ある女の、コール&レスポンス?

日々、心の琴線にふれること、そして、それについて書きつける。音楽のように言えたらええのだけど…

いや、良いものを観ました。

2017-01-29 | テレビで、ラジオで、ネットで

1.29 9:00 日曜美術館 選

吉田博という人の木版画についてしていた。

小学生の頃、木版画や紙を貼り重ねてその差で描く(?)版画は刷ってみないとわからないのが面白くて大好きだったことを思い出す。

富士山の朝焼けや、海のきらきらしている様子の版画が光が見えるようで、なんなのこれは!?と驚く。

数十回の重ね摺り、ネズミ版という陰影の濃色をつけるための別の板、色を混ぜるなどの技法を観て、得心しつつ感動しつつも、この内一回でもずれたら台無しなんだよね。とはらはらした。

来週の再放送も録って観そうな気がする。

 

 

 


幸せな再会

2016-08-19 | テレビで、ラジオで、ネットで

とと姉ちゃん・雑誌社切り盛り篇?を見ていて、あら、モデルは「暮らしの手帖」なのね、懐かしいわ。こうやってできてきたのね。縫物は好きじゃないけど、直線裁ちならできそうな気がする!…などと追体験している気になっているうちに

高校生の頃、めったやたらと屈託…いまふうにいうとこじらせていて、なんだったらここで本につく紙魚にでもなれたらいいのにといった勢いで空いた時間のほどんどは図書室のすみで雑誌や本を見て過ごしていた。そんな時のことを思い出しました。

そこのマガジンラックに「暮しの手帖」があり、独特の装丁(グラフィックデザイン?)に惹かれて、見はじめ、いつしか好んで読んでいました。

あのころ、どうして好んで読んでいたのかを今、少し無理やり言葉にしてみると、なにも声高に言い立てて、押し付けてくるような様子はないのにしっかりとした考えをもって、よりよくなるように働きかけられて、地に足の着いた、かと言って我慢をしたり、楽しんでいないわけでもなさそうな雑誌の空気に、息継ぎができたように思っていたのだろうと思います。

…とかなんとか言っても、昔から根っからのいやしんぼなので、オニオングラタンスープや、シュークリームを積み上げたお菓子や、ロールケーキの端を少し切ってクリームでコーティングして切り株のように見せるブッシュドノエルの小ワザのことを知ったのもここからだった、おいしそうだったねえ。と、最初に思い出したのはこのことだから、ただ単に珍しい料理にわくわくしていた、というのが実際だったような気がしなくもありません…

冒頭の言葉の書きつけてある…が、もしかしたら心の中でずっと活きていて、このブログのトップに使ったのじゃないか、だったら無意識の影響は空恐ろしいものがある。とも思いました。

そんなこんなを思い起こしているうちに、あまりに図書室の常連すぎて、図書教諭の先生に時々お茶をよばれて何やかやと話していたこと、ここにはなぜだか水道水と、地下水の蛇口があって、この二つでは、同じお茶でも味が全然違うことを唐突に思い出しました。そのときはなにも思っていなかったけれど、もし、このお茶会(?)がなかったら高校生活がどうなったかちょっとこわい。と思うと、ありがたかったな、楽しかったねえ。と、幸せな再会を果たしたような気がしました。

 

 

…このブログを長い間ほったらかしていました。今日からまた、何やかやと書いていきます。

狙ってするのはおかしなことだとは思うけれど、だれかにとってこのときのお茶のようなお話ができたら…

 


…ふむ。エネルギー供給を断てばどうなるかな。

2016-05-15 | テレビで、ラジオで、ネットで

タイトルは、NHKスペシャル「人工知能 天使か悪魔か」を観終わって最初に思ったこと

ディープラーニングという自ら学習する技術を用いたアルファーゴという人工知能が囲碁の世界チャンピオンと対局をして、一度暴走によって負けるものの五局して四勝したこと。

シンガポールだったかでは、人工知能に交通のシステム管理をさせていて、ゆくゆくは、言動をデータ化して役人の不正の確率を出したり(!)すべての人の行動をデータ化して、人工知能による超効率的な行政を…書いては見たもののあまり理解できてはいないようね、けども聞いているだけでげっそりする…

手塚治虫の火の鳥やSF漫画で、未来にはコンピュータ(ここが人工知能に代わるわけね)が世界を差配していてみたいな話を思い出す。

かと思えば、ロボットのペッパーや、中国で4000万人のユーザーがいるチャットをする人工知能、深く入れ込んでいる人も多いらしい…

こんなんも、なんだか親しいロボット…スターウォーズの彼らみたいなのかなあと思う。

ここまででわかるようにあまり賢くはない自分は、気のいい?ロボットに入れ込むのは楽しそうではあるけれど人工知能が世界の経済や、政治や、行動様式に絡んでこられたらかなりしんどいだろうなあと思ってしまう

そのときに、なにかの漫画で、プログラムが暴走したゲームに入り込んでしまって大騒ぎになっている人をしり目にコンセントを抜いて解消!という場面があったような。と思って

ふと、エネルギー供給が間に合うだろうかね。と疑問に感じる。

 

 


今回は多士済々!

