ブックサファリ

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これは名作だ!

2014年05月27日 | ことば
百田尚樹さんの作品「海賊と呼ばれた男」を紹介します。

実話をもとにした作品で、主人公の国岡鐵造率いる石油販売会社「国岡商店」の物語。
アメリカとの戦争で何もかも失った日本でしたが、国岡商店も例外ではなく、
鐵造も全財産を失い、会社は壊滅的な状態。

そんな状況にもかかわらず、ひとりも馘首(解雇)することなく、
戦後の激動の時代の中で起死回生を繰り返して行く様はとても言葉では
表すことはできません。

この偉業を成し遂げることができたのは鐵造の信念だった。
その信念が何なのかは是非、本作品を読んでください!

この信念はいまの日本では失われつつあるように思えてなりません。
日本人の誇りとはなにか、どういう信念を築いて生きてかなければいけない
のかを学べます。

ひとりでも多くのひとたちに読んで欲しいと思ったので紹介しました。


海賊とよばれた男 上
クリエーター情報なし
講談社


海賊とよばれた男 下
クリエーター情報なし
講談社

もっと勉強しないと

2014年05月22日 | ことば
飛行機のファーストクラスに乗るひとは、本を読む量が圧倒的に多いそうです。

勉強しないと成長できなくなり、その人の収入は限られたものになります。

タクシーの運転手さんが英語を習うと、外国人のお客様を担当して、
観光で1日まわることができます。

モナコのホテルのドアマンは、1番景気のいい国の語学を勉強しています。
「ファーストクラスに乗る人のお金」中谷彰宏 P136~P137

お金に好かれるにはどうしたら良いかが、分かりやすく書かれていました。
私ももっと勉強しなければ・・・


ファーストクラスに乗る人のお金―自分の器が大きくなる61の方法
クリエーター情報なし
きずな出版

男はお金が9割

2014年05月19日 | ことば
この本をきっかけに里中先生の本を貪るように読んでいます。

綺麗事が無く、痛切な言葉が非常に勉強になるからです。

タイトルがそうでしょう。

とにかく考え方を変えさせられた良書だと思っています。

男はお金が9割
クリエーター情報なし
総合法令出版

ヒツジで終わる習慣、ライオンに変わる決断

2014年05月15日 | ことば
何度かこのブログの記事に引用した書籍です。

挑戦し続けているひとをライオン、自分では何もせず、挑戦者の陰口を
言い合っているひとたちをヒツジに例えて綴られています。

どれも本質をついていて、「やべえ、俺ヒツジだ!」「この内容については俺ライオン☆」
という感じで読み進めていました。

ヒツジはもらうために必死に生きる。
ライオンは与えるために必死に生きる。P158


ヒツジで終わる習慣、ライオンに変わる決断: 自分にイノベーションを起こそう!
クリエーター情報なし
実務教育出版

千円札は拾うな。

2014年05月12日 | ことば
2006年1月25日初版発行の書籍「千円札は拾うな。」を紹介します。
丁度この頃、僕は読書にのめり込み始めたので、読書歴はまだ約8年だと
気付かされました。
もう手元に無かった本ですが、ブックオフでたまたま見つけてまた読んでみました。
調べてみると、著者の安田佳生さんが運営されていた会社「ワイキューブ」が、
2011年に活動が中止されていてとても残念に思いました。
当時は、この本に記されていた「残業をやめれば給料は増える」という文句に心酔していましたが、
今では逆に保守派の里中李生先生が推奨されている「不況なんだから男は馬車馬のように働くべき」
という教えに共感しています。
恐らくこの8年の間、1ヶ月で本を全く読まなかった月は無く、
多いときは20冊は読んでいたと思いますが、
自分の考えが常に変化してきたということに、
感慨深い感情が湧いてきます。
この本で僕が一番好きなはなしを紹介します。

一手先で「損」とみなすか、三手先の「得」と見越すか
ニューヨーク・ヤンキースのショートにデレク・ジーター選手がいる。
彼はセカンドにいるときにヒットが出ると、アウトになる可能性があっても、
必ずホームに突っ込む。
これが日本なら、コーチが止めることが多い。
実際ジーターがホームでアウトになる場面もしばしばある。
だが、ジーターのそうしたプレーは大リーグの多くのファンをわかせ、彼の収入増加に貢献している。
一見ジーターがホームでアウトになるのは、チームにとってもジーターにとっても「損」である。
しかし、ホームに走り込むジーターの姿を見て、観客はわき立つ。・・・結果、観客動員数も増える。
・・・ジーターがアウトになることには、単なる「ひとつのアウト」以上の価値がある。P47~49

どんな投資でも、一手先の戦略よりも、三手先で回収する戦略のほうが、
勝率が上がって、リターンも大きくなる。P51

目先の小さい利益だけに拘らず、より視点を大きくしなければ捉えられない利益を得ることの
重要性を説いたおはなしです。

他にも面白いはなしが沢山あるので、興味ある方は是非読んでみてください。


千円札は拾うな。
クリエーター情報なし
サンマーク出版