伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

いわきの海水浴シーズンが始まった。天気良くなれ。

2019年07月13日 | イベント
  2011年3月の東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の爆発事故で、2011年には開かれなかった海水浴場も、2012年(平成24)に勿来海水浴場、13年に四倉海水浴場、17年に薄磯海水浴場、そして今年から久之浜・波立海水浴場が開設されることになった。

 減少した海水浴客も年々増加してきている。

 入り込みは天候しだいということになる。そうなればなったで涼しさを求めるとは思うが、夏らしい天気になって、多くの利用客に安全に利用していただきたい。

 式のあいさつでも、安全にふれた内容が多かった。勿来海水浴場にはライフセーバーの方々も常駐することになるようだが、まず、利用する側も安全に心がけていただきたいものだ。


 会場に着いた時、高校生がフラダンスを終え退場するところだった。

 あれ、遅刻しちゃったの・・。

 そうではなかった。練習だったようだ。


 ということで無事に式に冒頭から出席したわけだが、開会し直後に、今年8月に市内アリオスで開かれる高校生フラ甲子園に出場する市内の高校フラ部の3校がフラダンスを披露し式典に華を添えた。






 出演したのは平商業高校「平商Mahaloha」、いわき総合高校「Alohi Mino'aka」、湯本高校「Welina Mahalo」で、「月の夜」と「ラブリー フラ ハンズ」の2曲を踊った。


 安全祈願の神事に続き、式典で多くの海水浴客の入り込みに期待が語られた後、市サンシャインガイドによる海開き宣言、関係者によるテープカットで海水浴場を開いた。




 上空には海上保安庁の海難救助に活躍する「うみすずめ」が飛来し、海開きを上空から祝った。






 海岸ではサンシャインガイドやフラ部の面々が初泳ぎに臨み、子ども達とともに押し寄せる波と戯れていた。








 砂浜の際に黄色の花が咲いていた。



 何という花だろう。

 調べてみると「ハマニガナ」というらしい。オシベの形が何かに似ていると思った。そうそうニガナにそっくりだ。長ければ4月から11月まで花をつけるという。潮流によって拡散されるので分布は広く、ベトナムや中国、ロシアまで分布域を持っているらしい。


 もう一つこんな花もあった。



 「ハマボウフウ」というらしい。若葉は香り高くうまいというが、本当なのか・・。

 福島県ではレッドデータブックに記載されて「絶滅危惧II類」に分類されているらしい。食べたりせずに大事にしなければならない植物だ。


 海水浴場に入る横断トンネルを抜けると、目に入るのがこの岩礁だ。とても印象的だ。勿来海水浴場のシンボルとも言えそう。

 


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