スンホンと星の見える窓辺で

ソン・スンホンと韓国ドラマが大好きな私のつぶやきの部屋です

武神

2016-04-17 15:48:02 | その他のドラマ映画



武神 全56話

漸く、観終わりました。ずいぶん前に録画をしてあったのですが…

一話目が、酷くて、、気乗りがしなくて、ずっと観なかったけど…

いざ、観てみたら…良かったです…



キム・ジュヒョク演じるキム・ジュンが、奴隷の身分から

武士の最高位 閣下まで、上り詰めた英雄伝説です。


高麗王の高宗は長期の在位40年の陛下だが、その実権は、



武士である、チェ氏が握っていた。その、最高位閣下が

当時は強い権力を持つ、チェ・チュンホン(チュ・ヒョン)だったが…




1217年 高麗の中期…チェ・チュンホンの圧政に不満を持った

僧侶達が反乱を起こすが、惨敗をした…

当時の政治の実権を持つ、都房(トバン)は、反乱軍の残党を

捕らえるために兵達が村を襲撃…その村で師匠のスボム(カン・シニル)に



見守られ、幼い時から、ウォラ(ホン・アルム)と兄妹のように、仲良く暮らしていた

僧侶のムサン(キム・ジュヒョク)も連行され、身元の確認を…

その結果、かつて、チェ・チュホンの屋敷から逃げ出した奴卑の息子キム・ジュン

だと発覚した。キム・ジュンは処刑されそうになるが、





チェ・チュホンの長男 チェ・ウ(チョン・ボソク)の娘



ソンイ(キム・ギュリ)のおかげで減刑された。






そして、労役場送りになる。

ウォラも下女として、都房(トバン)の厨房に送られつらい日々が…

労役場で、牛馬のごとく、働かされるキム・ジュンに

監督官のチェ・ヤンベク(パク・サンミン)も奴卑の身分で

撃毬(キョック)現在のポロのような試合、(実際には激しく殺し合い)で

勝ち残り、監督官に出世したそうだ。





今度、また試合が有るので、腕に自信のある者は出場するという…

キム・ジュンも出ることにした。村での僧侶の時、兄弟子達と武芸の

修行もしたので、少しは自信があった。




一時試合に勝ち、二時試合でも勝ち進んだが…



キム・ジュンの壮絶な試合ぶりは観ている観客を、興奮させた。



チェ・ウの娘チェ・ソンイも彼の戦いぶりに魅せられた。

しかし、相当な深手の傷を負い、絶対安静と医師から言われたが…

キム・ジュンは男として、最後まで出ると言った。

ソンイは、心配をして、御殿医を呼んで痛み止めや特別な薬を

処方させ、父親に頼んで、チェ・ウが使ったキョックの匙を渡した。

監督官のヤンベクも自分の馬を貸してくれた。

みんなが、キム・ジュンの強さに期待をして、協力した。



そして、最終試合に勝ち残った最後の一人になったのだ。



ソンイは興奮した。こんな気持ちになったのは初めてだった…

私が命を救った奴卑がこんなに強い男だった…



チェ・ウも賞賛し、褒美に剣を賜った。剣を与えるのはヤンベクに続いて、

今までにまだ、二人しか居なかった。ふたりは伝説の勇者になった。





チェ・ウは勇者キム・ジュンに望みは何かと訪ねると、妹ウォラをスボム師匠の寺に

帰して欲しいと願う。

ウォラはその頃チェ・ウの妻の友人の娘だと判り、厨房から、奥方の側に付く

女官になっていた。



ウォラはキム・ジュンから、離れたくなかった。だから、寺に帰されるのを拒んだ。

ソンイは死ぬ思いで戦ったのは、自分の為でなくウォラの為だったのかと

嫉妬心が…



キム・ジュンは、小軍将に取り立てられ、チェ・ウのふたりの息子

萬宗(マンジョン)兄弟の随従を任される。




萬宗、萬全のふたりは庶子(芸妓との子)

