今日は三歳牝馬クラシックの第2弾、オークス(G1、東京芝2400メートル)です。
殆どの馬にとって初めての距離ですし、雨によって馬場も重くなるという、三歳の牝馬にとっては過酷なレースとなりそうです。
桜花賞馬エンプロイダリーのクラシック連覇なるかに注目が集まりますが、距離と馬場をうまくこなすことが前提となるので絶対視はできませんね
アルマヴェローチェ
2番人気。
桜花賞ではエンプロイダリーに僅差で敗れましたが、距離が延びてよさそうなのはこちらでしょう。
タフな馬場や展開もこなしそうですし、桜花賞で勝ち馬に最後までしぶとく詰め寄った末脚は東京コースでも活きるのではないでしょうか
オークス史上77年もの間、優勝馬が出ていない鬼門の1番枠に入ってしまったのはなんとも言えませんが、コースロスがないのはプラスに捉えた方がよいでしょう。
パラディレーヌ
6番人気。
アルマよりも人気がなく、馬券的な妙味があるとすればこの馬でしょう
前走のフラワーカップ(G3)で2着に入りましたが、桜花賞には向かわず、オークスに直行してきたのは勝負気配を感じますね。
デビュー以来ずっと1800メートルのレースを使われてスタミナは十分ですし、初となる東京コース向きの長くいい脚を使えるタイプかと思います
ローカルの鬼・丹内騎手の初G1制覇を期待したいものです。
もっともオークス向きの血統・脚質といえるリンクスティップ、末脚強烈なカムニャック、のびのびと走れたときのエリカエクスプレスやタガノアビーなどにも魅力がありますねえ。
時に超伏兵の台頭もある舞台ですから、楽しみですね。