伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

エゾビタキ

2016年10月04日 | 
 朝の犬の散歩。

 天気が良いと生き物たちも元気になり、森の陰からさえずりが聞こえたり、木立の上に姿をあらわしたりします。

 めずらしい飛び方をしている鳥がいるぞ。枝の先に泊まり、飛び立ってはすぐに戻る。そんな動作をしている小鳥がいました。



 背中側を見せてくれないかな。そんなことを思いながら何枚か撮影したのですが、残念ながらかないません。気がつくと少し離れた木の上でも同様の行動を繰り返している小鳥がいました。

 調べるとエゾビタキのようです。シベリアなど北方で夏を過ごして、冬をフィリピンなど南方で過ごすために旅をする途中で姿を見せてくれたようです。

 飛び立っては枝に戻る行動は、虫を捕食するためで、食事中だったようです。

 そこにモズがやってきました。



 写真は別の場所で撮影したものですが、モズが来た途端、エゾビタキはどこかに行ってしまいました。小型の猛禽類とも言えるモズは、やはり怖いのですね。

 サメビタキは6月にも姿を見かけました。この時は北方への旅の途中。人間のようにパスポートなどという不自由なものを持たずに、自由に旅する渡り鳥ですが、律儀にも南に帰るあいさつに姿をあらわしてくれた。そう思っておきたい。

 さえずりに耳を奪われて視線を向けた枯松群。心地よいきれいなさえずりの他に、ギャッ、ギャッというだみ声も聞こえます。だみ声の主はカケスに違いありません。大きめの鳥が木を渡る影も見えています。

 その時、遠くの枝の先に何かが泊まっていることに気が付きました。



 これは何。ネットで調べました。イカル、いやシメ。画像がよくないのでなかなか判断ができません。よく見るとシメは尻尾の先が白いけれど、写真の小鳥は白くない。でもイカルだと顔の部分は黒いお面をかぶっているようなはずなのに、写真の小鳥はアイマスクだけのように見える・・判断が難しい。でも尻尾の色を優先して判断し、イカルに決定・・本当かよ。自分を疑っています。

 羽繕いをしています。



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