2016-05-01 | テレビで、ラジオで、ネットで

2016.5.1 情熱大陸 クリエイターの相談に乗る弁護士 水野祐氏について。

弁護士さんかあ…視ないで休もうかなあ…と、とっつきにくく思っていたのが、

岡本太郎の「明日の神話」をアップデート(?)したアーティストを弁護した時のエピソードに、思わず食いついてしまった。…私はこのアップデートをしたとき、この絵をもっと近しく感じて、描くこと自体は感心せんけど…この近しく思わせるのはすごいね。…結局いいの悪いのどっち?と戸惑ったことを思い出す。…

バーチャルリアリティーに、サウンドに、デザインに…クリエイターの人たちが何人も出てきて、今回は情熱大陸ではなくて情熱世界とでも言ったほうがよさそうと思う。

あちらこちらでいろいろなことを考えて造っているんだねえと感嘆する。

作業場で、ほぼ、一緒に作業をしているかのような相談役の人で、大変なことも多いのだろうけど楽しそうに見える。

最近のごたごたで、クリエイター全体をなんとなく引いてみている所があったのだけど、それは、もうおしまいにする。

 


気にはなる…

2016-04-10 | テレビで、ラジオで、ネットで

先週の情熱大陸の電気を使わない生活をする稲垣えみ子さんに続いて今週の今、ウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカ氏についてのテレビ番組を視ている。めちゃくちゃ質素な生活をしている大統領で、「世界で一番貧しい大統領」という本も出ているそうな。

ものと幸せは思っているほど関係ないのだ。と毎週言われてる気がする(笑)

最低限のもので生活できるように…やりたいことが出来る時間をつくるために…自分の人生を生きてくださいと言う。

ものはお金で買っているのじゃなくて、そのお金を手に入れるために費やした時間で買っているのですという言葉が衝撃的だった

だいぶ前に見た「チェ・ゲバラ」の映画を思い出す。また観たいなと思う。

働くこと、買うこと、生きること…私にとって最低限…ちょうどいいのはどの辺り?


へえ、びっくりぽんや!^^

2016-04-03 | テレビで、ラジオで、ネットで

今朝、日曜美術館で、民家を描き続けた向井潤吉と言う人のお話の中でダムに沈む村から桜を移植して、それは、今も名所になっているということを知って、日本人の桜愛すごいね。とだけ思って聞き流していたのだけど、

それで、ついさっき、観るともなくテレビを付けると、全然違う局で同じ桜について詳しくしていた。最初気づかなかったのだけど、あれ、これは!?と驚く

白川郷のお話をしていたから、岐阜ね。と思ってはいたけれど、荘川桜と言う名前で、樹齢400年もの桜で、当時、植木職人さんが大病を患いながら移植したこと、そして、今も桜の名所として、大勢の人が観に行くらしい…ゴールデンウィークごろ見頃なのね…と詳しく知ることができてよかった。

岐阜か…養老天命反転地とかいう面白い公園があるんじゃなかったかしら…機会があったら行ってみたいな。

 


そういや、和菓子屋さんには久しく行っていないねえ。

2016-02-14 | テレビで、ラジオで、ネットで

TBS 情熱大陸 2.14

東京、小石川で一幸庵という和菓子屋を営む水上力さんを取り上げている。

バレンタインデーに和菓子を作ろうとしていて、チョコを使うのかしらん。んん、想像できない。と思いながら観る

万葉集の相聞歌(恋の歌)をテーマに3つ作っていらした。今にしてみたら、その歌を書き留めておけばよかったと思う。

通り過ぎた後に花の匂いが追ってきているようなふんわりとした色っぽさが残っているだけなのがいいのかもしれないとも思う。

ひとつはお月さんのお干菓子がはしに載っている以外は何の変哲もないお饅頭と見せかけて…紅色のあんに…こう書いては見たけれど、奇をてらっているわけではなく自然なので深くぎょっとしてしまいそうなお菓子。

二つ目は、濃い紫の寒天菓子なのだけど、上面を軽く溶かしてくしゃくしゃにしたクッキングペーパーに置くことで、さざ波のような跡がついてそれがなんともかそけくもドラマチックにも見えるお菓子。

