伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

送り

2022年11月26日 | 日記
 娘夫婦が帰省したのは先週の土曜日。遅い夏期休暇を取得した帰省だった。それから2日、父親が仕事のため戻り、母は木曜日に戻ったが、保育所の関係で孫だけは我が家に残った。



 以前、やはり娘夫婦の仕事の都合で孫だけが1泊したことがある。しかし、今回は2泊。しかも、1泊の後は娘(母)が我が家に戻ってきたという条件だった。今回は、2泊の後に送っていくというほぼ丸2日間父母に会っていないという条件での送り。寂しがって泣き出さないだろうかと不安を覚えた2日間だったが戸外で愛犬にじゃれたり、散歩したり、家の中を走り回ったり、なぜか、くまのプーさんのぬいぐるみの上に寝そべったり、叱った時以外に泣くこともなく、無事ご機嫌に2日間の滞在を終えて娘夫婦のもとに帰っていった。

 送りは、自家用車のベビーシートに座った窮屈な旅。



 サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)毎に立ち寄る覚悟で旅した。自宅を出て常磐道に入り、最初の中郷SAに立ち寄った。本当はここで童謡が入ったCDでも購入したいともくろんだのだが、音楽もネット上で配信される昨今はCDの販売自体をしていない。目的は達しなかったが、孫は、同SAの野口雨情ゆかりのブロンズ像が配置される林で散歩を楽しんだ。

 20分程滞在したのだろうか。ポツポツ来たので「雨が降ってきた。車にいこ」と孫を抱きかかえて戻ろうとすると、「雨来ない、雨来ない」とだだをこねる。強制的に車に乗せて出発したが、やがてフロントガラスに雨粒が目立つ様になると、「雨だ」と納得してくれた。実に戸外が大好きな孫だ。

 その後、常磐道のトンネルをくぐっていると、暗くなったためか、孫は居眠りを始めた。眠っている間は停まる必要がない。当初覚悟したSAやPA毎の休憩をすることなく昼時間を迎えた。目を覚ました孫にSAでパンとアンパンマンの袋に入ったお菓子を買い、再び車を走らせた。孫はお菓子の袋を抱きしめてはいるが、開けろとだだをこねることはなかった。パンを食べて満足していたこともあるかもしれないが、この点はほめてやりたい。

 娘夫婦の自宅まで良い子で過ごしてくれた孫との旅を終えて帰宅するまで7時間。フルに走っていたわけではないが、その間に事故もなく、無事に送り届けてホッとした1日だった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