「集志貫徹」

明日から3月議会の一般質問が行われます。
1期4年間の最後の議会での質問です。
私は1期の目標を、「議員として基本的な資質向上に切磋琢磨する」を挙げて行動してきました。
議会に対する姿勢もその一つであり、すべての定例会で一般質問することをその証と捉えていました。
今回で16回全てに質問することが出来そうです。
質問したからいいとは決して思いませんが、毎回質問を考える度に資料を約100ページ分くらい
用意し、目を通しています。
日頃の議員活動に当然役だっています。今後もできるだけ続けたいと思っています。
では、今回の質問の内容を。
1.定住施策について
(1) 出生者数の増を図るため「安心して子育てができるまちづくり」の推進について
これまでの少子化対策は、主として「子育て支援策」を中心に取り組まれてきた。
一定の成果はあり、その重要性は引き続き変わらないものの、今後は、さらに視野を広げ、
「恋愛・結婚」をめぐるデータの集積、現状分析と評価、政策的対応のあり方等について、
議論を深め、大田市独自の結婚支援施策を構築すべきである。
そのためにはどうすればよいのか。を質していきます。
(2) 転出者数を抑えるため「ふるさと大田の意識醸成」を図ることについて
大田市で行っているふるさと学習をESD(持続発展教育)の観点に立ち、学校教育において導入・推進し、
同時に地域・NPOを含めた社会教育の観点からESD推進環境を整える。
そのことが学校と地域が一体となり地域力教育(自称)を創造し、
ふるさとに対する誇りと自信を持った若い世代を育成して、市外への流失を防いだり、Uターン促進への一助とする。
そのことが社会動体の減少に寄与する。そのためにどうするのか。を質していきます。
(3) UIターン者の就業対策による「暮らしやすいまちづくり」の推進について
産業振興と雇用の確保は大田市民のみならず、UIターン者を増やし、
社会動態の減少に歯止めをかけるための重要な施策である。
「地下資源」「石見銀山」「神楽」等をキーワードとした、
新たな技術や大田市の豊かな資源を生かした新産業を創出をすることで
新たな雇用やUIターン者を増やし、ひいては企業誘致に結びつき、社会動体の減少に寄与する。
そのためにどうするのか。を質していきます。
3番目ですので、午前11時前後からの登壇になると思われます。
傍聴、又はぎんざんテレビでご覧下さい。
大田市文化協会、大田市教育委員会、大田市民会館の三者が主催しています
「文化プロデューサーステップ講座」の集大成イベント
「三瓶の魅力を語りうたう」を開催しました。
昨日のリハーサルと今日の本番にずっと付き合わさせて頂きました。
劇研「空」を始め、大田市少年少女合唱団、土江子ども神楽団など
様々な皆様の力を借りながら、三瓶山の魅力をアピールしました。
来場して頂いた皆様に、三瓶山の新たな興味と関心を新たに持って頂く
きっかけ作りに多いに役立ったと思います。
昨年10月から「乳幼児等医療費助成制度」並びに「子ども医療費助成制度」により
中学校卒業までの子どもの医療費が無料となりました。
しかしながらフェイスブックを始め、何人かの皆さんから「初診料を徴収された」との
声をお聞きいたしました。
他市等の状も調べた結果、この制度の「対象となるのは、保険診療部分の医療費のみ。
文書料や入院されたときの食事代、室料等は別に自己負担」となることがわかりました。
これは「保険が適用されない部分は有料」ということを意味し、大田市のHPでも
「対象となるのは、~」は記載されています。
問題は、その下に表示されている「大きな病院では自己負担額の他に初診料等を別途徴収される場合があります。」
という記載です。
「初診料」は保険適用であり、基本的に無料となるはずです。
もしや「特定療養費」ではないかと思い、昨日担当者に説明を求めました。
その結果、やはり「初診料」は基本的に無料で、「特定療養費」は徴収するとの事でした。
「特定療養費」とは、保険給付対象外の診療(特別なサービスや特別医療の部分の費用)は自費扱いとなる制度で、
多くの皆様の場合は、「200床以上の病院での初診に対しては、他の医療機関からの紹介状がない場合、初診時特定療養費として
初診料以外に病院で定めた金額を徴収することができる。(大田市立病院の場合は1575円)」だと思われます。
このことが、市のHPや、大田市立病院のHP等で明確な説明がない状況なので、大きな誤解を生む原因だと思います。
これをきちんと説明する為、HPを改善する様に担当者に申し入れをしておきました。
なお、時間内での初診料は無料になりますが、平日時間外、および休日の診療等はその部分が請求されるとの
回答もありました。残念ながら「特定療養費」は無料にならないということでした。
今朝のローカル局テレビで美肌効果のある温泉の特集を放映していました。
私が美肌になってもしょうがないし、誰も喜ぶことではないので特に関心の無いまま流していました。
後になって何か観光のヒントになるかもしれないと思い、地元の温泉の美肌効果の関連が気になり