三つめは、見た感じ羊羹か…もしかしたら、チョコか…これについては触れられなかった。

和菓子で、ドラマチックだとか、ぎょっとするなどと思いもよらなかった。

これはかなり差し上げる人を選びそうだし、換骨奪胎が過ぎて原型がわからなくなりそうだけど、

こんなバレンタインもええわね。とすこし憧れる。情熱大陸も粋なことをなさること。

そういや、気に入っていた和菓子屋さんが閉めてからこの方とんと行くことがなくなって、スーパーに売っている餅菓子ばかり食べていたけれど、他のお店も行ってみようかしらんと思う。

今までは、東京に行ったら有名洋菓子店に行ってみたいなあと思っていたけれど、

ここへは万障繰り合わせても行ってみたい

 


地元民得!のプロジェクトxみたいな新春ドラマ

2016-01-04 | テレビで、ラジオで、ネットで

2016.1.3 「百年の計、我にあり~知られざる明治維新リーダー伝~」

 この辺の人だったらなんとなく聞いたことはあるような広瀬宰平と伊庭貞剛と別子のお山の人たちの近代化のドラマ…と言っても民放でするって、テーマが地味すぎないか…どうなるのと期待半分、心配半分で録画の途中で追いかけ視聴をし始めた。

お山で銅が産出したおかげで麓の町は潤って、また、会社を上げて道などのインフラを整備してくれたりしたので、いまだに工場街としてやっていけている…というくらいしか知らなかったのだけど

鉱山の近代化…昔は標高1200メートルから、精錬所まで人力で(男性45キロ・女性30キロ…信じられない!)担いでいたところから鉄道を敷設して降ろすようにした…いやいや、明治の昔に1200メートルの標高を索道使ったとしてもえらいことでしょうよ!と実感してたまげる。

坑道にも、手掘りからトロッコを敷設して、鉱脈をくまなく掘り進められるようにして、最終的には地下2000メートル(!?)まで掘り進められているらしい。

山の中にひとつの町というか要塞があったようだという昔話は聞いたことがあったのだけれど、島にも一つの町を作っていたようだ。…全国的に有名な軍艦島の現役時代のようなものが、あの山の中や島にあったのだろうか…ここの跡は廃墟で、東洋のマチュピチュと呼ばれて観に来る人もいるらしいけれど、全国にもほかにこんなところがあるのだろうか?と気になる。

 広瀬宰平翁のお雇い外国人に近代化計画を設計させて実施は日本人でしよう…というあきんどとしてのしたたかさと、国の力を強めないとという信念がないまぜになったシーンと、お山から銅が産出できなくなった時のために…という部下の進言を激怒して押し戻す…銅山の申し子と呼ばれた、ご自身がお山そのもののように思っていらしたようなシーンが人間的でとても印象的だった

後継者の伊庭貞剛氏の煙害を収めようというお話では、聞いたことはあったけれど、あっさりと解決したみたいに思っていたけれど、十年単位の長期にわたる尽力によることを知った。また、植林をしてくれたおかげで今の山の姿でいるのだろうなとこれも初めて知って、そうだったのか…。と絶句する。

二人がくつろぐシーンでは鮒ずしをうまいねとつまむのがお約束のようになっていて、…あ、近江の人か。お商売相手だけでなくまわりもよくしてこそお商売といったような気風があると聞いたことがあるので、ここで、その精華が結実したのかなあ…などと考えが脇道にそれる。…それにつけても鮒ずしっておいしいのかしらん。気になって仕方ない。

そんなこんなで地元民…少なくとも私得なドラマだったけれど、関係ない人たちも楽しめたんだろか?

追記・最初のほうを見ていると、小学3、4年のとき社会の中で、地元の事について学んでいた時、先生が「あそこの馬の鞍みたいに見える峰が別子銅山じゃ」と、いうものの、先生、どれも馬の鞍みたいに見えます~と聞けずじまいで、結局、どの山がそうなのかはいまだに分かっていない…この学習の一環で山根精練所周りに見学に行ったことを思い出し、そうだ。あそこの大山積神社にお参りに行こう!と視るのをいったん止めて、山根に向かった。

麓のグラウンドには行く用はあっても、ここへは社会見学以来だわ。お社横の記念館の屋根一面につつじが植えているのを見て花の時期に行ったらとっても気分がいいだろうな。と思う。

子供のころは気がつかなかったけれど、道の近くにもかかわらず山懐に抱かれた静かで厳かなお社で、お参りすると襟を正す思いになる。

帰りの石段で先生が「なんだ銅か、と思うかも知れんけどの、電線には銅を使っているんぞ、なかったら困るんじゃけんの」と言っていたのも思い出して、しみじみする。

日が短いうちに公開している広瀬宰平翁の邸宅に行って町が一望できる二階で夜景を観よう。

もしも、今の町の夜景を観たら宰平翁もさぞかし驚嘆なさることだろうなと思う。


「新世界より」ってこんなだったか…すごい!