の為、息子と認められず本人達も劣等感の為か性格が悪く、素行も酷かった。

毎日お寺に勉強に行かされるが、僧侶の指導も上の空、居眠りばかり…

千人もの僧侶が居るという大きな寺、興王(フンワン)寺には、立派な蔵書閣があり、

ふたりの勉強の間、キム・ジュンは素晴らしい書物を自由に読めた。

毎日知識を沢山吸収していった。元々、僧の修行の時も書物を読んだが、

此処にはもっと、多くの書物があったのだ。



そこに、高僧ヘシムの一行が来て、キム・ジュンの学識に感心する。

やがて、チェ・ウもなかなか、会うことができない彼の師でもある、

ヘシム禅師に会う為に興王(フンワン)寺に到着したが…







それを狙っていた、チェ・ウの弟チェ・ヒャンの刺客に襲われた。

ちょうど、同じ寺に居て、騒ぎを聞きつけたキム・ジュンが助ける。




閣下チェ・チュホンも年老いて、臨終が近づいていた。

以前、チェ・ウは閣下に呼ばれて、閣下の署名だけが書いて

ある、白紙の書類を渡された。その意味は…

そして、私が死んでも、決して此処に駆けつけるな…

(弟のチェ・ヒャンが命を狙っていると言うことか?

 閣下の寝所にはチェ・ヒャンの部下で占められていた…)

チェ・ウが寺で襲われた夜、チェ・ウの側近で、彼の頭脳でもある、




パク・ソンビ(キム・ヨンピル)がキム・ジュンを呼んで




彼にひざまづいた。キム・ジュンは驚いて座った。



人を見る目に長けている彼は

キム・ジュンの学識を見込んで助言を請うたのだ。






女癖の悪い兄の萬宗は、以前厨房の近くでウォラを見かけて、気に入り、

自分の女にしようと、狙っていた。だが、奥方の女官になったので、

簡単には手を出せなくなっていた。そんな時、奥方はウォラが、キム・ジュンを

好いている事を知り、彼と結婚させようと考えた。

夫のチェ・ウに、相談し、許可を得ると、キム・ジュンにも話した。

彼はウォラが、それで安心するならと、承諾した。



結婚話が広がり、チェ・ヤンベクも知った。彼はウォラを最初に

見たときから、心惹かれていたが、きっぱり諦めた。

その事を知った、ヤンベクをずっと、片思いして追いかけていた、

ソンイのお付きの女官チュンシムがウォラに嫉妬して、ウォラを騙して、

町に連れ出し、ウォラを好いている萬宗が待っている妓楼まで、

ならず者にさらわせて、連れ込んだ…そして、萬宗に渡し、彼が

手込めにしてしまった…

純真なウォラは、絶望し、自害した。

キム・ジュンは驚き、嘆き、悲しんだ。

事態を知ったチェ・ウは、激怒した…萬宗兄弟、女官、兵士、妓楼の女、ならず者

関わった者総てを捕らえ、処刑を命じた…武官達は息子の萬宗達まで処刑

するのは、と、許しを願い出たが



頑固なチェ・ウはすぐには許さなかった…

弟の萬全は自分は関わって居ないと言ったが、共同責任だと…

姻戚の叔父たちが、願い出て、やっと、許されたのだ。

萬宗たち兄弟は遠くの寺に送られた。





一方、チェ・ヒャンはチェ・チュンホン閣下の危篤を知らせるため、側近の

キム・ドンミョンをチェ・ウの屋敷に向かわせるが、その頃、

チェ・チュンホン閣下はすっかり元気になっており

チェ・ヒャン達の目を欺くために、盛大な宴会を準備させた。

(最後の丸薬で、残りの寿命を最大に燃やした)


