのだけど…

にじの万華鏡

2021-04-01 | よもやま話

話は去年の初秋にさかのぼります。

ウン十年前に流行ったあるジャンプ漫画とアニメについての掲示板を見ていました。

あ、なつかしい。主題歌はなんとなくおぼえているね…ありゃりゃ、読んでいるうちにいろいろ思い出してきたがねと軽く驚きながら追って、黄金色の鎧のキャラの画像を見たとき…

よっしゃ!お祭りの代わりに改めて観たりましょ!と妙なスイッチが入ったのでした。

けれども、なぜか原作やアニメを見るには気が進まず、さしあたり、と掲示板から知ったニコニコ動画と、ピクシブを開けてみたところ、すごい作品だ!なんて愛だ!なんて才人たちだ!と驚きに満ちた世界が広がっていたのでした。

最初は好きだったキャラ関連のコンテンツを堪能し、触れ続けてこれしか載ってない気がしてきて、

…むう、これがフィルターバブルというものか(合点)。と我に返り、

これもどうだかねえ、と ほかのキャラのコンテンツも見てているうちに、当時は嫌なキャラだと思っていたはずなのに、あれ?みんなすごくいいじゃん。楽器の名手がそろったオーケストラみたいじゃん。とすっかり感化されてしまったのでした。

しっかし、ギリシャ神話はさておき、占いでおなじみの十二星座を用いるとはうまいこと考えたねえ。やるねえと、思わず感心したとき、わたし、おばはんになったんだね。とちょっとショックではありました。

そうこうして、なんとなく思い出したところで、原作を読んだのでした。

中盤までは今読むとやるせなく悲壮なことも多いけれども、楽しく読んでいたのです。

最終編は…読んでいた当時ただただつらかった。これ、人間にはどうやったっていかんのでは…と無力感に苛まれたことを思い出し、だから、気が進まなかったし、けっこう深入りしたはずなのに、忘れていたんだね。と気づきながら読んでいました。

みんなぼろぼろに苦戦するのだけど、でも、できる限りの事をしている様子と昨今の状況がリンクして、つらくてしょうがない話には違いないのだけど、今読んでよかったとも思ったのでした。

…こんなことで、虚構をあっち向けたらこっち向けたらと飽けず眺めた半年なのでした。

けどね、このおかげで、だいぶ助かったのですよ。ふしぎといえばふしぎですね。

 

 

 

 

 

 

 

ふう、なんとか今日中にアップできそう。

 

happy birthday KIKI🎉

 

 

 

 

 


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