スンホンと星の見える窓辺で

ソン・スンホンと韓国ドラマが大好きな私のつぶやきの部屋です

オーロラ姫-2

2016-02-06 14:10:13 | その他のドラマ映画




ファン・ママは姉たちに猛反対され、必死に説得したが強い姉達にはかなわなかった。

ロラも以前の生意気な態度を謝罪したが…受け入れてはくれなかった。

ロラはドラマでは脚本家が彼女を気に入って侍女の出番を増やしていた。

主役のチヨンがこれでは、どっちが主役かわからないわ…と文句を

いうほどだった。演技面では自分の意見をはっきり、言うので、はじめは

監督に嫌われた。ファンマもロラに味方をして、監督になぐられた。

そして、助監督を降ろされてしまった…



しばらくは、ロラは監督に

いびられたが、マネージャーが気を遣ってくれたり、ロラもこれでは、

いけないと、気づいて、自分の境遇を打ち明けて、謝罪した。

素直になったロラに監督もわかってくれた。

助監督を降ろされたファンマは執筆活動に専念できずにいた。

その頃、離婚してアメリカにいる次男と三男の妻達が交通事故に遭って、

重傷だとの知らせがきて、二人の兄たちはアメリカに旅立った。

長男は偶然、ファンマの姉のレストランの支配人に就職をした。

かつては、大企業の社長だったが、プライドだけでは、食べていけない…

可愛い妹のロラでさえ、家族のために頑張っているのだ。何不自由なく、育ってきたロラ…



彼はさすがに、知識人だけあって、マナーも態度もベルサイユのオーナーに

気に入られた…

オーナーとの会話の中でロラの話がでた、まさか支配人の妹とは知らずに

大事な弟に女狐が取り入って誘惑し困っているの。

と、ロラの悪口を色々と話し出した。今、弟の作品のドラマに出ている侍女役と

いうところまで聞いて、兄は妹のロラのことだと気がついた。

それは、大切な僕の妹だ…妹はそんな、酷い娘ではない賢くて純粋な娘だ…と怒った。

そんな時、アメリカにいる長男の妻から、知らせが来て彼女が癌に

かかっている事をきいた。長兄はすぐにアメリカに旅立った。

(こんなところは、ちょっと、不自然だな…)

家には年老いた母と、愛犬だけが残された。




ファンマは一人でいるロラの母親を気遣って、食材を買って、

ふたりでお昼ご飯の支度をし、一緒に食べた。ロラには内緒で…

そして、愛犬の世話もした。

ファンマの姉達は、助監督を辞めたはずの彼が執筆活動もしないで、

家を空けることが気になっていたが、取材かと思い見逃していたが、

ロラの家に行っていることがわかり、母親が一人の時に文句を言いに来た。

言いたい放題のことを三人で来て、まくし立てて、帰った。

母は返す言葉もなく涙ぐんだ。帰ってきたロラは母の様子がおかしいので

何かあったの?と聞いたがはじめは何でもないわ。と答えるが、どう見ても、

ただ事でないと感じたロラに執拗に聞かれ、実は、昼間ファンマが毎日来て

お昼を一緒に食べてくれていたが、お姉さんが来て、文句を言われた事を告げた。



ロラは怒りがこみ上げてきた…

自分は何を言われても、我慢するが、母親を傷つけられることは、許すことが

できなかった。ファンマに会って、文句を言ったが怒りが収まらず、



姉達の家に行き、抗議をした。姉達は怒り、生意気な小娘ね~とまた、色々と、

言い合いになったのだ。ロラも我慢をしてきたことをぶちまけた。

そして、ついに、もう彼とは会わないと、言い切った。



彼はロラをなだめたが、ロラは強い態度で、もう終わりよ!と叫んだ。

そして、彼がいくら電話をしても、応じようとはしなかった。


一方、マネージャーのソルは献身的にロラをサポートし続けた。

今では車も自腹で大きなワゴン車を調達し、CM も彼女のために売り込み営業で獲得した。

シャンプーのCM を取りましたよ。




ロラは喜んだ…これで、借金も返していけるわ。

ソルは家で両親にロラの素晴らしいところをいつも話していたので、

両親は彼女に会いたくて、内緒で撮影現場に見に来たりしていた。

頼りがいのあるソルに、ロラはすっかり頼っていた…兄もアメリカに行って

ファンマとも別れた…ソルは兄のような存在だった。

ドラマの撮影も大好評で終わった。

ロラに次のオファーがいくつか来ていた。

特別にマネージャーとお祝いの食事をした。

感謝の気持ちのロラにソルは真剣な顔で告白をした。

ロラは驚いたが…彼女がいることも嘘だったと聞き、

父はハンガン銀行の会長だということも正直に言って

マネージャーの仕事も独立するための修行だと…

戸惑いながらも、ロラはもう、ソルとは離れたくはなかった。

こんなに信頼でき、尽くしてくれる人は居ない。

ご両親に挨拶に行くと、撮影中にファンとして、何度も来てくれた

二人だったので、また驚いた…

そして、あとで判ったが、ソルの母が腕を痛めて、料理が出来ないときに

偶然にも臨時でロラの母親が家に行って、料理を作っていた時があったのだ。

その時も年老いた母を気遣ってくれて、買い出しや下処理は

別の二人の家政婦さんがやってくれて、味を気に入ってもらい

本当に料理だけをやらせてもらったのだ…

母も、奥様の人間性を褒めていた。



ふたりの結婚の話も煮詰まってきた頃……

突然、ファンマの姉達がロラを訪ねてきた。

お願い!…弟を助けて…ロラは突っぱねた…もう、関係ないので来ないで下さい。



そんなことを言わないで…弟が出家すると言って寺に入ってしまったの。

説得できるのは貴女しか居ない…今まで悪かったわ…何でも言うとおりにします。


随分勝手な言い分だけど…姉達にすれば、藁にも縋りたい気持ちなのかも、

心当たりのお寺を探して、やっと居場所を掴めたので、私たちが行っても

また、他の場所に逃げられるか、説得は出来ないので…

ロラに頼るしか無かった。

ロラは関わりたくないと思いながらも、やはり、ファンマが

出家するのは止めたかった。車で数時間かかる地方の寺に姉達と行き

泊まり込みで彼を説得した。



帰ってきたファンマに姉達は喜び、結婚も許したが…

ロラは迷った…ソルやご両親…あんなに好い人たちを裏切れない。

でも、ファンマは初恋の人…やっぱり、好きだった…

客観的に見れば、どう考えてもソルと結婚した方が幸せになりそうだが…



ロラはソルに別れを告げた…

やっぱり、ファンマが好きだと…ソルの辛そうな顔…

ロラも残酷だ…ソルは好い人過ぎる…

凄いショックなのに…彼女を非難しない…

マネージャーの仕事をキチンと片付けて、両親にも話して、

スイスに旅立った、両親もがっかりしたが、彼女を非難しなかった。







ファンマとロラは結婚して、幸せな日々を過ごした。が…

それも、つかの間だった。


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