私のPC自作部屋

これまで作ったPCの苦労や失敗談、今取り組んでいるアイテム等を綴っていく予定です。

Windows8.1 の巨大ファイル「ハイバネーション(hiberfil.sys)」の役割とは?

2014-08-21 02:44:59 | OS・ソフト
まず、デフォルトの状態です。

エクスプローラーで、C:ドライブを開き、「表示」タブから「隠しファイル」にチェックを入れると以下のように「hiberfil.sys」ファイルが見えるようになります。



なんと、6.3GB以上の容量を喰っています。

この状態で、Windows8.1 のシステム設定がどうなっているのかを調べるには、以下のように 管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。



コマンドプロンプトの入力画面がひらいたら、「powercfg.exe /a」と入力します。exe と / の間には半角スペースを入れてください。



「hiberfil.exe」が動作している状態では、「スタンバイ」「休止状態」「ハブリッド スリープ」「高速スタートアップ」の4つの機能が有効になっています。

次に、「hiberfil.sys」を殺してみます。

やり方は、コマンドプロンプトから「powercfg.exe /hibernate off」と入力します。

その後に「powercfg.exe /a」を入力し、システム状態を見てみたのが以下です。




「スタンバイ」以外の機能が、全て殺されています。

つまり、Windows8.1 における「hiberfil.sys」は「休止状態」「ハブリッド スリープ」「高速スタートアップ」の3つの機能を担っていることになります。

一方、エクスプローラー でみてみると、



確かに、「hiberfil.sys」ファイルが消えており、ディスクの空きも増えています。

休止状態を使わなければ消してもよさそうに思えますが、「高速スタートアップ」の機能も一緒に消えてしまうとなると、安易に削除しない方が良いかもしれません。

実際に削除してみましたが、Windows8.1 のPW入力画面になってから、即PW入力しようとしても ワンテンポ(0.5秒程度)待たないと入力できない、といった差ぐらいしか感じられませんでした。(慣れてしまうと、違和感はほとんどないレベル)


「hiberfil.sys」を元通り有効にするには、以下のコマンド「powercfg.exe /hibernate on」を入力すればOKです。



実際に試される場合は、あくまで自己責任でお願いします。
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