伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

ゴミ拾い

2021年09月26日 | 日記
 愛犬の散歩は毎日、ほぼ同じコース。というより、毎日同じ。自宅を出て、林間部の市道を歩き、田園に出る。そして同じコースを戻ってくる。

 ノウハウ本によると、散歩のコースを1つに固定するのはよろしくないと書いている。今は、自宅から見れば、東に向いてコースをとるが、以前は、北に向かうコース、南に向かうコース、3つのコースを歩いていたが、いつの頃からか一つのコースに固定されてしまった。

 沿道に季節の花々が咲き、林間部ではシジュウカラやヤマガラ、メジロなど定着している野鳥や、キビタキなど季節による野鳥が枝を渡る姿を見ることがある。これからは、アオジやルリビタキなどがやってくる。

 今は、季節に遅れたタカサゴユリ、ツリフネソウは満開になってい沿道を飾っている。





 珍しい所では、リス、ムササビ、イノシシ、ウサギ、ニホンアナグマを見かけたこともある。

 こうした楽しみもあって、コースが固定してしまったのだ。
 イヌは不満だろうが、まあ、元気に散歩している。

 ただ、この沿道には、時折、レジ袋に包まれたゴミや吸い殻、住宅の片付けで発生したであろう粗大ゴミが捨てられることがある。アナログ波からデジタル波に変った頃はテレビが捨てられていたことがあるし、空き缶等が詰まった市規格のゴミ袋が5袋程度捨てられていたこともあった。珍しいところでは金庫と手提げ金庫も見つけた。

 これらは支所に連絡し対応してもらった。金庫は、東南等の犯罪がらみの可能性があった。警察も同行して回収したという。時間が経ちすぎて証拠となるものを発見することはできなかったらしい。

 ただ小さいものまで、一々連絡もしていられない。一定、道端で目立つほど増えてくると、散歩のついでに回収してくるようにしている。普段から散歩にはカメラを持っていく。ゴミを回収しようという時は、火ばさみを持ち、加えて拾ったゴミの袋も持つ。なかなか、大変だ。

 さて、捨てられたレジ袋の中には、空き缶やペットボトルが入っていることが多い。燃やせるゴミと、空き缶等の資源回収ゴミに分ける必要があるだろうから、燃やせるゴミと空き缶や燃えないゴミの2日に分けて回収してくることが多い。

 今回は燃えるゴミが、市規格ゴミ袋で1つ、空き缶等が1つ、都合2袋のゴミとなった。拾ったごみは、燃やせるごみはその回収日に、空き缶やペットボトルは、水で流してきれいいしてその回収日に出している。これが市のルールに即しているのかは確認していないが、目をつぶってもらおう。

 不思議なことがある。空き缶等は、ビールや酎ハイなどのアルコール飲料が多いのだ。ゴミは明らかに車上からのポイ捨てだ。手が届く範囲でしか拾ってこれないが、遠くまで投げ捨てたゴミなどもあり、その様子は車の窓を開けたポイ捨てであることは明らかだ。

 運転者が自宅でお酒を飲み、わざわざ地袋に入れたそのゴミを車に積んできて捨てていくとは思えない。とすると同乗者が仕事帰り等に車上で一杯を楽しみ、呑み殻を捨てていったのだろうか。まさか運転している人間が呑んだとは思えないし、思いたくないのだが・・。

 聞くと、他の場所にも似たように、アルコール飲料の缶などが捨てられるところがあるという。そういえば、ごみ袋にいっぱいの空き缶が、木の枝にぶら下げられていたり、道端の木の枝などに、空き缶が差し込まれたりしているのを見たことがある。ポイ捨て者に対する警告なのだろう。

 今回のごみ拾いは4カ月ぶりだろうか。以前なら2カ月程でごみ袋がいっぱいになった。その当時から考えれば、ポイ捨ても少なくなってきたと思う。散歩で監視の目が届いていることが、多少なりとも功を奏したとすれば幸いなのだが。

 ただ、拾った後にごみが捨てられると、やはり少しムッとする。
 ポイ捨てはやめてほしいもの。


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