2015-11-15 | テレビで、ラジオで、ネットで

2015.11.15 NHKFM 名演奏ライブラリ バーツラフ・ターリヒ特集

買い物から帰ってきて、母がつけていたラジオを何気なく聴く。…あ、新世界よりやってる!と思ってボリュームを上げる

ドヴォルザークの「新世界より」は小学校の音楽の時間に第四楽章を鑑賞して…なに、この曲かっこええ!とほれこんでから、中学・高校時代は家にあったCDを毎月二回くらいは聴いていた。そのためかこの作品だけは指揮者やオーケストラによってぜんぜん違うと聞き分けられるようになった。どれどれ今回の演奏はどうだろか。

私見では、この楽曲は金管楽器とパーカッションの強い、迫力のあるパートと木管楽器の抒情的…聴きようによっては感傷的なメロディのパートが混ざり合うものなので、重厚すぎるか、感傷的すぎるか、どっちつかずになる…とバランスが難しいような気がするのだけど、

今回は、迫力のあるパートは、映画音楽かと思うくらいにかっこよく、初めてアメリカをテーマにした曲だということが腑に落ちる。一方で抒情的なパートは情感があふれていながら、変なくせがなく、何より、この二つのパートが調和して、引き立てあっている。こんな演奏は初めてで、聞きなれなくて、ここまで名曲だったか?おそろしい演奏じゃ。最初から聴きたかった。と臍を噛む。1/3位しか聴けなかったけれど堪能する。

第四楽章の冒頭、小学生の時、先生がジョーズのテーマみたいなんがかかるよ。と言っていたパート…後日、聞いた説では蒸気機関車の走る様子を表現したらしいところが、今回は本当にそう聞こえる。

演奏後の解説で、しっかりとした使命感さえ感じる演奏と言っていて、さすがプロ。とこちらも感動する。作曲者の故郷、チェコ交響楽団だからこそ、使命感といったのだろうか。

…音楽鑑賞について書いてみようと試みたけれど、むずかしいものですね。

えらそうに言ってはみたけれど、中学のブラスバンド部に入って部室の本で知るまで「新世界より」は、アメリカではなくて大阪の曲だと思い込んでいたようなうすぼんやりだから、こんなんドヴォルザークさんが読んだらおかしがるかもしれないわね。

バーツラフ・ターリヒのCDを探してみよう。


甘平の新しい名前と国産アボカド!

2015-11-04 | テレビで、ラジオで、ネットで

2015.11.5.南海放送「イナゾークイズショウ」

お昼ご飯をこしらえながら聴く。この番組はクイズマスターと呼ばれるDJが登録しているリスナーに電話をかけて、三択のクイズに3問正解すると5000円もらえるというもので、リスナーとクイズマスターのやりとりが面白い。

クイズの合間にネタ投稿コーナーがあって、そのお題が「新種の中晩柑、甘平…おいしくて高価なものなのだけど、名前に高級感がないので改名が決まっています。あなたならどういう名前にしますか?」というもので、

わが県は、総員かんきつマニア(笑)だけあって、最近新種のかんきつが次々にできてはいるのだけれど…名前がねえ、思いつくだけでも「せとか」「はるか」「まりひめ」「紅まどんな」…どれもこれも似たようにかわいくて今一つ区別ができないので、

「甘平」の名前はどうしてこんな名前に?とは思ったけれど、めったに食べられないくらい高価だけれど、かんきつ界の絶対王者「伊予柑」(注・私の基準です)の地位を脅かすくらいのおいしさに、この味でこの独自性あふれる名前。と一気に好きになったので、ええっと驚き…そうか、変わるのかあ…と少しがっかりする。

リスナーの候補は、平甘盛、淑女の昼下がり、甘しずくなど、この中だったら平甘盛(たいらのあまもり)が気に入ったけれど、どうなるかなあ。かわいい系じゃないほうがいいけれど…注視しておこう。

もう一つの驚き、クイズの問題に松山でアボカドが栽培されていて、生産量日本一だというお話。バナナやヤシが作れるとは思えないように、アボカドも無理でしょと思い込んでいたので、こちらは思いがけず嬉しかった。

どこに売っているんだろ、味は違わないんだろうか、もぎたてを食べてみたいものですわ。