hiroya_ikeda の物欲の館

独身貴族(?)の私が手に入れたいろんなGoodsを紹介するページです。カメラ・レンズとPC関係が多いですが・・・。

2009年3月28日 Mac Fan Club

2009年03月29日 22時55分42秒 | PC/AV機器
今回、東京に出てきた2つ目の目的が『Mac Fan Club』に参加すること。これに参加するために年間定期購読に申し込んだ(笑)。まさにMac Fan編集部の思惑にはまってしまった次第。とはいえ、『Mac Fan』は毎月欠かさず買っているので、特別損をすることはないので問題ないだろう。
私と『Mac Fan』とのおつきあいは長く、幕張メッセで開催されていた『Mac World Expo Tokyo』で配布されていた『Mac Fan創刊準備号』をもらい、創刊号から毎号欠かさず買っている。昨年末までは全号揃っていたのだが、引っ越しでほぼ全てを捨てざるを得なくなったのが残念。かつて大阪で開催された『Mac Fan Expo in Kansai』にも東京から参加。そんな思い入れがあったため、今回のイベントを知ってすぐに年間定期購読を申し込んだ。

さて、このイベントの会場は『Mac Fan』を発行する毎日コミュニケーションズ社の「マイナビルーム」。竹橋のパレスサイドビルの9階。ここからは皇居が見える素晴らしい眺望。実はあまりにも眺望が綺麗だったので思わず、休憩時間に写真を撮ったのだが、本当は撮影してはいけなかったのだそうで、イベントスタート時にアナウンスされていたようなのだが、聞いていないので仕方がない。そのような事情なので、ここでの掲載は控えさせていただく。



タイムスケジュールは次の通り。

11:30     開場
12:35~    はじめに(Mac Fan編集長 小林正明)
12:40~13:10 1限目●12ヶ月のMacintosh(編集部ステージ)
13:20~13:50 2限目●ラネクシーステージ
14:00~14:30 3限目●天声姫語(編集部ステージ)
14:40~15:10 4限目●Bento2体験モニター表彰式
15:10~15:40 飲食タイム
15:40~16:10 5限目●デジタルステージステージ
16:20~16:50 6限目●フォーカルポイントコンピュータステージ
17:00~17:30 7限目●Mac不安ちゃん(編集部ステージ)
17:40~18:10 質疑応答&プレゼント大会

私は午前中に用事があったので、会場に到着したのが13時ごろ。本当は編集長の「はじめに」を聞きたかったのだが、残念。
会場に到着したときには1限目もほぼ終わり。

2限目のラネクシーステージはMacでWindowsなどのOSを動かす『Parallels』の紹介。一番最後に最初のバージョンのローカライズの裏話を披露していただいたのだが、Macの画面の上部にあるプルダウンメニューに「ファイル(F)」とか「編集(E)」など、ウィンドウズと同じキー操作の記号が表示されていて、発売した後、ユーザーからの指摘で初めて気がついたとのこと。なかなか笑えた。

3限目の天声姫語はMac Fanの1コーナーなのだが、申し訳ないながら私はほとんど読んでいない。なので担当タレントの池澤春菜さんについての思い入れは全くなく、3限目は傍観者的な感覚だった。もちろん他の方々はよく読んでいるようで、会場限定販売の「Mac音ナナ」ROM版の販売には長蛇の列ができていた。

4限目のBento2ではファイルメーカー社の新社長が挨拶をした後、営業担当者がバトンタッチしてBentoを解説。新社長はごく最近就任したらしく、あまりMacやBentoに関して詳しくないようで、本人も勉強中だと述べていた。営業担当者はファイルメーカー社の前身のクラリス社から働いているそうで、当時のクラリスワークスの話などをしてくれて嬉しかった。クラリスワークスは以前のMacの統合ソフト。当時マイクロソフトのオフィスも発売されていたが、本当の統合化がされていたとはいえず、ワードに表を貼る場合はエクセルデータをコピー&ペースとするという程度で、結局は複数のソフトの寄せ集めという内容だった。だが、クラリスワークスはワープロページの好きな場所にいきなり表を作ることができ、あるいは簡単な図形も自由にかけた。もちろん細かい部分で不満もあったが、その自由度と操作の軽さに感激して会社でひとり、このソフトを使っていた。しかし会社のマシンがウィンドウズに統一されてソフトもオフィスになったことでクラリスワークスは使うことが激減してしまった。
さて、Bento2はデータベースソフト「ファイルメーカー」の簡易版的な位置づけのソフト。正直、パーソナルユースでのデータベースにそれほど興味はなかったのだが、話しを聴いてとりあえず体験版をいただいた。



