大谷☆ヒロユキ的デジタル妄想録

パソコン・家電を中心にデジタル物の浅はかな知識を紹介するあんまり参考にならないサイト。

故郷を想う。

2011年07月05日 21時24分03秒 | Weblog
 久々の投稿ですが、今回はデジタルでもなんでもないのであしからず。

 今テレビつけたら「さだまさし」の名曲「案山子(かかし)」を基にしたドラマをやっている。長崎五島列島での物語のようだ。そう言えば、つい先日両親がこの五島列島に旅行に行ったのを聞いた。とても良いところだそうだ。一度行ってみたいですな。

 このドラマは田舎から都会にでる若者の話のようだ。私の実家は島根県津和野という四方山に囲まれた田舎です。実家を出てもう20年近くになろうとしてますが、学生のころは田舎が嫌で早く津和野を出たいと思っていました。けれど今では故郷はとてつもなく懐かしいと想うのです。まあ、今は車で2時間のところに住んでるし、最近姪が産まれて度々帰ってるんですけどね。でも距離的な問題ではないんですよ。やっぱり心情的な問題なんですね。住んでいるのと住んでいないのは全然違うわけです。
 
 話は戻りますが、このさだまさしの「案山子」という曲の原風景は実は「津和野」なのです。(ちゃんとwikiにも載ってるよ)何年か前に津和野にさだまさしが来てたのも思い出しました。このドラマを見てたらなんだかとても切なくなってしまいました。
 7年前くらいかな、大学の時の友達を連れて行ったときに霧掛かった盆地の津和野をみて「ナウシカの谷」のようだと言われて大変うれしかったのを覚えています。そのころかな、故郷って良いものだと思いはじめたのは。



 先日、某テレビ(ぴったんこ○○)で津和野を特集して米倉涼子が来てたなあ。しかもうちのすぐ近所の和菓子屋さんに。たまたま故郷が観光地であっただけなのですが、こうして津和野を離れても、今の津和野を伝えてくれるのは本当にうれしいかぎりです。あと同級生もでてたし。

 最近ネットという大変便利なもののおかげで今まで知らなかった故郷について手軽に知る事ができるようになりました。せっかくなんで自分で調べて「へー、」って思ったことをざっと並べてみよう。

 津和野出身の最大の有名人といえば、かの文豪「森鴎外」です。しかし、読んだ(知ってる)作品は国語の教科書にでてた「舞姫」ぐらい。この作品主にドイツが舞台ですが、どうやら鴎外自身をモデルとしているらしく、津和野もそのイメージの一部として出てるとか。ちゃんと読んだことないので今度読んでみようと思う。あと鴎外の墓が実家から歩いて5分もないところにあるんですよね。小さい頃なぜか早朝ランニングコースがこの鴎外の墓があるお寺でした。(鴎外の墓は日本に何カ所かあるらしく、その一つらしい。まあ分骨ってことですかね)

 あと森昌子の曲にズバリ「津和野ひとり」というのがあるらしい(聴いたことないけど)。面白いところでは舞台が津和野の「男はつらいよ」をマドンナが吉永小百合という黄金キャストでやってます。水戸黄門御一行はなんと3度も来てるよ。よく考えたら黄門様ってめちゃくちゃ元気な老人だな。江戸から津和野は1200kmはあるぞ。

 マニアックなところでは水彩画家の安野光雅。知ってる人は知ってるみたい。私はNHKでやってた水彩画講座かなんかでしか見た事ないんだけど。今はない生家が実家のすぐ近くで、うちのジイさん兄弟とは幼なじみだったらしい。

 まあ探せば他にも色々あるんですが、皆さんたまには故郷を振り返ってはいかがでしょうか。今は故郷に帰るのは難しい環境なんですが、まだまだ先の定年を迎えたら帰りたいです。今日はこんなところで。





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