チェ・ウはキム・ジュンの助言通り、チェ・チュンホン閣下の密旨を使って

キム・ドンミョンを味方に引き込み

、チェ・ヒャン一派の計略を潰す算段に取りかかる。



キム・ドンミョンの口車に乗せられ、チェ・ヒャンが配置した伏兵は武装解除し、

チェ・ヒャンに味方した3人の将軍は斬首される。

その頃、宴席のチェ・チュンホン閣下は、いよいよ臨終の時を迎えていた。

そこへ3人の首を持ったチェ・ウが現れる。

安堵したチェ・チュンホンは、チェ・ウに後を託すと宣言して杯を掲げ、

息を引き取った。そして都房(トバン)をチェ・ウが、継いだ。


チェ・ウは都房(トバン)強化し、来る蒙古への脅威に備えていく。

そして、名門のキム・ヤクソン(イ・ジュヒョン)とソンイを結婚させようとする。




一方、教定別監(キョジョンビョルガム)キム・ヤクソンとの縁談を嫌がり続けるソンイは、


キム・ジュンへの想いを止められない自分に気づく。



結婚の日取りが近づいた日、ソンイは決心した。

お寺に行くと言って、朝早く、キム・ジュンを連れ出した。

馬に乗って走り続けた…キム・ジュンは疑わずについて行くが…

あまりに遠出なので、さすがに、気になり、何処まで行くのかと…

そして、船着き場に着くと初めて彼女の想いを打ち明けた。

ふたりで、遠い所に逃げましょう…全てを捨てるわ。



キム・ジュンは驚いた。そして、私はソンイ様に命を救われました。

しかし、今は閣下の為に命を賭けると誓いました…閣下に背く事は出来ません。

その頃ソンイの屋敷では大騒ぎ、朝早く寺に行くと出かけたソンイが寺に着いていない…

キム・ジュンも居ない…ヤンベクに命じ探しに行かせた…

船に乗らずに説得を続けるキム・ジュン…やがて、ヤンベク達が港にきた。

帰りましょう…ソンイも諦めた。



チェ・ウの怒りを買ったキム・ジュンは蒙古の脅威にさらされる西北面に派遣される。


一方、母からキム・ジュンの生死が彼女の決心にかかっていると聞かされたソンイは、



観念し、キム・ヤクソンと婚礼を挙げる。




それから、数年後…

病弱だった、母親チョン氏が亡くなった。

ヤクソンとソンイの間にも息子と娘が生まれていた。

その頃、ハムシンジンに蒙古の大軍が押し寄せた。

準備も不十分なか、戦争が始まった。


亀州(クィジュ)城のパク・ソは周辺の兵力を集結させるとともに、キム・ジュンを

鉄州(チョルチュ)城に送る。

咸新鎮(ハムシンジン)は陥落し、捕らえられた城主チョ・スクチャンは、

名声を讃えられた父親と違って周辺各地に蒙古軍と共に

降伏を勧めて回る腰抜けだった。


けれど、チェ・ウを中心とする高麗軍部は、徹底抗戦を宣言する。

そして、キム・ジュンのいる鉄州(チョルチュ)城で戦闘が始まる。

その頃、テ・ジプソンを中心とする精鋭軍は、準備が念入り過ぎて、

いつまでも出陣が出来ない、

これに厳しくできないキム・ヤクソンの柔和な態度に、チェ・ウは苛立った。


一方、わずかな兵力で蒙古の猛攻を耐え抜いてきた鉄州(チョルチュ)城だが、

陥落はもはや時間の問題だった。

城主のイ・ウォンジョンはキム・ジュンに城を脱出させ、副将のイ・ヒジョクと共に、

敵軍に向かって突進していく。キム・ジュン達にはチェ・ウに状況を知らせる役目があった。

今までも常に詳しく地方の状況を手紙で知らせ続けてきた。

チェ・ウ側近のパク・ソンビは的確で詳細なキム・ジュンの手紙に満足していた。


