あごう ひろゆきの「集志貫徹」 ブログ

生まれ育った「大田市」をこよなく愛し、責任世代の一人として、先頭に立ちがんばっています。皆様との意見交換の場です。

「集志貫徹」

やっぱりおおだ!

公民館とまちづくりセンター

2013年02月18日 11時27分35秒 | 想・有・独・言

昨日はサンレディー大田で開催された「島根県公民館研究集会(西部会場)」へお邪魔しました。

午後からは「公民館とまちづくりセンターが進めるまちづくり」というテーマでパネルディスカッションが

行われました。

大田市が今抱えている公民館とまちづくりセンターの位置付けの課題として

論点1.「社会教育・生涯学習」と「安全安心で活力ある地域振興」

論点2.「広域単位」「旧町村単位」

の2つを挙げ、この解決に向けて様々な角度から意見が出されました。

パネラーは、

木村 真介 氏(島根県教育長社会教育課 社会教育主事)

有田 昭一郎 氏(島根県中山間地域研究センター 専門研究員)

泉 充規 氏(大田市立仁摩公民館 館長)

八束 義夫 氏(大田まちづくりセンター長)

コーディネーターは、

作野 広和 氏(島根大学教育学部准教授)

泉氏と八束氏が大田市の抱える課題やそれに対する考え方を提示しながら

木村、有田の両氏が他市の事例や大きな視点でアドバイスやサジェスチョンすると言うような形で

進行していきました。

 

論点1.「社会教育・生涯学習」と「安全安心で活力ある地域振興」については

「公民館」は、広域的(ブロック)で未来的な人づくりの場で、橋渡し型の業務を受け持ち、

「まちづくりセンター」は、近隣(旧町村)の現実的課題解決に向けた地域づくりの場で、現場主義であるという認識が示されました。

 

論点2.「広域単位」「旧町村単位」については

地域課題の解決は地域住民の幸せのためであり、そのためには連携から連動へと進めていかねばならない。

実効性のある役割分担を。また、新しい時代におけるまちづくり組織をまちづくり委員会を中心として

各種機関や団体と連動させながら各分野での課題解決に向けたモデルが提案されました。

 

行財政改革特別委員会においても、この「ブロックと旧町村単位」と「公民館とまちセン」の関係については

今まさに集中的に議論している最中で、非常に興味深い話が聞けたと思っています。