伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

予防接種の道すがら

2023年04月19日 | 
 花の上で蜜を吸っているのはチョウセンベニシジミ。
 よっぽど蜜が旨いのか、スマホカメラをすぐ近くまで寄せても逃げていかない。なかなかの度胸だ。

 そんなことをしているうちに手に跳ね上がったバッタがいた。



 イナゴの仲間の幼生だろうか。こちらもまったく手から逃げていこうとしない。
 停まっているのは右手。左手でのカメラの操作が難しい。けっきょくピントは合わせることができなかったが、これもなかなか度胸がある。

 道端にはスミレが咲き誇っている。



 草むらに隠れるようにひっそりと咲いていたのは、たぶんアリアケスミレ。

 近くにはセイヨウジュウニヒトエが咲き誇る。



 昨年も予防接種に出かけながら見た花々だ。

 さて、朝の散歩はいつもと違った。



 写真のところからキビタキのさえずりが聞こえてきたのだ。
 ジュリリ、ジュリ、ジュリジュリジュリ・・。

 どことなくまだ下手くそだが、間違いなくキビタキだ。
 このキビタキ、散歩を進めていくと先回りしてさえずりを聞かせてくれた。
 帰りの際に気がついた。
 先回りしていたのではなく、複数の鳥が、それぞれの場所でさえずっていたようだ。
 散歩をしているコースに、少なくとも2羽のキビタキがテリトリーを作ろうとしているようだ。

 残念ながら姿を見ることはできなかった。そのうち姿を見せてくれることを祈っている。

 最近、あちこちでヒューという声を聞く。けっこう大きな声だ。
 今日も近くから声が聞こえたので、見つめていると、木の陰からその声の主が飛んでいった。
 アカゲラだ。
 それにしてもよく声を聞くようになったのは、アカゲラの個体数が増えているからなのだろうか。

 この声を初めて聞いた時は、背筋が凍る思いがした。
 その場所がこの林だ。



 薄暗い林の奥から響くヒューという音。このシュチュエーションで聞くと、その響きは不気味だった。
 しばらく声の主は分からなかった。ネットで探し回ってやっと声の主にたどり着いた。
 アカゲラだったと知った。

 正体を知ってしまえば不気味と思うことはない。逆にその鳥が近くにいる証拠にもなる。
 たぶん明日も声を聞くだろう。
 今度はしっかりその姿を見ることができるだろうか。

 ヤマフジの花もだいぶそれらしい姿を見せるようになった。




 道には昨日できた水たまり。逆さ電柱と地上の青空が目を引いた。

 


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