一夜明けて、鉄州(チョルチュ)城は落ちた… キム・ジュンは蒙古軍の包囲する

亀州(クィジュ)城に向った。亀州(クィジュ)城のキム・ギョンソンとキム・ジュンは

少数精鋭で敵陣を奇襲し、大混乱に陥ったモンゴル軍は退却をするしかなかった。






一方、ようやく準備を整えて出陣した精鋭軍は、指揮者テ・ジプソンの

焦らず、ゆっくり進め…という指示に一刻も早く応援に行きたいと



精鋭軍に志願したチェ・ヤンベクは歯がゆかった。

洞仙(トンソン)嶺で休憩をしている時、蒙古軍の奇襲を受け

大半の兵士を失うが、キム・ユヌ率いる僧兵に助けられ全滅は免れた。



その頃、鉄州(チョルチュ)城陥落の知らせが都に届き、

ソンイは現地にいたキム・ジュンが生死不明だと聞かされる。



ソンイはキム・ジュンの無事を祈願するために二体の仏像を造らせた。



そして、毎日仏間に籠もり、祈り続けた…

夫のキム・ヤクソンは妻がキム・ジュンの為に祈っていることに

気づいていたが…知らぬふりをした。内心穏やかではなかったが…


南下を続ける蒙古軍は平州(ピョンジュ)城で民を虐殺し、亀州(クィジュ)城付近では

高麗中央軍が奇襲を受けて壊滅する。

その頃、都房(トバン)には無条件降伏を求める通告書が届き、

徹底抗戦を宣言するチェ・ウと、現実を見据えて降伏を勧めるキム・ヤクソンとが

意見をぶつけ合う。

結局、高麗側は和親を求める使者を送るが、蒙古軍は聞き入れず、

首都の開京(ケギョン)に迫る。

これを受けてチェ・ウはイ・ギュボに降伏文書を作成させるが、

そんな中、蒙古軍が興王(フンワン)寺に火を放つ。

それは元高麗の武将だった、ホン・ボグォンが裏切り、今ではすっかり、蒙古軍の

一員になりきって、アドバイスをしていたが、高麗の弱みは寺を焼くことだ

と、助言したのだ…

ちょうど、フンワン寺に向かっていた、キム・ジュンは前方に上がった火の手を

見つけた…寺の方面だと、急いで向かったが…着いた時は一面火の海だった。

キム・ジュンはスギ大師の身を案じ、探した…そして、危機一髪で大師達が

襲われている場所に着き、助けることが出来た…が、沢山の僧達が殺害されたのだ…

しかし、不幸中の幸いで、国の宝でもある、八万大蔵経はスギ大師が数年前に

別の寺に移して置いたので無事だった。






興王(フンワン)寺の焼失に驚愕し、無力さを嘆きながら降伏を決断するチェ・ウ。



こうして和議が結ばれ、激しい戦いが続いている亀州(クィジュ)城と

慈州(チャジュ)城にも、戦闘の中止が通達される。



最後まで亀州(クィジュ)城を守り抜こうとするパク・ソやキム・ギョンソンは、

使者として来た王族の説得に、ついに城門を開けて降伏する。

そして、キム・ジュンが都房(トバン)に戻り、心配していたソンイと再会する。



チェ・ウはキム・ジュンをねぎらい、再び側近として仕えさせる。





慈州(チャジュ)城で抵抗を続けていたチェ・チュンミョンも、

淮安公(フェアンゴン)の決死の説得に、ついに降伏を受け入れる。

王宮を訪れて高宗(コジョン)と面会した蒙古軍の総司令官サルタクは、



宴席でキム・ギョンソンの戦いぶりを称えて酒を酌み交わす。


戦争は終わったが、高麗の各地には蒙古の官吏であるダルガチが置かれ、

大量の貢物要求や、ダルガチの横暴に民の生活は困窮する。




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