井戸端談義・徒然記(MEi日記)

眺める人生は 楽しい 

或る思い出

2012年11月10日 | Weblog


寒い日が続くと数年前から見てるホームレスの人や、ドライブ旅行で出会った鹿児島のヤンキー少年を思い出したりする。こんな夜美容師になりたいと言ったあの金髪の少年は如何してるのか又ずたずたに傷んだ二輪車を騒音を立てながら走り回っているのか。この若者とのきっかけはこんな時だった五月蝿いので睨みつけた。その時若者は私の車を見て「北九州から来たとネ」と言った、「北九州は都会や

ろね」とも言った。「あんた仕事は」と聞くと何もしよらんと言う。「先々何か考えとると」聞くと「美容師になりたか」と言う。そんないい気持ちがあるのなら、「その気になってやれば出来る」そこで私はひと言「それを一生かかって
やる積りでやりなさい」と言って別れた。彼は地元の温泉場を教えると例のバイクでけたたましい音を残して友人と消えて行った。冬という季節は人を懐古調に

してしまう。然しホームレスの人によれば、夏の暑さより冬の寒さの方がしのぎ易いという。寒いのが嫌いな私には意外な言葉であった。積まれていた薪も大分無くなっている。人が選ぶ道はそれぞれであろうが、この寒い夜を過すを思えばホームレス(数年前から見る人)より外に道がある様な気がするのだが・・・またこの寒さに耐える生活力があれば、かなりの仕事は出来る筈だとも思う。

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