「ひろきち」の旅行ログ

ひろきちが訪れた街の記憶を国・地域別にまとめています。 hirokichi_max@mail.goo.ne.jp

ひろきち、胃カメラを飲む!の巻き

2006年04月21日 23時41分17秒 | ◆その他


そう、タイトルのとおり、胃カメラを飲みました

事の発端は、先週の火曜日早朝(6:00ごろ)、胃がケイレンして目が覚めたんです。
胃袋を掴まれるような、ぞうきんのようにしぼられるような、そんな感じの痛さ。

こんなの初めてだったのでびっくりして、いそいで胃薬を飲んだのですが良くならず、昼過ぎまで布団の中でもだえてました。

次の日、近所の病院にいったら、とりあえず胃潰瘍の薬を出されて、1週間様子を見ようということに。

しかし、1週間たっても違和感は残り、背中まで痛くなってきた。
近所の病院はかなりおんぼろで、うちのばあさんの骨折が写らないようなレントゲンしかない。

そこで、今年4月にオープンした関西医大枚方病院へ行ってみることにした。



別に病院にいく前に寄り道したわけじゃありません。
病院の中にドトールがあるんです。
大きなプラズマテレビも置いてありました。

で、院内はこんな感じ。
空港みたいでしょ。



受付を済ませると、「受付機」に行けと言われた。



このマシーンである。
おばさんと話している紺のスーツの女性は案内係。
同じスーツを着た女性が5人くらいこの受付機の前にいて、案内している。
ひろきちのところにもさっと寄ってきて、説明をしてくれた。
みんなすらっと背が高く、空港のグランドアテンダントのようです。



受付機に診察券を通すと、PHSが出てきた
院内にさえいれば、順番が来れば呼び出してくれるという。

この日は予約の人がいっぱいいて、初診のひろきちの順番はずいぶん後になりそうだとのこと。
このことを説明するだけで、「申し訳ございませんが」を本当に申し訳なさそうに何度も繰り返す内科の受付係。
総合受付もそうだったが、混雑していることや不便があることに触れるたびに「申し訳ございません」と言っていた。

で、時間もあることだし、そこらへんに座って本でも読もうとイスに腰掛けて本を開いた瞬間、

♪~♪~♪♪~♪~♪♪~♪~

振り返るとなんと!



自動演奏の白いグランドピアノ!!

まじすか・・・
ひろきち開いた本は「組み込みLINUX入門」。
勉強(仕事)のムズカシイ本です。

流れる曲は「天空の城ラピュタ」、「となりのトトロ」などのジブリ映画の音楽。
ムズカシイ本はそっこー閉じて、くつろぎモードに・・・。

しばらくまったりしながら、受付でもらった病院のパンフレットを見ると、なんと最上階に眺望レストランがあるとの事。

さっそく行ってみた。



ここはエレベータを降りたすぐの、エレベーターホールからの眺めですが、レストランからは反対側の淀川を見下ろす眺めもあり。

すげ・・・

デパート顔負けでございますな・・・。

まあしかし、いくらなんでも医者はどこも同じで淡々としてるんでしょう。
たまに異常に愛想の無いヤツもいるしねー。

なんて思っていたんですが、

「はい、こんにちわ。どうされましたかー?」

って、超爽やか!
いろいろ丁寧に話を聞いてくれて、念のためにちゃんと検査しておきましょうと言うことに。
で、血液検査と内視鏡検査をすることになったと言うわけです。

ひろきちの会社の健康診断は、30歳と35歳と40歳以上しか血液検査が無く、胃のレントゲンも40歳以上だけなので、今年34歳になるひろきちとしてはちょうどここらで検査しておいてもいいかも。

しかも健康診断だと保険がきかないけど、病気で行ったら適用されるからね。

この日は血液を採って、内視鏡は3日後になりました。

で、3日後。
まずは、内視鏡検査の準備。

はじめに、胃の中の泡を消すために苦ーい白濁色の液体を一気飲み。
げーっ、まずぅー。

次に口の中の麻酔。
透明のゼリー状のものを一口含み、3分間そのまま。
げーっ、苦ぁー。

だんだん舌が麻痺してきて、どんどんのどのほうまで効いてくる。
この日ひろきちは風邪でのどがはれてたんだけど、この麻酔のおかげで痛くなくなりました。

最後に胃腸の運動を弱める注射を肩に。
ひろきち、注射は平気。

で、いよいよ胃カメラです。

胃カメラって「おえー」ってなるって聞いてたけど、ひろきちもなるのかなー。
ひろきちけっこう平気だと思うなあ、だって風邪引いたときにのどに苦い薬つけるけど、あれぜんぜん平気だし。

「はい、これ軽く噛んでくださいね」

とプラスチック製のマウスピースみたいのくわえさせられて、いよいよ管が口の中へ。

のどの中に入ってきたあたりはとりあえずOK。

「あー、のどが荒れてますねー」

と言ったあと、

「はーい、じゃあ中見て行きますよー」




「グゲゲゲゲゲ~~~~~」



ひろきちもなりました・・・。

でも、ひとつ勘違いしていたのは、のどに指を突っ込んだときの「おえ~」ではなく、もっと条件反射的な「ゲ~」でした。
どっちかと言うと、勝手にのどが鳴っていると言う感じでそんなにつらくはなかった。

この「ゲ~」はのどの細いところを通るときだけで、そこを通ってしまえばあとはなんともない。
けど、胃の中で管があっち向いたりこっち向いたりしてるのが分かって気持ち悪かったっす。
管の冷たい感じもちゃんと分かるんですよー。
胃の内側もちゃんと触覚があるんですねー。

で、さすがデパート並みのサービスの病院、検査の間中看護婦さんが

「楽になさってくださいねー」とか「あー、いまちょっとつらいですねー」とか言いながらすーっと背中や腕をさすってくれてました。



さて、検査の結果ですが、

異常なし!!!

血液検査の結果も、十二指腸も胃も食道も、まーったく異常なし。

健康優良児!!!

ちょっとまってよ、じゃあ、このおなかや背中の痛みは何ですか・・・?

医者:「しばらく様子を見ましょう」

なんじゃそりゃー、ぜんぜんすっきりせんわー

どうでしょう、これ。

とりあえず、寝る前1時間でなければ酒も飲んでもよいとのことなので、さっそく飲んでますが、今でもおなかシクシク痛むんですけど・・・

というわけで、今日は「また行きたくなるような快適な病院」のお話でした。





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2 コメント

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大変でしたね (Hiro)
2006-04-22 18:16:22
文面からすると仕事の何日か休んだのですね。



胃の病気は仕事人にとっては職業病かも知れませんね。



お気をつけて。



私も数年前 1度だけ軽い胃潰瘍になって医者に行ったことがあります。

「お酒は飲んでもいいですか?」とは聞けませんでした。

理由は簡単です。「ダメと言われたら困るから」であります。

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爆! (ひろきち)
2006-04-23 23:54:57


Hiroさん、こんばんはー



ぶはははは!それ分かります!

聞けないっすよねー、飲んでいいですかって。



ひろきちの場合、医者のほうから

「寝る前1時間は控えてくださいね」

って言ってくれたから、あ、なーんだ飲んでいいんだ。よかった。



って感じでしたけどね。



どうやら胃潰瘍になってもガンガン飲むような人がいるみたいで、医者としてはそういう最悪の状況を阻止したいみたいです。



Hiroさんもお酒お好きみたいですけど、お互い飲みすぎには注意しましょうね。



え?注意しても飲みすぎてしまうから酒飲みなんだって?はい、そのとおりです(笑)



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