4限目が終わると飲食タイム。サンドイッチとスナック菓子、ウーロン茶にレッドブルを振る舞ってくれた。なかなか太っ腹な編集部。サンドイッチは2回お替わりさせていただいた。




5限目のデジタルステージステージでは、簡単にセンスのいいホームページが制作できる『BinD FOR WEBLiFE 2.5』のデモ。そのコンセプトがよくて、このソフトとFLASHサイト制作ソフト『iD FOR WEBLiFE+』が特別価格だったので、注文してしまった。その際にビスコと生茶と携帯ストラップをいただいた。


6限目のフォーカルポイントコンピュータステージではプレゼンソフトをプロジェクターで投影するのに苦労し、調整しているあいだ、同社の販売している小物の紹介。その後、『Active Strage XRAID』のご紹介。これはAppleが発売していた『Xserve RAID』の拡張版のような製品で、フロント部分のデザインはアップルロゴのないアップル製品という印象。合計8または16TBの容量を持ち、転送速度は1,570MBというヤケクソなスペック。低価格とはいえ8TBで148万円ですからなぁ(笑)。まぁ、よっぽどのお金持ちでない限り、個人で使うものではないですなぁ。


 

7限目はMac 不安ちゃん。Mac Fanの連載マンガページの作者と編集長および担当者によるトークショー。作者のみずした孝之氏は比較的古くからのマックユーザーで、クアドラの時代から何台も使っているそうで、漫画家でホームページを立ち上げた2番目か3番目かのひと(本人曰く)。ただ、マンガ原稿は手書きで描いて、それをスキャナーで読み取ってファイルを編集部に送信しているそうで、かなりアナログチック。ただ、本人の言い分には説得力があり、もしこの世から電気がなくなってもマンガは描けるとのことで、パソコンがないとマンガが描けないのはどうかと問題提起していた。

今回、このイベントのために『Mac不安ちゃん Tシャツ』を作ったのだが、これは作者の自腹によるもので、編集部スタッフも買わされたとのこと。売れ残ると作者に負担がかかるのだが、参加者全員分用意されたTシャツは半分ぐらい売れ残ったようだ。私もその心意気に感じて買いたかったのだが、着る機会もなさそうなので申し訳なくも購入は控えさせていただいた。ゴメン!

なお、作者は漫画家でありながら劇団員もしており、その講演のチラシをもらった方には『Mac不安ちゃん』デザインのチロルチョコを1個贈呈ということで、私もいただいた。


8限目は質疑応答&プレゼント大会。
まずは「表紙のタレントはどういう基準で選出されるか?」との質問。ほとんど担当者(副編集長)と編集長、デザイナーの3人の好みで決められるそうだ。『Mac Fan』は創刊準備号から表紙のタレントに意外性があり、毎号、表紙が楽しみだ。ちなみに創刊準備号と創刊号はプロレスのアジャコングだった。最近では西郷輝彦氏が表紙を飾っていたが、彼はバリバリのMacユーザーということで、そのような撮影裏話を読むのが楽しい。
また、ほとんどのタレントがノーギャラで撮影に応じているとのこと。以前はPowerBookを持ったところを撮影することが多かったが、最近は「大人の事情」でしづらくなったとのこと。また、3,000万部突破記念号では直前まで表紙タレントのキャンセルが続き、結局スティーブジョブズの写真を掲載することとなったが、その使用料がこれまでで一番高かったとのこと。
さらにはタレントの戸田恵梨香は『Mac Fan』の表紙にすでに3回出ているが、編集長曰く、「戸田恵梨香は『Mac Fan』が育てたようなものだ」。それが正しいのかどうかはわからないが、たしかに戸田恵梨香が非常にかわいく表紙を飾った『Mac Fan』はいずれも印象に残っている。私は買った『Mac Fan』を山積みにしていたが、一番上には戸田恵梨香が表紙の号を置いていた。
若い参加者からの質問もあり、年齢を聞くと高校生かと思ったら中学生。なかなか若者らしく、ストレートに手厳しい要望を出していたのは微笑ましかった。

質疑応答のあとはいよいよプレゼント大会。受付時にもらった参加者シールの番号を抽選で選ぶのだが、50数社から80数点の協賛をいただいたとのこと。途中で参加者に一部が帰っているので、私も残っていればなにがしかの賞品が当たったと思うが、このあと用事があったため、参加者シールを隣の参加者に差し上げて18時に会場を後にした。


講義形式で進められたイベントだったので、ちょっと固いところもあったが、内容は結構柔らかく、90年代のMac業界の雰囲気を感じることができた。
編集長曰く、かつて大阪で行なわれた『Mac Fan Expo in Kansai』のような大規模なイベントは厳しいとのことだが、今回のような規模なら開催も可能とのことなので、次回の開催にも期待したい。


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