調べてみました。
日本三大美人温泉といえば、 川中温泉(群馬県) 、龍神温泉(和歌山県) 、湯の川温泉(島根県)ですね。
美肌になれる温泉のポイントは(1)泉質、(2)PH値、(3)メタケイ酸という事らしいです。
(1)温泉の泉質は全部で11分類ありますが、その内
「炭酸水素塩泉」は美肌泉質の代表格で、肌表面を軟らかくして、お肌の古い角質や汚れを取り除くクレンジング作用がある、
「硫酸塩泉」は、お肌にたっぷりと水分を補給する泉質で、お肌にハリと潤いを与え、美肌再生のアンチエイジング作用がある、
「硫黄泉」は、メラニンの代謝促進と細血管拡張作用による「美白効果」と「老廃物の排出(デトックス)効果」があり、
「塩化物泉」は、食塩を含む温泉で、お肌の表面に塩のベールを作り、保湿&保温に優れた効果があり、
と4つの泉質が向いているようです。
次に(2)のPH値はPH8.5以上の「アルカリ性」温泉は、石鹸のように汚れを落とす作用があり、美肌効果が高く
ツルツル、すべすべになるそうで、ヌルヌルしたお湯が特徴ということです。
(3)のメタケイ酸は聞きなれない言葉ですが、天然系化粧水に使用される成分で、
コラーゲンの生成を助けて肌をみずみずしくする効果があるそうで、
今注目の美肌成分との事。それが50mg以上含まれていると美肌にとって形成が期待でるようです。
そこで、これらのことを三大美人温泉で、県内にある湯の川温泉と地元温泉を比較してみたいと思います。
泉質 | 泉温による分類 | 液性による分類 | 浸透圧による分類 | |
湯の川温泉 | カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 | 高温泉 | 弱アルカリ性 | 低張性 |
三瓶温泉 | ナトリウム-塩化物泉 | 温泉 | 弱酸性 | 低張性 |
温泉津温泉 | ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 | 高温泉 | 中性 | 等張性 |
泉温による分類は鉱泉の湧出時、または採取時の温度で次の通り分類されます。(抜粋)
温泉 - 泉温34℃以上42℃未満
高温泉 - 泉温42℃以上
液性による分類は湧出時のpH値により次の通り分類されます。(抜粋)
弱酸性 - pH 3以上6未満
中性 - pH 6以上7.5未満
弱アルカリ性 - pH 7.5以上8.5未満
浸透圧による分類は溶存物質総量または凝固点により次の通り分類分類されます。(抜粋)
低張性 - 溶存物質総量 8g/kg未満、凝固点 -0.55℃以上
等張性 - 溶存物質総量 8以上10g/kg未満、凝固点 -0.55未満-0.58℃以上
「浸透圧」とは濃度の異なる2種類の液体を半透膜で仕切った時、その膜にかかる圧力のことを言います。
2種類の液体についてですが、温泉のお湯と人間の身体の細胞液、そして半透膜というのが人間の皮膚の事になります。
浸透圧と身体の細胞液が等しい温泉の事を、「等張性泉」と言います。
低いものを「低張性泉」と言います。
高いものを「高張性泉」と言います。
浸透圧の低い「低張性泉」については、温泉の水分が体内に移動することで濃度を近づけようとします。
浸透圧の高い「高張性泉」については、濃度を近づける為に、温泉の成分が身体に浸透していきます。
温泉成分が体内へ浸透しやすい「高張性泉」の方が、良い温泉のように思えますが方、
その分「湯あたり」を起こしやすい温泉であるとも言えます。
次に成分の比較です。
Ph値 | メタケイ酸 | メタホウ酸 | 硫酸イオン | 陰イオン合計 | 硫酸イオンの 陰イオン合計の割合 |
|
湯の川温泉 | 8.4 | 43.1 | 7.5 | 577.2 | 940.5 | 0.61 |
三瓶温泉 | 5.8 | 215.0 | 20.5 | 9.6 | 1204.5 | 0.01 |
温泉津温泉 | 6.0 |
130.0
|
50.7
|
966.0 | 5100.6 | 0.19 |
Ph値では弱アルカリ性 の湯の川温泉にはかないません。
しかし、メタケイ酸、メタホウ酸では湯の川温泉をはるかに多くの成分を有しています。
泉質の硫酸塩泉は要していませんが、十分に美人温泉としてアピールする要素はあるのではないでしょうか。
先日10日に大森へ出かけて行きました。
10日といえば、市内各地で積雪のあった日です。
大森も比較的多い積雪でした。
町並みでは車が通行した轍が残るのみで、その轍を利用して雪かきする町民の皆様の姿が。
また、観光客の皆様の歩きにくそうな姿があちらこちらで。
町民の方にお話を伺うと、今年は年初めから比較的観光客も多く見られるとのこと。
大田市各地で大変な労力で除雪が行われていますが、世界遺産の町並みも何とか早めに除雪対策を
考える必要がありそうです。
写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。現況をお見せできなくて残念です。