Cuisine WDYTO30

セックスと美味しいご飯。音楽と美味しいお酒。30過ぎてはや半年以上、食べずらい盛り付けと味付けでアナタにお届け。

駒場東大前(代沢)「焼肉 韓てら」

2005-01-05 23:56:38 | 食べる男
肉を食らいたくなるね。うん。なる。

おせち→カレーときたら、ジュ・ワーに決まってる。

しかも連休明けで人もまばらな会社に行ったって、
新年早々一直線に部長にゴアイサツに行ったって、
昼飯ついでにタクって明治神宮まで行ったって、
やる気なんか、でなあしない。でやしない。

スライムみたいに半液状化した正月ボケは
炭火で炙って網目をつけて、ほうばるしかない。

「手、冷たいね」

「うん。心があったかいからね」

みたいなやり取りと同じくらい当たり前のように、
淡島通り沿いのいつもの焼肉屋へイザナワれました。

店の前には相変わらず高級外車がズラリ。

まず店先で出迎える店長さん(多分)が違う。
やせたチョウ・ユンファと見紛うばかりの男前香港スター。
ママさんと思われるチャイナドレスのスラット奥方は、
決して愛想笑いを見せたりしないー。ソオオナイス。(陽水)

タレントやらミュジシャンやら芸能業界の客が多いらしいのは、
絶対この二人の過去が関係しているに違いない。知らないけど。
聞けば宇〇多一家もそろっていらっしゃるとかそうでもないとか。

広めの店内には個室もあって(部屋代だけで一万円だそう)、
見た目は叙々苑並の威圧感だけど、なぜか入って見るとそうでもないところ。

学生のころ、焼肉と言えば牛書くだったに違いない。
といってもまだまだジョジョ苑までは自腹では行きません。

そんな30手前のヤモメ財布でも十分満足、かつ程よい贅沢感が味わえる。

旨ーい焼肉なら他にも沢山あるだろうけど、
ここ4,5年、初めてのオデートでも「焼肉いこうよ」
と普通に誘える貴重なお店です。

タンからハラミ(どっちもほぼ売り切れてた)、ロースにカルビ
トントロ、地鶏まで一通り、一番上でなくても、十分にウマイです。

ビールではじめて、ユッケ、韓てらサラダ、味噌タン、地鶏、
スープをはさんでカルビ、マッコリに変えて、コムタンクッパ。
最後に小豆杏仁でマンプク、してもオヒトリ5000円ちょっと。

もうちょっと贅沢するならハラミと上のカルビでご満悦。

韓てらカルビをほうばって、
コムタンの米をすすりながら、
酸い目のマッコリをグビっとしたら、
ほうら今期も乗り切れるでしょ、と
レジ越しにユンファとスラットが微笑んでおりました。

どうですか。お客さん。

ジュ・ワーてしたくなってきた。な。


Machinehead/Bush