やっぱり相性が悪いコジュケイ / いきもの録

　昨日から降り始めた雨が、今朝にかけて激しく降りました。

　上遠野川はいつにない水量。いわき石川線の原前付近は、川のごとくに水が流れていました。道路下を通る暗渠（あんきょ）の入り口が流下物でふさがり、水があふれるためこうなってしまうという。水をひかせるためには、入り口をふさいだ物を取り除かなければならないが、安全のために水が引くのを待つ必要がある。以前から、何とかならないかという声はあるが、現時点では、その方向性は見えていない。そんな状況です。

　全体としては大きな被害がなく済んだようですが、ぐづついた天気は1日続きました。

　さて、おとといの朝、愛犬の散歩の途上、草むらにたたずむ鳥の姿。そう、4m程しか離れていないのに動きません。

　人が近づいても、まず気配を消してやり過ごそうとするのがコジュケイです。瞬間的にコジュケイと思い、立ち止まったら逃げ出すだろうと考えて、いったん前に進み、こそこそと後戻りして写真を撮りました。



　先程と姿勢を変えていませんでしたが、やがて歩き出し、何かをついばみました。



　この写真を撮って、やっぱり私はコジュケイと相性が悪いと思います。

　良い瞬間なのに、肝心の目の部分に枯草がかぶさってしまいました。この後、草に隠れたり、あまり良い景色で撮ることができません。何とかしようと、こちらが移動したら、もう1羽といっしょに飛び去ってしまいました。

　コジュケイは結構、近くで見かけますが、だいたいが逃げ出す直前に気づくという感じ。2m程先から飛び立つコジュケイに何度おどら化されてきたでしょう。次こそは、しっかり写真におさめたい。

　高い木の上にカワラヒワがいました。



　この日は寒くて、霜柱が立っていました。